現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
好きな教科は?
なんて聞かれたのはもう昔のこと。
いまじゃ、誰も尋ねてくれません。
ですから自分で答えます。
-日本史、世界史、美術、地理、古文。
この中でそれでも苦労したのは古文かしら。
雅やかな平安時代に憧れて・・・古文を勉強する気持ちにはなるけれど、難しい・・!
なんていうんでしょ。
英会話を勉強したいけれど、勉強しようとしてみてもちっとも身につかないような・・、似てる。
トップでご紹介は源氏物語の現代語訳でお薦めの瀬戸内寂聴さんのもの。
変に脚色や、色恋ばかり取り上げられた変な源氏物語ではなく、原文を出来るだけ忠実に訳していて、言葉も美しいので一番読みやすく思います。全10巻。
さすがに1日で読むのは無理です。
源氏物語を読んでみたい、という方には超お勧めです。 お値段も嬉しい文庫本だし。これ最近出たばかりだったんですね。良かった・・・。大型本買わなくて・・・。大型本を買いたいといったら、オークションでも相当かかるのです。このシリーズは古本屋めぐりをしないとと思っていました。でも、古本屋で見かけないんです。
まぁ、それは置いておいて、今日はその雅やかに世界にちょっと足を踏み入れてみませんか・・・、ってことで、ご紹介。
「源氏物語」など、古典を読んでいると出てくる平安装束の「重ね色目」や「織」「文様」。
イメージはするんだけど、実際目にしたい。源氏物語の中の色彩の表現や季節感もこの物語の大きな魅力!
という平安文化に興味のある方にお奨めのサイトです。
平安素材「綺陽堂」
http://kariginu.jp/sozai/
前回(といっても、アンを妊娠中。)京都に行ったときに是非行きたいと出掛けていった風俗博物館。こちらも是非、源氏物語がお好きならお薦めしたいです。
風俗といっていかがわしいイメージを持たないように・・。
源氏物語の光君の住まいである六条院の模型が4分の1スケールであり、ただ横から眺めるだけでなく、壇上から覗くこともできます。四季ごとに展示も相応しく衣替えもしています。当時の行事なども模型から知ることができ、見ごたえのあるある内容です。
これらは文献などを参考に出来るだけ忠実に当時の物を再現したとか!!
それから私は真夏の盛りに出掛けたのですが、こちらの実物大の展示室には平安貴族の御帳台を中心に小道具などが展示されていて、しかも、装束まで着用できちゃうのです。
私も袿を羽織ってお写真ぱちり!!お姫様気分でした。(その頃は妊婦といえど若かったのよっ。)主人は直衣姿になりました。
こちらお坊さんの法衣を作っている「井筒法衣店」さんが母体らしく、その装束も本格的!!
後日写真が出てきました。>>記事こちら
機会があったら又出掛けたいと思います。
お出かけレジャーネタとしてではなく、こちらのサイトでは六条院を始めとする、平安の雅な世界を案内するサイトとしてご紹介です。
いつぞや、京都をまた旅行する際にはぜひとも立ち寄りたいところです。
風俗博物館
http://www.iz2.or.jp/
風俗博物館を10倍楽しむ!
http://evagenji.hp.infoseek.co.jp/costume.htm
ちなみに源氏物語を読破されましたら、その余韻が残っているうちに↓
正直言って悔しいですね。
こちらも文庫本が出ていましたか。
全5巻です。
こちらも今から8年位前にオークションでシリーズで揃えてしまいました。当時はお得な買物でしたが、本のスペースが人間のスペースを脅かす我が家では文庫本の方が良かったかな。
(第1巻を貼ろうとしたのですが、画像がなかなか出てこなかったのでシビレを切らして第5巻をぺたり!)
こちらは光君から見た世界でなく、女性たちが主人公。
これは原文に忠実というわけではなくて、かなりの想像力で書かれているのですが、しっくりくるんです。私の代わりに寂聴さんが読み解いて下さっているんです。あ~、いいですね。男だ、女だ、色恋だといっている世界も・・。
やはり当時の最大の娯楽が恋愛だったのでしょうね。
それを極めるために雅やかな世界が展開されたと考えていいかもしれません。
源氏物語のヒロイン、どなたが好きですか?
俵万智さんは「朧月夜の君」とか言っていたかなぁ。
私は誰かなぁ。以前と違うかもしれないから、読み直して考えようっと。
源氏物語の世界、超ロング大河小説なだけにとてもひとつの記事では語れません。
機会がありましたら、少しずつ語りたいと思います。まだ、枕草子とかありますしね。
ちなみにお薦めの今昔物語という記事も過去に書いているんですが、新ブログではアップしていませんね。また、過去記事で新ブログでは掲載を控えているものも、書き改めてアップしたいものもありますが・・・。
おすすめ書籍のカテゴリーを「児童書」と「大人向け」 に分けてみました。
児童書、と言っても子どもがみて楽しそうだという枠組みで、厳密に分けているものではありません。
今のところ、児童書は記事にしていないのですが、今後取り上げていく予定です。
また絵本とは違いますしね。