現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
(四角に折った染め紙の作品)
先日、レオの通っているプレスクールでの染め紙のお話し・・・。
染め紙にする障子紙を2枚、
一枚は四角になるように何回か半分、半分・・という感じで折っていきます。
もう一枚は三角になるように、何回か半分、半分に折っていきます。
できた障子紙の三角形or四角形を染め液に少しずつ浸します。
いきなり紙をぼっちゃ~ん、と浸けてしまわないことが要注意。プレですので親子で楽しみます。
この四角or三角を折っていくのは何も正確でなくてもいいんです。
できるだけ、子どもに任せて折らせること。
2,3歳でも上手に折っています。実際、レオは指示も1回で通って折っていました。
染めた後開く時は大人の手で。
水を含んだ障子紙は子どもが開こうとすると敗れてしまうことがあります。折角の作品なので、丁寧に扱います。
幼稚園でも染めた後、開くのは先生たちがすることが多いようです。
その後乾かすところが必要なので、こうして洗濯物のように干す・・・。天気さえよければ、染めている端から乾きます。
その際には洗濯ばさみが便利です。
この染め紙を使って、鯉のぼりの製作をしたこともありました。(参考:鯉のぼり作り・年少児編・・こちらは染め紙ではない方法で作った鯉のぼりです。)

染め液(水彩絵の具)は数種類用意しています。
絵の具の溶き加減により、作品の雰囲気もかわりますね・・・。
私ならもうちょっと淡い色を用意するかな。
(三角に折った染め紙の作品)
プレの場合は親の手があるので、次々参加させますが、普段の保育の中で染め紙を行う場合は、一斉に活動するのは染め紙を折るところまで、
その後は少人数のグループ(5~6人くらいまで)ごとに子ども達を呼んで、染め方の説明をしてから絵の具に浸けさせるようにします。
後に使う子ども達のこともあるので、大事に色が混ざらないように使うということも約束させます。一度染め液に浸けたら、染め液の容器の端でしっかり染め液の水気を切ってから、次の染め液を浸ける。
ポイントまとめ
・染め紙と染め液は予め用意。テーブルなどを汚した場合の雑巾なども濡らした状態で何枚か用意して置いた方が良い。
・一斉で染め紙を折る。
・染めるのは小グループで。
・染める時・・一気に浸けず、様子を観ながらそっと液に浸ける。水気を切ってから次の液に浸ける。
・染めた後・・開くのは大人がする。干せる場所を予め確保。
導入で教師が染め紙を実際にやっているところを見せ、出来たものを開いてみせると子どもの興味につながり、意欲的に参加する。その美しさも分かち合ってから活動に入るとよい。
2つの作品はレオがプレで染めたものでした。