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歯が抜けたら・・・

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アンは年長さん。
早生まれなのでクラスでも小さな方です。クラスの仲良しのお友達は背もアンより高くて、そんなお友達がとても羨ましいようなのです。

そんな中で歯が抜け替わるお友達も出てきています。既に2,3本抜け替わったお友達もいるようです。
アンはそんなお友達がますます羨ましくて、「なんだかはがいたくなっているきうがする・・」「はがぬけるのかも」と意識している様子です。
そういうアンの指し示す先をみると、奥歯だったりして。
「その歯が痛いんだったら、虫歯だと思うけど・・・。」
冷たい母だったりします。

私自身は年長になったその4月に1本目が抜けたのです。
アンだっていつ歯がグラグラしだしても、不思議は無いはず。

下の歯が抜けたら屋根に向かって(上の方へ)、上の歯が抜けたら軒下に向けて(下の方へ)投げるという風習に従って、思いっきり投げちゃいました。今はどこかの土の中で眠っているはず・・・。

大人になって、西欧ではトゥースフェアリー・Tooth fairy(歯の妖精)」が枕のところにある、抜けた歯を持っていく代わりにコインを置いていく・・・、という話を知って、やはり世界にはいろんな風習があることを感じさせられたのです。

久しぶりに絵本の紹介をします。
 

この絵本、私の気に入っている絵本のひとつ。
タイトルどおり、「はがぬけたらどうするの?」か、世界のお友達のイラストに合わせて紹介しています。
見開きの最初のページは世界地図。
次のページは「きたアメリカ」。そこにはアメリカがっしゅこく、カナダ、メキシコ、アメリカたいりくせんじゅうみんのユピーク、イエローナイフ・デネ、ナバホの事が紹介されています。

アメリカなら枕の下に置いておくと、妖精が抜けた歯を持っていく。
メキシコなら、ベッド脇のテーブルに置いておくと、エル・ラトンという、魔法の国のねずみが歯を持っていき、代わりにお金を置いていく、
のだそうです。
前歯の時には他の歯の時より、多めにお金をくれる、そうです。

次の見開きでは「ちゅうおうアメリカとカリブかい」。
コスタリカ、ドミニカきょうわこく、エルサルバトル、グアテマラ、ハイチ、ジャマイカ。
見開き毎に「みなみアメリカ」、「ちゅうおうアフリカとみなみアフリカ」、「きたアフリカとちゅうきんとう」、「ヨーロッパ」、「ひがしヨーロッパ、きた アジアとちゅうおうアジア」、「みなみアジア」、「とうなんアジア」、「ひがしアジア」(日本含む)、「オーストラリアとニュージーランド」の紹介があっ て、巻末に歯についての説明があります。ここも子どもに読めるように、ひらがなとカタカナで書かれています
歯の仕組み、エナメル質、歯根、歯肉などの説明があったり、歯が並んでいるイラストに、切歯、犬歯、小臼歯・・・などという説明があります。

日本のように抜けた歯をぽ~んと投げる国、他にもあるんですよ。
韓国や、タイ、ベトナム、シンガポールなど・・・。投げ方が違うけれど、インドネシアなどそう。
国によって、抜けた歯を埋めて、1年後に探し出したり、面白いです。

アンに聞きましたら、投げちゃうより、妖精さんにあげたいそうです。日本の我が家にもトゥースフェアリーは来てくれるかしら?

歯に対する興味と、世界に対する興味を両方満たしてくれる絵本で、特に年長さんはカリキュラム的にも世界について触れていくので、ちょうどよい教材にもなるのではないかと思います。
堅苦しい感じではなくて、拾い読みする感じなのも気楽で良本だと思います。

世界地図とくらべっこしながら読むのも◎。

もう1冊。

 こちらは「はじめて はのぬけた おともだちへ・・・」とあります。
こうさぎの歯がぐらぐらしだしてからのお話し。だんだん、痛くなってきてカタイものが食べられなくなり、日を追う毎に柔らかいものを食べるようになっていきます。

ようやく抜けた歯をこうさぎはどうしようかと考えます。
母親うさぎはトゥースフェアリーのお話を聞かせます。
こうさぎは、ネックレスにしてみようか、この歯でお菓子が買えないだろうか、考えるのです。
さてこうさぎはどうするのかな。

子どもなりに2冊の絵本を通して、自分だったら抜けた歯をどうしようかと考えるのでしょう。

最後にご紹介のこの絵本、洋書です。

女の子とトゥースフェアリーのお手紙でのやりとりが仕掛け絵本で楽しめるのです。

仕掛け絵本・・・、取り扱い注意です。
アンならまだしも、レオなんて危険、危険。オマケに英語。日本語に訳しながらお話しすべきでしょうか。一度きちんと完訳して紙に書き付けてから、読んだ方がいいかも・・・、と思い、本棚で寝たままです。
絵も色遣いも美しくてとても素敵な本です。

アンの歯が抜けたらどうしましょう。
投げるのはちょっともったいない気がします。
トゥースボックスを用意して、記念に取って置こうかな、と思っています。
子ども達のへその緒や、初めてカットした髪の毛、レオは初めてカットした爪、産声のテープ、生まれて間もなく取った手形などがありますが、今はいろんなものを記念に残しますよね。

素敵なトゥースボックスを見つけたので、こちらのものを買おうかな、と思っています。
清里の萌木の村の中にあります、フェラル萌木のクリスマスでもカワイイカラフルなトゥースボックスを確か¥2,000くらいで売っているのですが、悩みますね~~。

こちらで

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