現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
アート系ブログのTakさんの弐代目・青い日記帳で紹介されていた本なのですが、ドバイへ向けて出発する予定の関西空港で時間を潰しているとき、見つけて私も買ってしまいました。
基本的に本はこれ以上増えて貰うと困ると思っているので、小説類は出来るだけ買わないようにしているのですが、文庫という安さにつられてついつい。普段は図書館へ行くようにしています。(払った税金はここで回収しましょう・・・。)
それに第2回「このミステリがすごい!」大賞受賞、というバリューにも惹かれてしまいました。
ちなみに
等も「このミステリがすごい!」大賞受賞作です。
今年になってから読んだ本なのですが、ミステリとしてしてはともかくも、なかなか娯楽小説としては楽しめたので、期待大!!
チームバチスタとナイチンゲール・・は共に同じ作者。
海堂尊さんはお医者様なのでネタとしては医療に関する分野で書かれているんです。
深刻なテーマに強烈なキャラクター。
笑っちゃうような話で無いはずが、キャラクターS(が誰かは読んでみてのお楽しみ。)がトウがたったキャラで読みながら思いっきりわらっちゃいました。
家族には「そんなバカ笑いできるようなハナシなわけ?」と白い目でみられましたが。
おっと、いけない。
いかさま師。のハナシ、でした。
こちらは表紙のラ・トゥールの絵を観て下さい。
絵画を巡る遺産相続の駆け引きなのですが、謎の行方知れずの名画、絵画のオークション、絵画の真贋鑑定・・誰が最後に笑うのか、といった気の抜けない内容になっています。
タイトルもラ・トゥール本人も二面性のある感じですが、果たしてストーリーは?
それは読んでのお楽しみなのでした。
あ、作者は日大の芸術学部・・・。
芸術学部といってもいろいろあるんでしょうが、やはり得意分野で書かれたようです。得意分野を万人に分かるようにおろすだけでもなかなか大変。それを気の抜けないミステリにするんだからすごい。
私だったら幼稚園を舞台に??
おかげさまで関西空港のスタバーで充実した待ち時間を過ごすことが出来ました。こちらのスタバーは空いていて本を読んでいても気兼ねがなかったです。
私は絵画が好きなので結構ビンゴでしたが、絵画に興味が無い方でも楽しめるんでしょうか?知識は必要としないで読めるんですが、その辺りはわかりません。
読んだ方がいらっしゃれば、ご感想ぜひ伺いたいです。