生き物との関わりについて

ミシシッピアカミミガメ

(ミシシッピアカミミガメ)


公園に遊びにいったら、亀が甲羅干しをしていました。

あ、かめだ!

(あ!かめだ!)

と、亀だと認識したのはアン。

レオは本物の亀を見るのは初めてに近いかも・・・。
あ、新江ノ島水族館ではみたかな。

レオは犬がいれば、「わんわん!」といって喜んで近づくような子なので、やはり亀にも近付いていきました。

かわいいね~

(かめさん、かわいいね~)

アンは動物類は好きです。
山羊、モルモット、うさぎ等、触れ合う機会は自分から求めて行くタイプです。
だけど、どういうわけか、虫類は苦手。

でもカブトムシや蝶は平気だそうです。
苦手なのは蜂や蝿など飛ぶ虫。それから毛虫・青虫類。
これは私が教えたわけでもないのに、キャーキャーうるさいくらいに怖がります。

てんとう虫についても怖がっていた時期があったのですが、私が怖くないよ、優しい虫なのよ~、と諭しながら手の平にのせたのを何度か見せたら安心したらしく、その後大丈夫になりました。

私は生き物は好きで、虫類も平気です。
子どもの頃も生活団(幼稚園のようなもの)のない日には教会の幼児教室のようなところに通っていたのですが、そこではミミズを捕まえて、あまりに立派だったのでビニール袋を貰って土と一緒に母へのお土産。

迎えに来た母にミミズの入った袋を持ち上げ、誇らしげに「ミミズ、とったの~。」と自慢した覚えが。そのミミズ、持ち帰ったのか、教会のお庭に放したのかちょっと思い出せないのですが、母は偉かったなぁ、と。「あら、よかったねー!!」と嬉しそうに声を掛けてくれたのです。

幼稚園で仕事をし始めて、虫をお土産にする子どもに対してのお母さんたちの反応はさまざまでした。
私の母のような肯定派の返答は少なくて、どちらかといえば、「いやだっ、なにそれ!捨ててらっしゃい!」とか「気持ち悪い~、捨ててきて~。」なんて言っている方の多いこと!

大人になってくるとあまり関わらない虫たちが段々気持ち悪いものに見えてくるって私にも少しはわかるつもりですが、どうかご自分が嫌いでもあまりお子さんには嫌な顔を見せないで欲しいんです。

あの時、ミミズを捕まえてきた私を母が受け止めなかったら、ミミズを捕まえるのはいけない→気持ち悪いもの、などいろんなマイナスイメージを持ってしまったと思います。私が虫類が大丈夫なのは母が虫が平気だったこともあるのではないかと思うんですよね・・・。

そんな私にも苦手な虫といえばゴキブリです。
幼稚園にはよく出ていました。
箒で追いかけることはできても、空を飛んでこちらに向かってきた時には怖気づきました。素直に怖いです。

ある日、年少クラスの子どもたちが何かを追い掛け回していまして・・・。
もうわかりますね?

ごきちゃんです。

コーナーに追い詰めたゴキブリをむんずと、ひげをとり捕まえてぶ~らぶら。
「~ちゃん、やめなさい!はなしなさーい!! 」と叫ぶ私。
「せんせ~、こわいの~?」
「ちがうっ!そーじゃなくて!それはゴキブリ!!はなしなさい~~~!」

ほ~ら!といわんばかりにひげを持ってゴキブリを揺らすMちゃん。
男の子顔負けのおてんばちゃんですね。
年少さんくらいだと、ゴキブリが何か把握できていないんでしょうね・・・・。

いろんな生き物と積極的に関わるのは良い心がけなんですが、
病気を運ぶ生き物、毒のある生き物や植物は知っておく必要があります。
それからそういった生き物には子どもを近寄らせないことです。

そうそう、幼稚園教諭免許は学校を卒業して頂きましたが、ここの幼稚園で行われる就職採用試験で面白い話を聞きました。

試験を受けに来た人が試験会場の教室に入って席につくように指示されます。
各席のテーブルの上の画用紙に青虫などが数匹がのせられていたという・・・。

わかります?
ここで絶叫なんかしているようだと、評価はかなりマイナス・・・。
これだけで決まることはないと思いますが、先生ってある程度なんにでも対処できないとダメなんです。

私などは勇敢すぎるので知らないと毒虫でも触ってしまいますから、毒虫の知識が必要です。だいぶ忘れてしまいましたが、チャドクガとか・・・。日本ってあまり毒のある虫が多くなくて助かりました。

亀の話から、虫の話になってしまいましたが・・・。

ちなみにトップ画像は体長25センチくらいのミシシッピアカミミガメ
ご存知でしょうか?
よく「ミドリガメ」と言われて販売されている元小さな亀です。
小さい時はお手軽に思えて気軽に飼われる方が多いんですけど、大きくなると段々体色が暗くなってきて地味~な感じに育っていきます。

そして困ってしまうのが、4センチ満たないくらいの小さな亀だったはずが、写真のように大きくなっていくのです。最大甲長28cmで、オスよりメスのほうが大型化します。
こちらの亀さんには優しい飼い主がいるのですが、大きくなって持て余して川や池などに放される方がいるようなんですね。

現在外来生物法では要注意外来種にとどまっており、流通や飼育に規制はないのですが、こういった本来日本にいなかった生き物の野生化が生態系のバランスを崩していきます。

以前亀からサルモネラが検出された」などという報道があり捨て亀が増加しました。しかしサルモネラは他のペットの体内や土中にも存在し、亀だけにいるわけではありません。
生き物を触った後には手をしっかり洗う約束をしています。

余談ですが、以前私も迷い亀を拾ったことがあります。
体長15センチくらいのやはりミシシッピアカミミガメです。
その時、いろいろ調べたんですね。(私自身は小学校1年生の時にクサガメを飼っていました。クサガメは日本の在来種でした。)
最初は警察署まで届けに行きました。
そしたら普通の拾得物と同じ扱いらしいんですね。
預かる場所もないので、「こちらに・・・」と持ってきたのはぴかぴかになっているけど、ゴミ箱・・・。

一定期間を過ぎて持ち主・・飼い主が見つからない場合、処分されるということで、気の毒に思えてしばらく飼うことにしました。

亀を撮影し、写真入ポスターで「迷い亀を預かっています」と呼びかけたところ、この亀を引き取りたいと言う方が連絡をくれました。
はっきりいって、亀も飼っているとなつくそうなのですが、私の拾った亀は人なれしていなくて、野生化していたらしく凶暴。餌の煮干をあげようとすると噛み付きそうです。ちなみに噛み付かれるとかなり痛いです。
本当に引き取ってくれるか不安だったのですが、そちらのお子さんが飼っていた亀が以前逃げ出して探したけど見つからなかった。子どもはその亀が見つかったのだと言っている。同じ亀ではないかもしれないけど、うちで世話をしたい、というお話でした。

めでたし、めでたし。

というわけで生き物のお話でしたが、まだまだこの手のネタがありそうです。それはまた次の機会ということで・・・。