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我が家の食事を振り返る

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結婚してから子どもを持つまでに数年ありました。

睡蓮

(特に意味はないです・・・)

私は専業主婦になり、1日をハウスキーピングで過ごす日々・・・。
今までフルタイムで働いていたところを、急に自分の時間がたっぷり与えられて嬉しいやら戸惑うやら。
実家で生活していた時には親に任せっぱなし・・と言うほどではないにせよ、自分の部屋しか掃除しないし、自分のものしか選択しないし、自分の分しか食事も作らないし・・・、共同生活というよりやはり寄生しているパラサイト私だったので、主婦として妻として家事をしていくのはなかなか大変でした。
(まぁ、結婚するのが早かったので、許してもらおう・・・。)

大人二人で生活しているとそう散らからないので、毎日掃除や洗濯をする必要はないのだけど、食事は毎日用意しなければならないんですよねぇ・・・・。

料理、独身時代あまりしてこなかったので、レパートリーがなくて・・、似たようなメニューがぐるぐる日替わり・・・。毎日2,3食考えるってあまりに大変でした。

それに主人が働いて作ってきたお金を預かるので、最初のうちは自分の為にシャーペンの芯を買うのにも勇気がいた覚えがあります。そこで少しでも無駄を抑えようと考えたのが節約生活

今日は食事+節約のことをちょっと振り返ります。

今の私は節約に時間を使うより、手間をお金で解決・・という感じに変わりましたけど、多分当時は寿貧乏だったんですね。
結婚するにあたって披露宴、新婚旅行、新居に必要な住居、家具、必要品・・・一気に支払いがあったので、余計に。(→これを私風には寿貧乏と読んでいますが、造語なので世間様で通用するかどうかはわかりません。)

自分を節約モードにするために読みましたよぉ・・・、「すてきなおくさん」とかでしたっけ?節約系おくさま雑誌
家計簿もつけてました。(今もPCでつけていますけど。当時ほど細かくないです。)

でも段々、そこから離れていきました。
安売りの時に食品を買い込むのはいいけれど、その食品の安全性って? ー母が食生活についてはいろいろ私に言い聞かせてきたので、意識せざる得なかったのです。

ある時、本屋さんでふと目に止まった本。

ひと月9000円の快適食生活

posted withamazleton 07.05.28
魚柄 仁之助
飛鳥新社 (1997/04)
売り上げランキング: 21242
おすすめ度の平均:
4.5

1
快適と言う言葉は必要なのか
5
料理は根性!
5
料理本を一冊持つならコレ


ただ節約食生活とあったら、素通りしていたと思います。「快適」ってなんだろう。ぺらぺらっと目次をみたところ、229項目。
例をあげると・・
もやしの作り方ーふたつき鍋で自家栽培。一袋5円。
あじの酢じめの作り方ー簡単にできる保存食。1匹80円。
いかの塩辛の作り方ーすぐできて、すぐ食べられる。仕込み5分。
高野豆腐の使い方ー高野豆腐でつみれ作り。1個15円。
まな板手入れのやり方ーまな板は雑菌がいっぱい
たらの芽の使い方ー天ぷらばかりじゃ能がない。春先の0円。
知得 しその葉摘みーしその葉と農薬の関係。夏の0円。
魚の干物の作り方ーおうちで手作り。いわし、あじ80円。
油減らしのやり方ーすりごまを使って油抜き。1Ⅼ250円。
大豆マヨネーズの作り方ー卵がなくてもマヨネーズ。大豆一升300円・・・・。

本は渋ーくカラーページも写真もなく、イラストと文。ですが、大事なところは太字で書かれ、とても分かりやすい本なのです。

著者・魚柄仁之助(うおつかじんのすけ)さんのプロフィールがまた強烈でした。
ひと月食費が¥9000を割っている。平均は¥7450くらいらしい。普段は東京・白金で古道具屋を営んでいるが、うおつか流台所リストラ術―ひとりひとつき9000円を出してから、独特の食生活論と風貌からか雑誌やテレビ出演が増えた。
しかし講演先で名前で呼ばれることは希で「あっ!?裸でベランダにワカメ干している人だ」と指を指されることが多い。
本書はそんな彼が大学の農学部に在学中の頃から今日まで実践・研究してきた食生活についてのノウハウと哲学の集大成・・とかかれているのです。
あ、プロフィール追加。
1956年、福岡県生まれ。
実家は大正7年から代々続いている古典料理屋。(古典料理って何??)

~というわけで、魚柄さんは料理屋の息子さん。従って安くてもまずいものは食べられないんだそうです。そして健康的な食生活でないとダメ。そして手抜きも得意
ノウハウしりたくないですか?
この手抜き、が一番重要ね、今の私には。

ちょっと風貌と語り口に私は逃げ腰だったんですが、読んでいるうちに哲学があるんです。それに歯切れもよく、面白いんです。料理本とはいえ、愉快な食エッセイで。
こんなに簡単に出来ちゃうなら私もやってみようかな。これもおいしそ~と文字だけで訴える強さに引っ張られました。
主婦魂に火をつけましたよ。

またしばらく忘れていましたが、図書館で

魚柄 仁之助
講談社 (1998/06)
売り上げランキング: 397491
おすすめ度の平均:
5.0

5
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を見つけ、再点火!!

こちらも学校給食とお弁当論について、書かれていたり、面白いんです。
風貌は変わっている・・魚柄さんですが書いていることには人を追い詰める要素がなくて、読んでいて大変好感が持てるんです。
たぶん、人柄がいいんだと思う。いろいろ福岡弁らしき言葉でがんがん、書かれているけど痛快。風貌は変わっていますが(しつこい?)書いてあることは非常にまっとう。

こちらは鍋でご飯を炊く方法。ついでにおかゆを作ったり、蒸し野菜、蒸し肉などをいっぺんに作る方法「軟弱エコクッキングに背を向けて(というタイトルです。)や、「愛情がなくても手作り弁当」人鍋でごはんとおかずを同時に作る・・これって豪華弁当!!「何ちゅうか、鯛中華」鯛素麺の作り方・・、という風に飛ばしまくってイラスト入りあれこれ解説がまず50。その後いろ~んな食のエッセイがまた、面白いんです。
ネタにさせて貰えるかも~、なんてちょっと思いながら読んでいます。

魚柄さんの本で
・うまい!
・やすい!
・かんたん!
・けんこうてき!

を極めた食生活を目指したいと思います。
ちなみにこの方の基本は和食。和食が中心のお話になります。

さて、私、あおい。
これまで殆ど毎日ブログ更新をして参りました。
が、このスタイルを改めようと考えています。
今まで生きてきた、○○年で培ってきた?ネタを提供してきましたが、し続けるのもなかなか大変。私の場合、過去記事も随時チェック→更新もしていますので、新しい記事の更新にだけ力を入れていると管理が不十分になり、ひとつひとつの記事が薄っぺらになるのではないか、という不安も出て参りました。

こちらの記事が更新しない間もお蔵の方の掃除や、セレクトアテイムの商品陳列に出掛けているかとは思いますが・・。

今後の更新は今まで程頻繁ではなくなると思いますが、いろんな方面でのネタをお届けしたいと思いますので、どうぞ今までどおり応援して頂けたら嬉しく思います。

私の持っている絵本についての記事を更新しています。>>あおいのお蔵

昨日デビューしました、あおいが気になっている物や、買ったもの。あおいが似合わなくても今時はこれが旬なのでは・・・と思うようなものをセレクトしている。>>あおいのセレクトアイテム

こちらも合わせてよろしくお願いいたします。
こちらのふたつについてはまだどんどん、変化して行くかもしれません。
成長し続けるブログを目指していきたいと思います。

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