現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
震災直後から不安感いっぱいだった、原発のこと。
ただただ、政府の発言やニュースで見聞きしたことが全てだと思えますか??
メルトダウンしているのに公表しなかったり、混乱を避けるため・・という名目で一般市民に明らかになるのは後回しです。
東海村の臨界事故の時に、放射能汚染のことを調べました。
浜岡原発を見学したときに、まさかこんな事故が国内で起こるなどと思ったでしょうか。
大きな爆発は起きていませんが、放射性物質が水や土を汚染していきます。
汚染は広がり薄まり・・・。
チェルノブイリの原発事故の後、未だヨーロッパでは放射能汚染の問題が残っています。先日NHKでもそのテーマの番組がありました。
ドイツでは採れるきのこやイノシシなど、汚染度をチェックして基準以上の場合は出荷できないのだそうです。未だに基準を超えるものがたくさんあるのだそうです。
チェルノブイリと福島は同じケースではありませんが、チェルノブイリから学習できることがたくさんあります。私もしっかり勉強して子どもに少しでも安心できる未来を残したいと思います。
画像の2冊の著者は、高田純氏。
札幌医科大学教授、理学博士。
放射線防護情報センター主宰。
広島大学大学院理学研究科(核実験)博士課程前期終了、同課程後期中退。
鐘淵化学孔廟中央研究所、シカゴ大学ジェームス・フランク研究所、京都大学化学研究所、イオン工学研究所、広島大学原爆放射線医科学研究所、京都大学原子炉実験所を経て、2004年より現職・・・・・・。
まだまだ、プロフィールが続きますが長くなってしまうので、私から簡単にご紹介を。
著者は広島大学で核爆発後の放射能の調査をされていそうです。
でも昔のことですから、分からないことも一杯です。そして世界中の核被災地を調べる中で日本の当時のことも分かってきたようです。
シカゴ大で研究生活を送っているときに、旧ソ連でチェルノブイリ原子力発電所の大事故。その後縁あって日本からの専門家として現地を何度tなく訪問することになりました。
そんな方が一般の方にもわかりやすいように放射線防護について書かれた本がピンクのブックレット。
今回の福島原発の事故後に出版されたものではありません。
こんな質問があったそうです。(以下ブックレットより一時抜粋)
- 原子力発電所での爆発は、広島長崎の原子爆弾と同じですか?
- ・・・・。
- 事故になったら、子どもたちは甲状腺がんになるのでしょう?
- 発電所から8キロメートル以内(今回の原発事故の話はありません。)の住民だけが防災の対象者らしいけれど、
・それより遠いところに住む私たちは大丈夫なの?
・ ・・・・・。- ヨウ素剤は備蓄しているらしいけど、だれが服用の責任をとるの?
・医師でもない役所の人に任せられるのかしら。- ・・・・
- チェルノブイリ事故のようなことが、近くの原子力発電所でおこったら、どうなるのよ!
・電力会社、国、県はちゃんとしているのかしら?
これからについて調査に基づき本の中で解答されています。・・・宿題になっているものもありますけど。
※・・・は今回こちらで紹介しなかった部分ですけど、本にはちゃんと書かれています。
ご興味のある方は一読してみて下さい。
もう1冊の本はこれから読むところです。
今回の2冊は・・↓
医療科学社
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