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ある夏の日、我が家に贈り物の箱が届きました。
これはある方からのプレゼントで、私も実際に目にするまでどんな物が届くのか、想像できませんでした。
何が入っているのか、分からない箱を開けるときのワクワク感・・・・。
私は久しぶりに味わいました。
子ども達は誕生日やクリスマスにこんなワクワク感を味わっているのだなぁ、としっかり心にこの感覚を刻みつつ、送られてきた箱を子ども達と丁寧に開けてみました。
すると・・・、
(ぜひ、続きをご覧下さい。美しいものが見られます♪)
中からは
色とりどりの美しい大きな貝が・・・・。
実はこの箱の送り主は沖縄の方で、夢のある贈り物を子ども達にして下さったのです。
更に中には小箱があり、こちらはアンに幸運が宿るようにと、開ける日時が指定されていました。
箱を開けるのは旧暦の1日または15日に本人が開けるように、とのことでした。
(ちなみに8月31日が旧暦8月1日となり、箱を開ける時刻は午後1時から午後5時までに開けると、最も幸運の神様が宿ると言い伝えられてるそうです。)
子ども達は普通待てない!!
だけど、これは魔法を掛けるために待たなきゃいけないのよ・・・、と説明しました。
8月31日午後13時過ぎ、アンがようやく箱を開けました。
これらの貝はこれからアンのことを守って、導いていってくれると思います。
アンはこの色とりどりの美しい貝にすっかり喜んで、良い夢が見られそうだからと毎晩、枕元に貝を置いているのです。その晩は海に行ってたくさんの貝を見つける美しい夢を見たのだそうです。
沖縄にはロマンティックな言い伝えがあるのです。
これらは沖縄の人たちがお守りにする貝なのです。
沖縄では、それぞれの貝に、お守りとしての役割があるそうなのです。
クモ貝は・・・
魔除けで玄関や軒下につるします。
蜘蛛に見立ててこの名前だとしたなら、なんだか可哀想なんですが、とっても美しい貝です。
アンはアリエル(人魚姫)の衣装を着て、耳に当てていました。
子どもですから正直なところ扱いが心配。私が傍で張っています・・・。
タカセ貝は・・・
輝きで魔を退治し、中に守り神が宿ります。
(このメッシュの貝は下からライトを当てると良いそうです。タカセ貝はまるでパールのような輝きがあり、非常に目立つ美しい貝です。でもピンクのメッシュ、これは天然なのでしょうか?とても色鮮やかでびっくりです。磨くとこうなるのかな・・・。)
タカラ貝は・・・
子を授かり安産、商売繁盛のお守りになります。
なんと、このサイズのタカラ貝は希少で3年に1個くらいしか手に入らないものなのだそうです。
私も貝のことを図鑑やネットサーフィンで調べているうちに、その希少性をしりました。
シャコ貝は・・・
玄関に飾り、魔除けになります。
それから・・・、星の砂。
願いを叶えてくれると言われています。
小さな砂粒は星の形の粒子からなる砂状の海洋性堆積物、あるいはその成因となった生物である。星砂(ほしずな)とも呼ばれる。砂と名前が付いてはいるが岩石の"風化">風化に由来する通常の砂とは異なる。
また、夜光貝を削り、アクセサリーに加工した物と、
クロチョウ貝(黒真珠・ゴールドパールの母貝)を頂きました。
飽きたら削り直してみるといいですよ、とのことですが、とても勿体なくてできません!!
それから、この画像にあるアクセサリーに加工してあるものをアンの希望で普段使う鞄に付けました。
光りにかざすととて もキレイで、螺鈿のようにきらきらといろんな色に輝きます。もし悲しいことがあったとしても、この貝の光り耀くさまを見ていたら、心が慰められるという気持ちになりました。アンも嬉しいことがたくさん起きそうな気持ちになるからと自分で鞄に付けたいと言ってきたのです。
沖縄の田舎の風習で、
1年に一度、旧暦の3月3日に女性は海岸に行き、魔祓いをするのだそうです。
そしてその時に、一年間のお守りにする貝殻を拾ってくるそうなのです。
私たちは最初、貝の説明があってもなんの貝がどれのことを指しているのか全く分かりませんでした。
そこで小箱を開けてすぐに、
図書館に出掛けて「貝の図鑑」を借りてきたのです。調べているうちにいろんなことが分かりました。
深い海の底にはこんな美しい宝物が眠っている・・・、そう考えただけでも海の神秘を感じることができます。
そんな素敵な贈り物・・・・、
贈って下さったのは
沖縄海岸日記さんです。
沖縄の魚介類などの海産物や、インテリアにもなる貝の加工品など、扱っていらっしゃいます。
沖縄海岸日記(ブログ)
http://syu35300brog.seesaa.net/
周超音波研究所・周鮮(ショッ