幼稚園での活動

聖劇若しくは降誕劇について

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劇の練習が始まっています。
娘の幼稚園はカトリック系の幼稚園。
クリスマスにはキリスト教系の他の幼稚園と同様に、キリストの誕生物語を劇にします。この劇をカトリック系では「聖劇」。プロテスタントでは「降誕劇」もしくは「ページェント」といいます。

劇自体は「劇遊び」の発展としてやらせている幼稚園でも、この「聖劇」は意味が違いますから、真剣に取り組んでいます。

私が勤めていたプロテスタント系の幼稚園では祈りを捧げてから取り組んでいました。
劇の配役は立候補で選んでいましたが、希望が重なるところは子ども同士の話し合いや他の役に移ってもいい子など、相談で決めていました。
この時にやはり担任側としては出来るだけ、重要なマリアやヨセフの役柄については3年保育を受けている子どもにやらせたい・・という向きがありました。
ですから、配役以前に劇の導入をした段階で、その役柄を希望しそうな3年保育の子どもにはやったらどう?と声掛けをすることもあります。実際には2年保育の子どもが決まることもありますが、降誕劇の意味をよく理解して演じて貰うように心を配っていました。

「聖劇」、「降誕劇」は音楽や歌が入りますが、これにはいろいろあります。
私は子どもの頃、プロテスタント系の幼稚園と教会学校に通っていたので、その頃歌った歌がありましたが、勤めていた先ではその歌は使いませんでした。
例を挙げると「とんとんとん、やどやさん〜♪どうか、ひとばんとめてください」という歌です。宿屋さんに向かって歌う歌なのですが、これを娘の幼稚園でも年長さんが歌っているようなのです。覚えてきた娘の歌を聞いた時には懐かしく、なんともいえないものがありました。私がその歌を覚えたのは今の娘と同じ年頃だったからです。

歌についていえば、マリアはソロがあることが多く結構音が飛ぶ難しい曲を歌います。
人気のある配役は男の子は「博士たち」です。3人います。イエスに贈り物を捧げる役なのですが、かっこいいとうつるんでしょうね。冠を被って衣装も凛々しく美しい。
女の子は「天使」です。これは何人か配役があります。その中で一番目立つ・・大きな羽根を付けているのが大天使ガブリエル。ガブリエルも、ソロの歌でマリアに受胎告知をします。
子どもが劇をしているのに、なんとも感じさせるのがこの聖劇&降誕劇です。年長児の劇を通して年下の子どもたちもキリスト誕生の話を理解していきます。

クリスマスに向けて劇練習は始まっています。
年少・年中児が部分参加する幼稚園もあるようですが、大抵は年少・年中児は他の劇をします。
娘も動物の出てくる劇で「うさぎ」の役です。特に台本を持ち帰ることもなく、幼稚園での練習のみで覚えているようです。
この劇の発表会は約1ヵ月後。
初めての娘の劇をみるのを楽しみにしています。

幼稚園とクリスマスのことについては、今後も記事を書いていこうと思います。が、なんせ現役を離れたとはいえ、専門でしていたことでしょ。なんだか記事が固くなってしまうのです。書くのにもエネルギーがいます・・。

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