現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
初めてアドベントカレンダーと出逢ったのは、私が自由学園の幼児生活団に年少組に通っていた頃。生活団でクリスマスシーズンが近くなると、先生方の手作りのアドベントカレンダーが手渡されていました。
1枚の紙にクリスマスにまつわる冬の風景が描かれていて、いくつもの窓やドアが描かれています。
持ち帰ると窓やドアの太線に保護者がカッターで切り込みをいれて、そこに書かれている番号の日付になったらそのドアにはさみを入れて、完全に開きます。
すると・・・、中から可愛らしい絵が出てくるのです。
12月1日から24日、クリスマスイブの日を楽しみに待ちながら毎日、カレンダーの扉を開けていくのがアドベントカレンダーです。
アドベントという言葉については以前の記事でご紹介していますので、良かったら>>こちらをご覧下さいね。
その後、アドベントカレンダーは久しく見かけていませんでしたが、高校時代のある時の担任がクリスマスシーズンが近付いてくると全員にクリスマスのアドベントカレンダーをプレゼントしてくれていました。
その先生、当時独身でしたから懐をはたいてプレゼントしてくれたんだと思います。今でこそアドベントカレンダーは日本製のものも少しはありますけど、当時はあんまり無かったはず・・。
担任がプレゼントしてくれたアドベントカレンダーはたぶん、ドイツ製のものだったと思います。絵が繊細で表面に細かい銀のラメがキラキラがついていました。日本に入ってくるアドベントカレンダーはデパートや教会でチェックしても素敵だな、と思うものの殆どがドイツ製なんです。
毎年使えるものなので私もいくつか、持っているんですが今年はまだ出していません。たぶん、ツリーやオーナメントと一緒にしまってあるので探し出さなきゃなりません。
まだ11月だというのに、子どもたちの心はもうクリスマスに向かっているんですよね。
そりゃそうです。
あちらこちらでクリスマスのデコレーションがはじまっているんですから。
ところでトップでご紹介の絵本は、ターシャ・テューダーのもの。
今年の10月に出たばかりの新作です。
これ、絵本なら「あおいのお蔵」の方でご紹介すべきなんでしょうけど、(あちらでも紹介すべき??)絵本というより表紙のついたアドベントカレンダーという感じなんです。
確かにこれは良いアイデアかも。
しっかりした表紙があれば、保存もしやすいですし。
中にはクリスマスのお話しが少し書かれていますが、ページ数は本当に僅か。
ターシャのクリスマスの世界を楽しみながら、アドベントカレンダーとして楽しんでいくことになります。
私もコレは・・!と思い購入しました。
ドイツ製のアドベントカレンダーだってある程度のものは¥500~¥1000超えくらいするのです。
ターシャのこの本は見開き一杯のクリスマスの絵が本当に素敵なんです。
まだ12月に入っていませんので、窓やドアはひとつも開けていませんけど、きっと素敵な絵が描かれているんでしょう。
絵が子どもに媚びていない絵ですが、何とも愛らしく美しいので、大人へのプレゼントにもとても素敵だなぁ、と思いました。
ターシャ・テューダーはボストンの人なので、広がる絵はアメリカのクリスマスなのですが、古き良き時代を思わせます。
ターシャ・テューダーの曾祖父は若草物語の四女・エイミーにプロポーズする青年のモデルですって!!
若草物語は私の小学校時代の一番の愛読書。
3年生の夏休みに叔母からプレゼントされた本ですが、しっかりしたハードカバーの本の背表紙がほどけてバラバラ寸前まで読んで読み込みました。
ターシャは若草物語の挿絵も描いているんですよね!
そんなことを聞いたらグッ、とターシャの世界に引き込まれてしまいました。
若草物語 (福音館文庫)
posted withamazleton 07.11.16
L.M. オールコット Louisa M. Alcott Tasha Tudor 矢川 澄子 T. チューダー
福音館書店 (2004/06) 売り上げランキング: 102236
おすすめ度の平均:
あの名作、名訳が文庫本に! |
↑これがターシャの挿絵の若草物語らしいですね。
捜すのに苦労しました。分かります??
この本、将来娘にプレゼントします!!
PICK UP!
アドベントカレンダーはめくると絵があるもの以外に、お菓子やオーナメントが隠されているもの、箱タイプで戸を開けていくとおもちゃが入っている物など色んなタイプがあります。以下ではいろんなタイプのアドベントカレンダーをご紹介です。
興味があるものがありましたらクリックしていただけると詳細情報へ飛びます。
例えば・・、↑こちらはめくるとチョコレートが入っているタイプです。
本当はこっそりアドベントカレンダーを作っても良いかな・・、と思っているんです。お菓子やオーナメントを仕込んでね・・・。現実にはなかなか時間がとれないです。見つかっちゃいそうだしね。