現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
先日、お気に入りのファンタジーを紹介したい、と書いていましたが本日はそれで行こうと思います。
まだまだ4歳のアンと1歳半のレオでは「絵」のない本を楽しむなんて考えられないけど、そのうち文字ばかりの本を読むようになるでしょう。
小学生の頃、週に2日ほど放課後、弟とバスで15分くらいの図書館に通っていました。うちの母もよくやるな~、と今になったら思うのですが、当時はたぶん、今より世の中が安全だったんでしょうね。
バス代とおやつ代が渡されていました。
帰り道バスを使わずに、お小遣いにプールしたこともあります。
児童書のコーナーで手当たり次第目に付くものは読んだり、借りたり。
今日はその頃の1冊をご紹介します。
あまりに昔の本なので、もうない本だろうと思っていましたが、復刊ドットコムで復活!! そして先日訪ねた「絵本の店・星の子」でも置いてあるのを発見!!
幼稚園時代の友達にうん十年ぶりに会ったような気持ちです。(って私何歳よ?)
大人も楽しめるファンタジーとはいえ、エンデの作品や星の王子さまのような哲学的な感じもなく、気軽に楽しめると思います。
さてその内容。
作者のルース・マニング=サンダーズさんですが、世界的な民話採取者として有名なイギリスの方です。民話を再話した著作は80作にものぼり、この人魚の本も含んだ世界の民話館シリーズも
があります。
この「人魚の本」はその中でももっとも印象に残った本で、私のお気に入りでした。小学生が読むのに相応しいとは思いますが、挿絵も美しく大人が読んでも良い本です。
この中には 16の人魚のストーリーがあり、様々な人魚が出てきます。
美しい人魚あり、醜い人魚あり、ハッピーエンドあり、ちょっと怖い話あり、男の人魚まで出てきます。
世界中の今まで知らなかった人魚の話の本なのです。
アンデルセンの人魚姫しか知らなかった方にも楽しめる本です。どっぷり「不思議なおとぎの国」を楽しんで下さい。
人魚から貰ったくしで髪をとかすと、真珠がシャワーのようにこぼれて・・・なんて表現があったり、人魚の髪をお月様やお星様の光に喩えたり、もう美しくてぼーっとなって読んだ記憶が甦りました。
アンにはまだ難しいと思うけど、興味をひくようです。
人魚というと真っ先にディズニーのリトルマーメードのアリエルしか思い浮かばないアンだけれど、寝る前に読み聞かせてやりたいし、大きくなったらこの本の世界に遊びに行かせてやりたいです。(ちなみにアンがアリエルに変身した過去記事は・・ハロウィンの仮想衣装できました)
これも買いたい本のシリーズです。
従って、私の目標は・・・
というのもひとつあるのですが、バトンのところで夢として語るほどオーバーではないかとも思ってためらいがありました。
地震があったら本が降ってきそうなので、できれば専用図書室を作りたいのですが、住宅事情がそれを許しません。
やっぱりリビングをこうしましょうか~。
後日談・・壁面本棚を作りました。>>記事こちら