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初めてのデジタル一眼レフ

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(ひさしぶりにケンケンの記事です。)

先週末、我が家に新しいカメラが仲間入りした。
初めてのデジタル一眼レフ"EOS KissデジタルX"である。

初代IXY、IXY400、IXY55、IXY600、PowerShotG7と続いて6台目のキヤノン製デジカメとなる。振り返ってみると我が家で購入したデジカメは全てキヤノンのもの。ほとんどが2年程度で落としたりレンズに異物が詰まったりといった不慮の事故や故障で使えなくなっている。あおいが活用しているG7が唯一の現役カメラとなっていた。

私がキヤノンにこだわるのは、画質に対する安心感があるからだ。慣れの要素が大きいと思うが、今となっては他のメーカーの画作りに違和感を覚えてしまう。フイルムカメラの時代は好みの画質が得られるフイルムを選べばよかったが、デジタルカメラの時代は好みの画質が得られるボディを選ぶ必要がある。

あおいのお古だったIXY600の液晶を割ってしまってから、自分用のカメラをどうするかを真剣に考え始めた。

IXY600の修理見積もりが14,000円だった。この予算にちょっとだけプラスして同クラスのデジカメを買うか。あるいは8年前に購入したSONYのDVハンディカムの動作が怪しくなってなったので、小型のハイビジョンハンディカムを新調して、おまけ機能の600万画素カメラを使うということも考えた。

さんざん悩んだ結果、あおいが独身時代にPENTAXのフイルム一眼で使っていたTAMRONの高倍率ズーム28-200mmがあったので、それを流用できるPENTAXのK100D Superのボディを買うことに決めた。上位機種のK10Dではなく、K100Dにしたのはもちろん予算的な理由である。

私がかつて使っていたNikon FE2も幾らかの足しになるだろうという算段で、新宿のカメラ下取り店、マップカメラに持ち込んだところ、意外なことに2万円以上の値がついた。ビンテージ価値がついていたようだ。ついでにTAMRONのレンズも査定してもらったところ、レンズ内に曇りが発生していることを指摘された。よく見てみると、なるほどこれではソフトフォーカスレンズとしてしか使えない。さらに、この古いレンズを最新のボディに装着するとボディ故障の可能性があるとの指摘が。

これで、PENTAXを選択する理由が無くなった。しかし、FE2はお得な下取り交換クーポンに替えてしまったため、その店で当日中に購入しなくては権利が無くなってしまう。そこで、親切そうな店舗スタッフに事情を話して一緒に考えてもらった。そのスタッフはキヤノン党だったらしいが一応中立な立場で条件からカメラを導き出してもらった。

今回の購入に至った経緯から予算の制約が大きいので、ターゲットはエントリークラス一眼となる。手ぶれ補正や撮像素子のクリーニング機能の点でNikon D40を外し、気分的に撮像素子が小さいことでOLYMPUS E-510を外し、動作の小気味良さがないと言う理由でPENTAX K100D Superを外し、最終的に到達した結論が、キヤノンのEOS KissデジタルXである。

手ぶれ補正が無いのが唯一気掛かりだったが、どうしても気になるなら手ぶれ補正機能がついたレンズを買えばよいと納得した。

レンズはTAMRONの18-200mm F3.5-6.3 (Model:A14E)、かなり暗めのレンズだが、予算上仕方ない。EOS KissはISO800まで実用できるのでそれでカバーすることにする。


 
メモリカードはトランセンドの2GB(266倍速)

まだ本格的に撮影はしていないが、コンパクトデジカメとは一線を画すレスポンスのよさは感動的。これでエントリークラスなんだからFE2の時代とは隔世の感がある。(当然か・・・。)

ペンタプリズムではなくペンタミラーだったり、エントリークラスなりにコストダウンしているが今のところ機能や性能面で不満と思うところは無い。唯一、奥様方に普及しすぎていて、運動会などで撮影していても一眼レフのハイアマチュアっぽい雰囲気がゼロに近いところが惜しい。

とはいえ、同じ機材でも撮れる写真は腕次第だ。
これから、このブログに掲載する写真のグレード向上に寄与したい。

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