現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
今年も行ってきました、小田急鉄道展。(>>昨年の様子、その1、その2、その3)
なんと、今回は小田急80周年記念の鉄道展だとかで大目玉!があるということでした。
その大目玉!!というのがこちら!
こちらが大目玉の
新型ロマンスカー・MSE(60000形)!!
2008年春デビュー予定です。
東京メトロ線内初の座席指定制特急の乗り入れを開始することになります。
新型ロマンスカーVSE(5000形)が出たのがつい最近のことに思うのに、更に新しいのが出るなんて~。ちなみにVSEは2005年3月に運行を開始しました。
木目調の落ち着いた高級感ある内装で、もっと長距離乗りたいな~、という気分を味合わせてくれます。ブルーリボン賞も受賞しているんですよね。
ロマンスカー・MSEにも期待しちゃいますよ~。
では小田急鉄道展にあった案内板からMSEについての情報をここで提供させて頂きます。
2008年3月より、東京メトロ千代田線の北千住駅から本厚木・箱根湯本へ運転を予定している新型ロマンスカー・MSE(60000形)、地下鉄線内での運転を始め、6両編成と4両編成との併合、分割が行えるなど、多彩な運行が可能なことからMSE(Multi Super Express)との名称が名付けられました。
車体のデザインについてはVSEのデザイン設計を行った岡部憲明氏が手掛けました。
流線型の車体に地下の駅でも明るさを感じさせる「フェルメール・ブルー」をメインカラーとし、ロマンスカーの継承してきた「バーミリオン・オレンジ」の鮮やかなラインを配しています。
車内については2.3メートルの天井高を確保するとともに、間接照明やLED式直接照明を採用するなど、ゆとりと落ち着きのある空間を演出。また10両編成時の乗客定員は578名で、多くのお客様にご乗車頂けるデザインとなっております。
というわけです。
フェルメール・ブルーってあのフェルメールでしょうか?
国立新美術館で9/26~12/17まで開催されているオランダ風俗画家のフェルメール。
フェルメール展はとりあえずこちら↓
フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
http://milkmaid.jp/
フェルメール・ブルーというのは渋めのブルーメタリックでした。
このカラーメタリックさが私の中では湯布院号以来の衝撃!!
走り出したら是非、乗りたいと思います。
こちら歴代のロマンスカー達・・・。
とはいえ、全てではありません。
左が一番古い、
1957年→1991年 まで走行していた、SE(3000形)です。
流線型の車体デザインにバーミリオンオレンジを基調とした車体カラーの"SE"。当時の狭軌鉄道世界最高速度を記録し、その後に開発される新幹線のベースになるなど、斬新なデザインだけでなく性能面でも優れた能力を示し、"小田急ロマンスカー"の名称を全国に広めました。
左から二番目。
1963年→1999年 まで走行。NSE(3100形)。
"小田急ロマンスカー"のシンボルとなった「展望席」を初めて実現しました。乗客定員がSEの354人から464人へと大幅に増加し、冷房装置の設置や空気バネ台車の採用による乗り心地の向上など、さまざまな改良が加えられました。
左から三番目。
1980年~。LSE(7000形)。
NSEの流線型・展望席を継承しながらも。「Luxury(豪華な)Super Express」の名前とおり、高い天井の実現やリクライニングシートの採用による快適性の向上を実現しました。
というこちらの引用は↓のロマンスカーに乗車すると、見ることができるフリー冊子。「るるぶFREE ロマンスカー 2007 Autumn」より。
右。
この新型ロマンスカー・MSEを見るために並んだ時間は1時間半。
思ったより早く見られたのですが、行列は丸井ファミリー海老名の方までぐるぐると海老名駅構内も折りたたまれた列が出来ていて、これは3時間くらいは待つのでは・・という様なすごさ、でした。
これに並ばないと見られない、というような位置にこの新型ロマンスカーは置かれており、海老名駅のホーム側からは車庫の陰。鉄道展の会場からは倉庫や他の左側に並ぶ歴代のロマンスカー達に挟まれて見ることが出来ないのです。
遠目からでも観られるようだったら、ここまで行列にならなかったでしょうね・・・。
なんとか見られないか・・!と頑張る方達もいたのですが、非常に見にくかったと思います。
並んだ私たちも並んでめいめいが写真を撮りましたが、側面から車両を見たり、撮ることは出来ませんでしたから。勿論、近付くことができないので車両内部も見ていません。きっとデビューまでのお楽しみなんでしょうね~。
早く乗りたいです。
小田急線開業80周年・小田急鉄道展
http://www.odakyu.jp/80th/event10/index.html
とても全ては回りきれませんでした。予定もあって楽しめたのはごく一部・・・。本当は今回、2日間掛けて観に来たかったです。またロマンスカー以外の鉄道展の様子は後ほど公開しますね~。