現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
運動会が終わって風邪をぶり返しているらしいです。自分でもよく分かりませんが、頭痛やらむかつきやら~、今日は私の秋冬物を出して、(出し遅れたから風邪をひいたのかな?)それで1日が終わってしまいました。
さて・・・。本日は本のご紹介です。
本を読んで「涙」したくない方です。
お話しはハッピーエンドが好きで、悲しい話は苦手。読むけれどあまり買いません。
幸せ気分にさせてくれるような絵本を多く集めてきています。
どうしても元の職業柄、絵本を読む機会も多いのだけれど、一般の大人が絵本を読む時ってどんな気持ちなんだろう?というのがこの本を取ったきっかけになりました。
絵本を読むときは時間にも心にも余裕がないと、大人はその絵本の世界に入り込むことは出来ないと思います。なぜなら大人は現実の世界にどっぷりと浸かっているから。
日常から離れてもはや体験しづらくなった、ユーモアや機知、悲しみや別れ、思いやり、心のつながり、支え合い、愛、心の持ち方、生き方など絵本を通して一緒に感じてみませんか、という柳田さんの呼びかけがこの本なのです。
この本を読んで涙をすることはないでしょうが、この本に紹介されている絵本を読んで涙することはあるかもしれません。
いかにも悲しいような話、で涙するのではなくて忘れていた懐かしさで涙したり、小さな頃のふとしたことで傷ついた体験を思い出したり、その涙はイロイロです。
紹介されている絵本は季刊誌「この本読んで!」に連載されていたものや、NHKテレビ番組「生活ほっとモーニング」で大人と絵本をめぐる話題を取り上げたことがきっかけで、福岡を中心に全国的に読者を持つ、手作りのミニコミ読書月刊誌「心のガーデンニング」で「絵本に月2000円」の実践を連載したものが取り上げられています。
¥2000で絵本を買うといくらかおつりが来ることもあります。
毎月1冊ずつ買って・・。すると3ヶ月くらいで繰越金からもう1冊絵本を購入できることもあります。そんなやりくりをしながら、その中で選んでいく本、柳田さんの目で絵本の色彩や絵、内容や読み方、感じたことなどが書かれていて、リストを端からチェックです。
この中の1冊で是非読んでみたいと思ったのが、こちら↓。
実はまだ読んでいないんですが、たぶんまだ私の娘には分からないんではないんだろうか、と思います。以下では勝手ながら本文を要約・抜粋させて紹介させて頂きます。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって貨車で強制収容所に送られつつあったユダヤ人の中のひとりの母親が生後2~3ヶ月の赤ちゃんを毛布でくるんで貨車の換気口から投げ捨て、偶然それを目撃したドイツ人に拾われエリカの名付けられて育った女性が、それから50年経ってドイツを旅行していたアメリカ人の作家に出逢い、エリカと出逢って自分の数奇な運命を語った事からこの絵本が出来た。
絵本の中の出来事は彼女の推測で語られる。
「そとから(貨車)のとびらがしめられ、鉄の棒がさしこまれる音がひびいたとき、両親はきょうふで気をうしなわなかっただろうか?」とか「お母さまはわたしに『ゆるしてね、ゆるしてね、ゆるしてね』といってくださったと思うの」・・といった自問自答に語られていくのだ。
こういう絵本は心の丈を大きくしてくれる気がして、近く読んでみたときに私がどう感じるかが楽しみなのです。
この本の特に後半に紹介されている本は、内容はまったく別ものなんですが、私の興味をそそられる絵本が多く、私の読みたいリストに記しました。
こちらでまたご紹介していきたいと思います。