現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
先日、お友達のTさんが遊びに来ました。その時のお土産がこちらの台湾土産。
でも、これ彼女が台湾に行ったわけではなくて、彼女の幼なじみファミリーが台湾に赴任中で、日本に帰ってきた時のお土産のお裾分けななんだそうで。
台湾というのは近くて遠い。
世界地図で見ても、台湾という文字や国旗が探せないのはご存じでしょうか。
私が幼稚園に在職中、世界の国々を取りあげたことがあったんですが、その中に「世界展」として世界の国のものを在園児の家庭から集めて展示したことがあったんです。
その時、台湾のものを持ってきて下さった方がいらっしゃいまして・・・、
幼稚園には国旗の絵本などもありましたが、台湾の国旗は載っていないし、世界地図にも「台湾」の文字がないことに気付きました。(稀にあるものもあります。)
上は数ある国旗の紹介絵本でも幼稚園で一番使っていた国旗の絵本。(他の種類も何冊もありました。幼稚園ですから。)何冊も用意していました。
この絵本をみながら、子ども達は運動会の万国旗の絵を描いたりしました。こちらにも・・・、台湾の国旗は載っていませんでした。ページ1枚に大きく国旗。非常に美しい。さすがデザイン研究室の出しているもの、という感じでした。
なぜなら、日本とは外交上は直接国交がないからなんです。そうはいってもいろんな交流はあるんですけどね。表向きの話です。簡単にいうと中国に日本が気を遣っていると言うことなんです。
微妙なことなので、詳しくは私も明言を避けますけど。
形式上は国交がないために、情報が得にくかった国で、台湾の国旗を調べようとしても見つからなかったんです。いつの時代だ、って思われるかもしれませんけど。台湾の国旗を在園児が持ってきてくれました。なんでもパパさんが台湾に赴任していたことがある、ということでした。
私がいた園では年長さんの3学期頃、世界についての活動があったんですね。
その保育の流れについては
年長さんのカリキュラムの流れ
世界の国旗と年長児のカリキュラム
のふたつの過去記事でも触れていますので、ご興味のある方は良かったら一読いただければと思います。
いつも遊びに来て下さる方はご存じだと思うのですが、この夏、我が家ではハワイに行くことになっていまして、その事もあるので、アンとレオには自分たちの住んでいる日本と、その他の国、というのを理解していけるようにいろんな心がけをしています。
今の子ども達は私が子どもの頃より、ずっと外国が身近なものになっている気がしますね。
さて、冒頭のお土産に戻ります~。
お土産2品。
左のはきのこのスナックです。干し椎茸ほど乾燥しているわけではなく、かりっ、と揚げてあるんでしょうね。
油っぽさは感じないんですが、ポリポリ、いけます。
思っていたよりえぐくはなく、しつこい味ではないし悪くもないんですが、微妙なきのこの出汁っぽい感じでいっぱい食べられなかった。パパに「食べる?」と聞いたら、パパのお酒(といっても発泡酒)のつまみになりました。
こんなの初めて食べました。ちなみに下さったお友達はコレがすごく好きなんだそうで。
右のはパイナップルのケーキ。
どこかで食べた気もするんですが、ではどこで食べたかというと思いつかない。
パイナップルがたくさん入った、パウンドケーキに近い感じです。これがすっごく美味しい!!
駐在の方ってさすがなお土産を選んできますよね。
台湾はむか~し、中国から有名な料理人をたくさん連れてきたということで、グルメな国だと聞いています。いろんな料理が美味しく、と。
台湾のテレビなども随分、日本でも知られるようになりましたよね。
私的にはその国を知る→相互理解→うまくいく、という単純な頭があるんです。
子どもにおろす時にはまず身近な国に興味を持つことを勧めるんですけど、その辺りのこと、少しずつ記事にしていきますね。