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観に行って来ましたよ~、
ナタリー・ポートマン主演映画、『ブラック・スワン』。
先に観に行った方何人かに感想をネタバレしない形で、教えて頂いたところ、
「エログロ。」
とか、
「狂気!」
とか。
一方で
「怖いだけの映画ではなく、終演後席を立てない余韻が・・・。」
って。
劇場パンフであらすじを簡単に知っていた私は、バレエ映像などの美しさと怖いもの見たさで出掛けてきました。
ナタリー・ポートマン。
といえば、印象的なのはスター・ウォーズの新三部作に出てくる女王パドメの役。
清楚で聡明な美しい女性。
しかも素のナタリー・ポートマン。
ハーバード大学出身で、数カ国語を勉強している才女。
いるんですね・・・。
こんなすごい女性が。
そのナタリーがこの画像で見る限り、かなり変わっちゃっていますね~~。
なりきっています、バレエダンサーに。
なんと9㌔も減量して
しかも10ヶ月もバレエを特訓したそうです。
ナタリーのバレエって10ヶ月でどうなのよ?って思いましたが、実は4~13歳までバレエ習っていたんですってね。ですので基礎はバッチリ。
とはいえ、プロの目から見たらまぁ、気になるところはあるにはあるでしょう・・・。
バレエ映画というくくりではありませんから、踊っている部分の取り方が、顔アップ!指先、足下!!みたいにパーツで撮られていたりするのですが、ナタリー自身もかなり踊っているようです。
が、近頃はバレエダンサーも背が高い方が多いので、ナタリーが小柄に見える~。
レッスンシーン。
カッコイイよ~~。
ニューヨーク・シティ・バレエ団などの全面協力を経て・・ってあるので、周囲で踊っている方達はバレエ団の方達??
新しい演出の「白鳥の湖」の主役、白鳥と黒鳥を踊り分けなければならないニナ(ナタリー・ポートマン)。
白鳥を踊るにはぴったりのイメージの彼女が、対照的な黒鳥を踊るために官能的で魔性さを表現しようと苦悩している。
そんな時にライバル達との複雑な感情の交差や出来事があったり、自分がプリマになることができなかった過干渉の母親との関係とのもつれなどで次第に本人が気付かないまま、自分の心の闇に囚われ狂気にとりつかれていく・・・。
怖いです。
良くできているし、ストーリー的には面白いけれど、バッチリR15。
サイコスリラーという苦手分野の映画でしたが、美しいナタリーとバレエシーンに魅せられました。
白鳥と黒鳥はWキャストでもいいじゃない~
とか。
素人は思っちゃうのですが。
また、アメリカのバレエ事情は分からないし、私も白鳥の湖、そんなに舞台を観たことはないので詳しくないのですが、黒鳥って魔性さはあるけれど、こんなに邪悪な存在だったっけ??
役柄の解釈っていろいろあるのかもしれないけれど、
圧巻は黒鳥、白鳥の演技と演出。
特に後半はすごい!!
ちょっとだけネタバレ。
本番の黒鳥のメイク、そして顔にかかる黒いネットのベール。
すごい迫力。(怖いっ!!)
最初から最後まで殆ど白鳥の湖の中の曲だったような~。
そしてラストシーンまでスワンクィーンです。
これ以上は言えませんが、
映画としては見応えがありました。
某バレエ団の方達は、バレエ団がこういうものだと思われたら困る~~、というような感想でしたが、
そりゃそうだわ・・・。
でもナタリーの演技は素晴らしかったです。
映画館、満席でした。しばらく上映が続きそうですね!
余談ですが、実はナタリーも全て踊っているわけでありません。
踊りの部分を一部代役(でも80%以上はナタリーが踊っているとされています。)のサラ・レーンが担当しています。
でも・・・、サラ・レーンさんはその後の待遇というか、自分がボディダブルをしたことを公にされていなかったことなどで不満のようなんですけどね。