原鉄道模型博物館①

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記事を書くのも申し訳なくなるくらい、前になります。
昨年9月の終わりに、午前中は、カップヌードルミュージアムへ(過去記事>>こちら前篇後篇)。
食事を挟んで、午後は原鉄道模型博物館に出掛けました。
チケットを家族分知り合いから頂いて、みんなの都合をつけようとしているうちに月日が経ってしまい、ある日新聞紙面で亡くなったことを知りました。

この日は、世界に誇れる偉大な日本人2人を知るレジャーということで、午前はカップヌードルの発明者、安藤百福氏を、午後は世界的に有名な鉄道模型の製作者であり、コレクターの原信太郎氏を訪ねることになりました。

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原信太郎氏は非常に恵まれた裕福な家庭の出身で、幼いころから一流のものに囲まれてきました。好奇心も強く、学業面でも優秀。特に鉄道に関心が強く、小学校6年生の時には鉄道模型を作り始めます。

東工大工学部機械工学科を卒業し、文具メーカー、コクヨで開発技術を担当していました。その間に300以上もの特許を出しているそうです。

英語以外にもドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語に堪能で、仕事でもプライベートでも海外に出掛けることは多かったそうです。
模型のコレクションや模型作りだけでなく、初めて開通する鉄道の一番切符を手に入れることにも情熱を燃やし、館内にもたくさんの一番切符のコレクションが集められています。

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どの位裕福だったかはこちらを読むとわかります。

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電気で動く模型が出始めたばかりの頃、当時¥495だったアメリカ・ライオネル社の模型を祖母を説得して買ってもらいます。
当時の首相の月給が¥450の時代です。(今の総理大臣の収入が月収にすると¥334万程度と言われています。)
今の感覚なら400万くらいするおもちゃを買ってもらったってことでしょうか?
おもちゃといいますが、このくらいのレベルのものになりますと、もはや教材です。

参考までに今も購入可能なライオネル社の模型を3点ほどご紹介です。

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では、原氏の実際作られた模型をご紹介していきます。

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こちらは原信太郎氏が初めて作った鉄道模型です。

小学校6年生が作ったものとは思えません。完成度が高く、裕福とはいえ今ほど素材が十分でなかった時代に創意工夫が見られて唸らされました。
模型の車体部分は家の修繕に使った屋根板のあまりで作りました。
しかし、ナンバープレートや車輪、モーターなどは市販品を使用しています。

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鉄道に知識のない私がお話することは少ないものですから、原氏の作られた鉄道模型を画像にて紹介させて頂きます。
館内の展示量はかなりの量になりますし、説明もたくさんあり、かなり見ごたえがあります。鉄道に関しては詳しくなくても、その精巧さ、美しさに目を見張ります。

原氏の模型のすごいところは形だけの模型ではないということです。
列車の走る音までこだわって細部まで本物の鉄道そっくりにこだわって追求され続けたのです。

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「或る列車」とあります。
これは実は幻の鉄道なんだそうです。
九州鉄道がアメリカのJ.Gブリル社に発注していた豪華客車でしたが、車両が用意されて日本に到着した時には既に、九州鉄道は国鉄に買収された後、
結局一度も営業運転されないまま、教習車両となったようです。
原氏は少年時代に内部まで観る機会があり、模型ではステンドグラスの部分はガラスにレーザープリントするなどして、美しい再現を試みたそうです。

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こちらは原氏の作品ではなく、コレクションのひとつです。
ドイツのメルクリン社のヴッパータールの懸垂電車の模型です。

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車両のアップです。
電気で動く模型が出始めた頃のもので、原氏が80年代にオークションで競り落としたものだそうで、非常に状態がいいものだそうです。

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奥の壁面の写真は、原氏の自宅にあった、シャングリ・ラ鉄道です。
シャングリラは理想郷という意味で、1986年に非公開の博物館を作りました。

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②の方では原鉄道模型博物館の迫力あるジオラマをメインにご紹介します。

原鉄道模型博物館
http://www.hara-mrm.com/index.html

神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階
電話番号 045-640-6699(11:00~18:00)

開館時間 11:00~18:00(最終入館 17:30)
※予告なく営業時間を変更する場合があります。

閉館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌営業日に振替)
施設保守点検期間 休館日:2015年2月1日(日)~5日(木)

入館料 大人 ¥1,000 中学・高校生 ¥700 小人(4歳以上)¥500 (消費税込)
障がい手帳をお持ちの方と、そのお付添いの方(1名様)は上記料金から300円割引です。窓口にて手帳をご提示ください。

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