現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
雨の中、出掛けた先。
ていぱーく逓信総合博物館です。
こちらでは郵便、貯金、情報通信、放送にまつわる資料や、興味を深められるような展示を集めています。
お年玉年賀郵便のポスター。
その当時の憧れの商品が分かる気がします。
特等:高級ミシン 1等:純毛洋服生地。
時代を感じます。年賀ハガキ1枚が¥3だった頃・・・・。
年賀はがきの始まりは昭和24年。
戦後の尋ね人の消息を求めていた時代に年賀状が復活し、それにくじを付け、更に寄付金をつければ、夢もあり、社会福祉にもなると考案されたのだそうです。
2010年には年賀はがきの歴史も60年になります!
こちらはお年玉年賀はがきの当選切手の原画。
生きていれば、106歳になる祖父が切手を収集していたので、私の手元にはここにあるようなお年玉切手シートがいくつもあります。
殆ど本棚の肥やし状態ですが、とても美しい絵だな、としみじみ思います。
色合い、カラー、絵柄全て日本らしく美しいと思います。
切手というのは小さな額絵のようで、それが楽しくて子どもの頃は切手コレクターでした。
しかし、あまりにいろんな切手が次々出てくるので、もうとても集められない・・・・、とリタイヤ。
それでもお手紙が届くと、切手の部分をカットするクセが抜けず、定期的に水を貼った洗面器で台紙をとって→乾かし→保管しております。
この辺りは昭和40~50年代のお年玉切手の原画です。
干支に因んだ物が多いのが分かりますよね。
このお年玉切手が意外にも子ども達に好評で。
アンもレオも見入っておりました。
2階は、主に郵便事業の歴史に関する展示です。
公共郵便の始まり・・といえば、幕府の御用を伝える継飛脚。
ふたり一組で走り、途中途中、他の組と引き継ぎながら走りました。夜間でも関所と通ることを許されたそうです。江戸~京都間を片道70時間ほどで行き来したと言われています!
郵便局の始まり。音声が流れます♪
この2階には郵便に関する展示以外にもNTT事業に関する展示。NHK公共放送に関する展示がありますが、写真撮影には許可が必要な部分があります。許可を取るのが面倒なので写真はとりませんでした。
面白かったのはNTTのところで、懐かしの黒電話を使うことが出来たこと。
いくつかの黒電話が並んでいて、どこかの黒電話の番号をダイヤルすると、出た相手と話をすることができるのです。私たちは懐かしく、子ども達は新鮮だったみたいです。
いろんなテレフォンカードが並んでいたり、昔から今の電話が並んでいたり、変わった形の電話があったり・・・。なかなか面白かったです。
長くなりそうなので続きは②でご紹介します。
ていぱーく逓信総合博物館
http://www.teipark.jp/index.html
東京都千代田区大手町2-3-1
電話番号 03-3244-6811
開館時間 9:00~16:30(最終入場は16:00)
定休日 月曜日(祝日・振替休日の時は翌火曜日が休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 個人 : 大人 110円、小・中・高校生 50円
(小・中・高校生は日曜、祝・休日無料)
団体 : 大人 50円、小・中・高校生 25円
(小・中・高校生は日曜、祝・休日無料)
※団体は20名以上となっております。
※身体障害者手帳等ご提示されますと、ご本人様と付き添いの方2名様まで無料となります。
アクセス 地下鉄:大手町駅下車 A4・A5出口すぐ
都営三田線
東京メトロ半蔵門線
東京メトロ東西線
東京メトロ千代田線
東京メトロ丸ノ内線
JR:東京駅下車 丸の内北口より神田方面へ徒歩10分