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アドベント(待降節) その1

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アドベントについてお話します。

クリスマスはよくご存知でも、アドベントという言葉は聞いたことがない方もいらっしゃるのではないかと思います。

キリスト教の世界では、救世主(キリスト)の誕生を待ち望む時期としてアドベントという言葉が使われています。日本語では待降節と訳されています。時期は毎年異なりますが、11月30日に最も近い日曜日からアドベントに入ります。今年(2006年)は12月3日ですね。

アドベントに入るとクリスマスの装飾になり、アドベントカレンダーが日めくり(こちらは12月1日からです。)されて、クリスマスの用意が始まります。アドベントカレンダーは1〜25日までの日付が書かれた窓があるので、その日付のところを毎日開けていくのです。すると中から素敵な絵が出てくるのです。
立体のアドベントカレンダーの場合、その部分にクリスマスのオーナメントやキャンディーなどのお菓子が入っているような物もあります。
クリスマスのその日の窓は大きくて大抵一番目立つ中央やトップにありますが、ここはどんな絵が待っているんでしょうね。

話が少しそれましたが、日めくりしていくその前にアドベントの用意があるんですね。

幼稚園ではよくこのアドベントカレンダーを作りました。
↓一応ご存知でない方もいらっしゃるので例を挙げておきます。デパートなどでも売っていることがありますが、数は少ないです。美しいものはドイツからの輸入物が多いです。
ちなみに私の持っている数枚は毎年使いまわし。ドイツ製のはきらきらラメで輝いていてとてもきれいです。

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 それから献金箱
アドベントに入ると、おうちのお手伝いをして得たお小遣いをその献金箱に貯めていきます。そしてクリスマスの礼拝の時に持ち寄り、神様に捧げます。このお金は私の勤めていたところでは恵まれない人々の団体に寄付していました。

献金箱を作るにあたっては、毎年デザインはそれぞれの先生たちが考えていました。ツリーを模ったり、天使にしたり、アドベントカレンダーと一体型だったり・・。作る前には子ども達に、世界中にはお腹を空かせていたり、病気だったり、お父さんやお母さんがいない、そんな辛かったり寂しい思いをしているお友達がいるという話をします。そのお友達のためにどんなことが出来るか話し合い、その中のひとつの手段として、献金箱を作ることを提案します。
アドベントについては続編も書きます。

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