現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
巷では噂が飛び交っています。
アンの幼稚園では年少さんが1クラス。
年中、年長が複数クラスです。
担任が誰になるか、クラス分けがどうなるか。
ママたちの間でああだの、こうだのいったところで変わるわけでもないのだけど、誰もが興味があるので、話題の中心になっています。
アンの幼稚園の事情は覗いたわけではありませんが、私がいた園の事情はどんなだったかお話しましょうか。
私のいた園では各学年が1クラスでしたので、クラス分けはなかったのですが、複数担任制だったのでグループ分けはしましたね。これは臨機応変に学期の中でも解体→再編成をしましたし、担当の先生だけ交代もできたので、便利なシステムでした。
そのときのことを考えますと、クラス分けも同じような考え方で分けることになります。
配慮すべき事柄として、
・月齢のバランス
幼稚園時代は月齢の差が大きいので、月齢に寄る差が開かないようにします。
・男女のバランス
これはクラス間での差がないように配慮します。
やはり男の子が多いクラスと、女の子が多いクラスでは違いますね。
親も先生も男女差を意識して、対応を変えるわけでもないのですが、得意なこと苦手なことに性差があるのはとても感じられます。
はっきり言って女の子の多いクラスの方が一般的にはまとまりやすいです。男の子はブロックや積木に等構築性のあるものが得意な傾向がありますし。女の子の遊び方は平面的な構成になりがちですが、年少さんクラスでも男の子のブロック、積木遊びは立体的。女の子でも立体的には扱いますが、その力にだいぶ差があるようです。
こういった差を目の当たりに見ていますと、もって生まれた脳の使い方が違うというのはうなずける話です。ジェンダーフリーがどうのこうの、は置いておいてそれは認識し、ただ与えられる機会、物などはあまり性差を意識しないでいろんなものを与えてやればいいと思います。→男の子でもままごと、お人形遊びが好きで良いし、女の子でも鉄道マニアでいいと思います。
・個別配慮児
個別に配慮が必要とされる子ども。
たとえば母子分離(母親から離れること)が不安定な子ども。身体が不自由な子ども。家庭に問題がある。発達に問題がある。その他特に対応に注意や配慮がいる子どもについては、その子どもが仲良しの子どもと同じクラスにしたり、対応できる担任のクラスにするなど、特に考えます。
・親同士の相性
子どものことだけではないんですね。結構お母さん同士の関係も難しかったりします。トラブルの仲介に入るようなこともゼロとはいえません。(その役割は園長先生クラスの年配で超ベテランの先生でないと無理ですね。)そういった点も配慮します。これについては例でしか語れないので、ここでは取り上げません。それから役員さんができそうな人も振り分けます。
担当教諭の決定。
オ~バーな言い方ですね。
これは園によるんですよ。先生の希望を聞くところもあるし、園長先生の胸のうちで決まるところもあります。持ち上がりだと先生はクラスの子どもたちの様子をよく理解しているので、良いには良いんですが、先生一人の影響が強くなるので、持ち上がりせず、出来るだけ毎年違う先生に見て貰うという考えでいく園もあります。
ベテランの先生は初めてのお子さんを入園させる人が多い、年少クラスの担当にするとか、小学校へ向かう1年を過ごす年長クラスだとか、考えた方は様々です。
先生の得意分野、不得意分野のバランスもありますし、私なんかは音楽方面が弱いんですね。ですから一緒に組んでいる先生は音楽方面が得意な人でした。私はどちらかというと造形とか製作とか、年長さんの知的分野(身体のこと、世界のこと、水→川→海など。気になる方は過去記事→年長さんのカリキュラムの流れを参考にして下さい。)を子どもにおろす方面が得意な分野でした。
複数担任でお互いに影響し合い、刺激し合い学べたのはとてもよかったです。でも複数担任がうまく機能しないこともあります。先生同士、お互い遠慮しあっていると反って妨げになるのです。
幼稚園の場合は複数担任は少なく、多くの場合、ひとり担任で必要に応じてフリーの先生が入ったり、もしくは年少クラスはサブの先生を置くことが多いようです。
ちなみに私のいたところでは園長と主任がクラス担任の決定権があり、在職中希望を聞かれたのは1回だけです。 (希望は通りましたが。)それ以外は園長と主任が先生たちの駒を作ってあ~だ、こうだと相談していたそうです。
PICK UP!
暖かな日差しを感じるようになると欲しくなるのが、帽子。
私は日焼けは出来れば避けたい派。現実は子どもを追っかけまわしていて日焼けしまくりですが、春~秋は帽子は必需品。
通販生活でUVカットの帽子とUVパーカーを購入していますし、(その手の物の中では高いです。)その他にも帽子はあれこれ持っています。
でも理想的なデザインの帽子といえば、ヘレンカミンスキーとサン・アルシデがずっと気になっています。
ですが、どちらもお高いですよね。現実的には
こちらはびっくりするくらい安い。もうちょっとゆったりした柔らかなデザインだったらいいんですけどね~。