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(餅餃子入り雑煮)
お正月用に我が家もお餅を購入しました。
私の子どもの頃は祖父母の家を中心に、親戚が集まりお正月用のお餅を作っていました。
ちゃんと杵をついて作っていましたよ~。
関東なので、のし板のようにのばして、四角く切っていました。
一方、夫は関西超えた西の出身なので、丸いお餅を作っていたそうです。
今は餅つき器なんて便利なものが出来て、簡単になりましたが、ちょっと寂しいなぁ~。幼稚園では昔ながらのお餅つきを見せて、子ども達に食べさせてくれるのが嬉しかったです。
いくら臼と杵があったとして、私が昔ながらの方法でお餅を作るのは無理。
幼稚園の先生達でも無理・・・・。
アンの幼稚園のことは知りませんが、私の勤めていた幼稚園ではね・・・・。
地主さんがお手伝いに来てくれました。
一応東京なんですよ。地主Aさんが臼と杵を貸し出してくれて、別の地主Bさんがお餅つきのセッティングをしてくれていました。
お餅を蒸かす用意から何から、朝早くから用意にきてくれて音頭をとってくれていました。お酒で土地を清めたりされていましたね。
私のようなクラス担任は子どもと一緒で過ごしていて、準備には殆ど関わらず、子どもの餅つきの補助や食べるときに子どもが餅を喉に詰まらせないように、気をつけて見ているとか、そちらに忙しかったので、いろんなお話は聞けなかったのですが、お手伝いの保護者の方や園長先生はいろんなお話を伺っているようでした。
私たちはもしも子どもがお餅を詰まらせたときの事を考えて、掃除機の用意までしていました。
バッチイようですが、背に腹はかえられません。
いざというときは掃除機で吸い込む準備ができていましたが、在職中もその昔も、掃除機にお世話になったことはなかったです。
年少さん用のお餅のサイズは私の親指の第一関節から先くらいのサイズにちぎっていました。
お餅つきは私の勤め先でもアンの幼稚園でも、お手伝いの方が入ります。
お父さん達は餅つきの用意や、餅を実際に杵でついたり、子どもがつくときのお手伝い。
お母さん達は餅つきの補助、出来たお餅を小さくちぎって味をつけて、子ども達に配ったり、おかわりのお世話。
そんな賑やかなイベントでした。
私は小さい頃、1月いっぱいは本当に餅ばかり食べていたので、実は子どもの頃、お餅には飽き飽きしていたのですが、今はまた好きです。
それでも、あんころ餅やきなこなど、毎回同じ食べ方では飽きてしまうので、お餅のアレンジをして食べることにしました。
今年のお正月、お節を用意したのですが、その時参考にしたのが、こちらの本。
(卵寒天の作り方はこちらではありませんでした。)
お節のそれぞれの品をいつ頃作ればよいのか(例えば、28日に黒豆を戻して29日に煮るなど。)、どのくらいの期間保つ(保存期間)のか、そんなことまで書いてある本です。
カラー写真で料理法も紹介しているので、見易く分かりやすい。
それにお重への盛りつけ方もアドバイスされいています。
市松に盛りつける方法。
手綱と呼ばれる、斜めに仕切って盛る方法、他。
一の重には何を詰めるか。
数品しか作れないとしたら、何を優先に作るべきか。
盛りつけをグレードアップするには、葉物などグリーンを入れるとより素敵に見えるのですが、これについても、いろんな葉の使い方を見開きで紹介しています。
こんな丁寧で分かりやすいお節の本って有ったかしら?(関東・関西風お雑煮の作り方も出ています。)
というわけで満足度の高い1冊でした。
実はお正月のお節は本の半分まで。
後半は季節行事のお料理レシピになっています。(ひな祭りの桜もち、子どもの日の柏餅、七夕そうめん、月見団子など)
前半の中の後ろの方に、実はお餅のアレンジが紹介されていて、私がチャレンジしてみましたのが、トップ画像の「餅餃子入り雑煮」です。P70です。
ちょっと隠し味?に生姜が効いているのですがあっさりとして美味しかった。
切り餅を小さく切って、餃子の皮に包んでいるのですが、なんとも美味しかったです。食感が変わるだけで新鮮な感じです。
もうひとつ、チャレンジしたのは、P71の「餅グラタン」。
私は手抜きグラタンを使って作りました。
グラタンの濃厚さが、ボリュームある一品でした。
というわけで、変わったなおかつ簡単な料理を作ってみるのが楽しみになりました。
でも、料理をするのは気分がのらないとダメ・・・。
洗濯や掃除は気分がのらなくてもやらざる得ないのですが、料理は気分がのらないと全然美味しいものが作れなくなることに気付きました。
ので、凹んでいる時は食事の支度が億劫で・・・。何を作ったらいいやら頭に浮かばなくてしんどかったです。
でも美味しいものを食べると元気が出ますよね。
お料理上手なママが何人かいるのですが、昨日はそのママさんが次々目の前でいろんなものを用意してくるのに目がテン!でした。どうしてこんなにスピーディーにいろいろ出来るのでしょう。
おしゃべりしながら彼女は次々、ご馳走をだし、最後にはおやつまで。
私もお招き上手なママになりたいです。