子どものめがね

アンが4歳にしてめがねを掛けることになりました。

アンのめがね

3歳になるかならないかの頃から、まぶしがることが多くてずっと気になっていました。
3歳の検診の際にもそのことを伝えて、眼科の先生と斜視などの目の専門家に相談しましたが、その時にも異常なし!と言われていました。

でもやっぱりまぶしがるのです。
今年の新緑の季節の頃からそれがひどくなるような気がしました。

以前受け持ちの子どもで首をかしげたり、目を細めている姿をよく見るお子さんがいて、その子が主任の促しで眼科に行き、めがねを掛けるようになったことを思い出していました。

アトピーもあるので、目を掻いているのではないか、と思うこともありました。
子どもがまぶしがる、ということでネットであれこれ調べたところ、遠視の可能性やさかさまつげを疑いました。
レオが手がかかり、なかなか眼科に連れて行けないので、夏休みにようやく眼科へ。
それも子どもの遠視などの場合は普通の眼科では見つかりにくいと聞いたので、主人の実家の方でその方面に明るいという眼科の先生のところに連れて行きました。

・さかさまつげがひどい。角膜がかなり傷ついている。
・少しアレルギーがある。
乱性遠視がある。

ということで、乱性遠視(乱視+遠視)についてはめがねの必要があるかもしれない。ただ、主人の実家の方だと継続的にかかれないので、紹介状を書いて貰って地元の信頼できる先生にみて貰った方が良いということになりました。

そして先日、国立成育医療センターに行くことになりました。(過去記事>>こちら
なぜこちらにかかることになったのか、と言いますと、1歳半になるかならないかくらいの時、斜視の疑いがあって友人の眼科医からこちらを紹介されたからなのです。
その友達のところも眼科を開業しているのですが、1歳半くらいの子どもの目は子ども病院で専門に診て貰った方が良い、ということでこちらにかかったのでした。
(今、その友人はアメリカで眼科医をしており、診て貰いたくてもすぐには叶わないのです。)
斜視については99%ないとわかり、今回もその当時の件を診て貰いましたが、全く問題はありませんでした。

処方箋

(処方箋)

しかし、国立成育医療センターの眼科でも4回点眼した上で検眼したり、目の病気をチェックして貰った結果、やはり乱性遠視があり、特に乱視が強いとのこと。治療のために常用でめがねが必要と診断されました。

さかさまつげや少々のアレルギーも確認されました。
夏の時点よりはキズは少ないようです。
さかさまつげは場合によっては手術が必要ですが、今のところは様子を見ましょうとのことでした。
ちなみにアンはくっきり二重。
まつげも誰に似たのか、1センチ以上あるような羨ましいロングまつげなので、まさかさかさまつげで眼球に触っているなんて想像がつきませんでした。

遠視ですが目の病気から引き起こされるものと、遺伝的なものが可能性として高いそうです。アンの場合は祖母や曾祖母が遠視なので遺伝的な傾向が強いと考えられます。

遠視だと遠くがよく見え、近くがぼやける・・という老眼をイメージされる方が多いようなのですが、子どもの遠視は実はそうではなく、近くも遠くもよく見えない見えない目なのだそうです。ようするに弱視状態。

赤ちゃんが成長と共にだんだん目が見え、視力があがっていくのですが、この過程で止まってしまったような状態なのです。視力が育つ時期に適切に治療のめがねで見えるようにしておかないと、視神経の発達に影響を及ぼし、成長してからめがねやコンタクトレンズを使っても全く視力が出ない、弱視になってしまう可能性があります。
視力は7,8歳頃に完成してしまうのでそれまでに気付いて適切な処置をしないとなりません。成育の先生には「8歳くらいまではかけなきゃならないかもね。」と言われました。

通常4歳では1.0以上の視力があるそうなのですが、アンの視力は0.4~0.5。他のお子さんに比べるとまるで見えていないことが分かりました。

ショックでしたが、夏休みに眼科で診てもらって成育医療センターで検査を受けるまでの3ヶ月間(眼科は予約で3ヶ月待ちです。)、本当は少しでも
早い時期からめがねを掛けさせてあげられた方が目にはよかったのですが、めがねを掛ける可能性を親子で受け入れることを可能にするための準備期間でした。

掛けたり外したりする大人のめがねとは違って、入浴と就寝時以外はほとんど掛けっぱなし。なんだか可哀想で仕方がありませんでした。
けれど、アンにとって必要なことなんだと今は受け入れられています。
周囲の反応が心配でした。
幼稚園では先生によくお話しし、配慮して頂いたこともあって、園全体でアンのめがねをからかう子はひとりもいないそうです。むしろ、お友達が「かわいい。」「にあうね~。」なんて言ってくれて恥ずかしい、と言っています。
担任の先生は目が良い方なので、めがねの取り扱い方法のコピーをお渡ししました。基本は親が管理ですが注意点もあるので、確認していただきました。

アンの反応が心配でした。
アンは食物アレルギーがあって、食べ物に制限があったり、アトピーがあったり・・・。この子ばかり、なぜいろいろ我慢させなきゃならないんだろうと思っていました。
でも周囲の反応に助けられた気持ちです。
アンは掛け始め1,2日はすごく恥ずかしそうでしたが、今は平気で掛けていくようになりました。
やはり、よく見えるんだそうです。
よく見える~~~。って言われるとちょっと嬉しいんですよね。

遠視のめがねって、レンズがちょっと違うんです。
えっと、おめめが強調されるって言えばいいのかな。
あ、そうそう。ケント・デリカットさんのめがね、って感じかな。
普段のお顔が想像できなくなってしまうんです。
私の近視用の大型チェーンで買える¥10,000以下の安売り品とは違ってすごく高いんです。
小さい子どものめがねを扱っているお店自体も少ないし、遠視の場合、かけ始めはどんどん視力も変わっていくし、成長と共にフレームのサイズも変えなきゃいけない。
おめめが強調される安いレンズでもいいんですけど、アンの気持ちを考えるとやはり一番高いけど、レンズが薄くなっておめめが強調されにくいめがねにすることにしました。
フレームもアンが気に入って、主人も私も納得したフランス製のCHIPIEのフレーム。
そして、壊れにくいようにキズ防止加工。
キズがつくと視力の調整に差し障りがでるそうで・・・。

¥61,950

痛いです・・・。更にめがねが外れにくいようにする付属品が¥620だったかな。
レンズが高いんです。一番安いレンズと高いレンズでは倍くらい違うんです。安いレンズだと厚さもでちゃうんですよね・・・。ふぅ。(ため息)

しかし幸運にも昨年の4月から保険の申請が施行されるようになり、遠視(近視は自己負担です。)の治療用のめがねの代金の一部が保険で負担されるようになりました。(但し補助は4歳までは1年に1度、5歳からは2年に1度など、制限があります。)

そして申請がちょっとややっこしかったりします。
私も申請の書類の手続きを始めました。
子どもの遠視でめがねを掛けるお子さんというのは全体からみれば、ごく僅かですが何か役に立つ情報を得ましたら、また記事にしたいと思います。

めがねを掛けてると視力が0.7~0.8になりました。次回の診察で視力が少しでも良くなってくれたら嬉しいです。

今回、こどものめがねデビューは成育の先生から紹介していただいたこどものメガネを扱う専門店リストから、

こどもメガネ・アンファン
http://www.ogura-megane.co.jp/enfant/

を選びました。度々調整などがあるので、家から近いところという理由で決めてしまったんですが、いろいろ調べたところ、こどものめがねではオシャレなものが多く、評判もいいことが分かり満足です。

今回お買い物の際にはヨン様似(ここ重要)のソフトな店員さんが対応してくれてビギナーな私たちにいろいろ教えてくれました。穏和な物腰もヨン様のイメージそっくり!

そんな眼鏡屋さんから教えていただいた、子どもの遠視についてサイト、
あいぱっちくらぶ
http://www.eyepatchclub.jp/

私もよく勉強したいと思います。

後日の関連記事・・子どもの遠視と眼科医の友達のはなし>>こちら 
眼鏡を掛け出して3ヶ月後の経過・・子ども用遠視の眼鏡を掛け出して、経過>>こちら

コメント

  1. 治療なのですから、こればかりは怠るわけにはいかないですもんね。
    ウチの長男は小学校3、4年で近視が分かったので、治療しましたが、今は普通の近視でコンタクトしてます。
    そういえば、最近、メガネにしたようです。
    僕もコンタクトです。
    ご近所に、治療用のメガネをかけてるお子さんがいました。
    今では、大学生になられたようですが、かなりのイケメン君に変貌しました♪
    白鳥の子が、成鳥になるまでの過程なんでしょうね。

  2. ★ゆ~ちゃん♪さん より:

    私もコンタクトを常用していましたが、目がすぐ充血してしまい、ソフトもハードも合わないようなんです。だけど視力はそこそこあるので、普段は家の中と運転するときにめがねをすることが多いくらいで、最近外しています。
    レーシックの手術に興味を持ったり、1週間連続装用のコンタクトレンズが出来る人が羨ましかったり、目については悩みの種です。
    めがねは一番彼女に似合っているものを選んだつもりですが、どうしても田舎っぽい顔つきになってしまうんです。親としては少々不満・・・。
    でもめがねを外すとまぶしがってフラッシュを使った撮影で目を細めたりするので、やっぱり必要な処置だと思っています。
    本人が比較的スムーズに受け入れて、よく見えるといっているのが救いです。
    遠視はレンズが高級になればなるほど、ケント・デリカット氏度がさがるのですよ・・。
    励まして頂いてありがとうございます。
    めがねを外したら美人だった!!とか昔の漫画にありがちな線を狙って育てます。

  3. 私も高校生の時から、ずっとメガネを掛けてます。
    乱視で、視力も両目ともに0.1ありません。
    最初はやっぱり、抵抗がありましたが…すぐに慣れました。
    メガネを掛けることで、目にかかる負担が軽減されるのであれば
    やっぱり必要なものだと思います。
    親としては心配ですよね・・・でも、大丈夫ですよ!
    今の時代、メガネを掛けることなんて普通のことです。
    ファッションとして掛けてる人も多いですしね。
    私なんて、メガネを掛けていないほうが「お父さんじゃない!」
    って言われます・・・(笑)

  4. ★はじめないっぽ...。さん より:

    ありがとうございます。
    私は外ではめがねを殆ど使っていないのですが、家の中ではよくめがねをしています。
    運転以外ではめがねを全く掛けない時期も何年もあったのですが、やはり疲れるんですよ・・・。
    視力ってテレビや本の見方が原因って安直に考えられがちですけど、結構遺伝的な要素が強いそうですね。
    でも0.1以下だと、めがねがないと本当に困ってしまいますね。
    確かに私が子どもの頃とはめがねの印象が違うらしく、子どもたちはファッションとしてとらえるみたいです。
    からかわれなかったのが幸いです。
    3ヶ月後、視力が少しでも上がることを期待して頑張ります!
    この記事、わざわざ書くことでもないかなとも思ったんですが、いろいろな思いがあったので掲載することにしました。

  5. ふーこ より:

    現在小5の長男は、市の3歳児健診で遠視が見つかりました。すぐ眼科に行ったところ、裸眼視力が左0.9右0.3で右目の遠視がひどかったです。私自身も小3から近視でつらい経験もあったので、3歳の子どもに・・・と病院内で泣いたものです。息子にはウルトラマンみたいにかっこいいとおだてつつ、目のお薬よと話しました。アイパッチも2年間ほどしました。その後小学入学時には視力1.2まであがり、現在は裸眼視力2.0です。見えすぎだねと今では親子で笑っています。今かけている眼鏡は左は度が入っていません。右がほんの少し遠視の度が入っている程度です。
    小3からスポーツ時にははずしてもいいと言われ、今現在は読書・勉強時にはかけなくてもいいと言われています。遠視は治療開始が早い方が治りもいいと言われました。確かに息子は良くなりました。時間がかかりますがきっと良くなりますよ。あ、うち眼鏡費用はその年の医療費控除で申請しました。還付金は少しでしたけど・・・今は保険申請できるんですね。子どもの眼鏡フレームは成長の度にかえないといけないし、レンズも・・・。結構な出費だからね・・・  ちなみに小2の次男は遠視なしです。 

  6. ★ふーこさん より:

    ふーこさん、初めまして!留守にしていまして、お返事がおそくなりました。申し訳ありません。
    コメント頂いて本当に励まされました。
    実は周囲にはめがねを掛けているお子さんがいないんです。ですから心のうちを話すようなこともなく、自分の中と目の前に起きていることを逐うだけで精一杯になってしまいました。
    娘は食物アレルギーで長いこと食事制限があったものですから、遺伝的要素があったにしても、そのせいもあるのではないか人に言われることもあり、私も自分のせいもあるかもしれないと自分を責める気持ちが起きて辛かったです。
    めがねを掛けると近視のめがねと違ってやはりおめめが少々強調されるので最初は違和感を感じていましたが、今は本人も周囲もなれました。
    今は少しでも目が良くなるならと前向きに考えられるようになりました。
    ふーこさんのお気持ち、本当によく分かります。でも早く気付かれたから、そこまで早い時期に視力が良くなったんですね。そんな明るいお話しに大変励まされました。
    娘はアトピーや食物アレルギー、そしてめがねといろいろと制約がありますが、そんな中でも元気に育っています。
    遠視やめがねのことはネット上で随分勉強させて頂いたので、私も同じような状況にある方がいたら、何かヒントになることを残したいと今回記事にしました。
    還付金については少々複雑で、どの程度戻ってくるのかはっきりわかりませんが、現在申請中です。
    また自治体によって還付以外の補助もある場合があり、その事についても私の経験からお話しできることもあるかと、詳細が分かったら記事にしたいと思っています。
    遠視でめがねを掛けていたお子さんが、目も良くなって健やかに成長されているというお話しは本当に励みになりました。
    嬉しかったです。ありがとうございました!!

  7. やぎ より:

    はじめてHPお邪魔しました。
    古い記事へのコメントで恐縮ですが、年中にあがる娘が遠視だと判明しどうにか情報を集めているところです。
    家族には視力悪い者が一人もいないので、まったく状況わからず
    眼科医もあまり丁寧に教えてくれないので困ってました。
    次回は眼鏡を作成するための視力検査をする段階です。
    まだ全部の記事を読んでいないのでこれから熟読しようと
    思います。
    検索すると怪しいトレーニング情報ばかりだったので
    こちらの情報は本当に助かります。
    数年経過してる情報なのでそれは考慮して読ませていただきます。

  8. あおい より:

    ★やぎさん
    初めまして!お嬢さんの遠視が分かって、情報を集めていらっしゃるとのこと。我が家の数年前の状況と一緒です。
    最近はその後のご報告をしていませんが、今も娘はめがねを使っています。しかし、視力は既に裸眼で1.0以上。左右共に出ています。ただ、まだ視力が安定していないと眼科医からの判断もあって、めがねは使用中。しかしかけ始めの頃ほどの気遣いは必要がありません。スポーツや写真撮影の際にはめがねを外しています。他のお子さん達をみると授業などではかけているけれど、登下校には外しているお子さんもいますね。
    視力トレーニングについては、キーワードでよく引っかかりますが、その効果は私も試していないので判断ができません。もし機会があれば、眼科の先生に聞いて情報を得たいと思います。
    私の記事は数年前のものでありますが、お伝えしたいのは遠視でめがねが必要とされたら、めがねをきちんとかけさせてあげて欲しいと言うことです。めがねを掛けた顔に違和感を感じるのは本人も親御さんも感じるのはとてもわかります。私も最初は本当に違和感が強くてたまりませんでした。
    ただ、きちんと掛けないで放置した場合のリスクはとても大きいんです。視神経の働きについて書かせて頂いていますが、放置すると最悪、大きくなってからめがねでも視力が出せない、弱視という方向になることがあります。
    また、視神経がきちんと働かないので脳とのつながりで、脳の発達に影響が出ると言うこと、これは遠視に限らず、斜視などでも同様だそうです。絶対影響があるというわけではないのですがリスクが伴います。
    確かに未就学のお子さんはめがねを掛けているお子さんが少ないかもしれませんが、小学校の就学前健診で近視、遠視共にかなりみつかり、3年生になるとクラスに5,6人はめがねを掛けているお子さんがいる状況です。
    むしろ、早い段階で見つかったこと、本当に良かったです。その分、視力が早くよくなり安定する可能性があるからです。よく見つけられましたね。変化に気付いたご両親と眼科の先生、恵まれていたと思います。
    小学校にあがってしまうとやはり時間がかかったり、視力が出にくいことがあります。
    私自身が専門家ではありませんが、記事がお役に立てたなら本当に嬉しいです。
    ご丁寧にコメントを頂いて励みになりました。ありがとうございます。