韓国旅行

関釜フェリー 星希(ソンヒ)船内

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現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

下関から韓国・釜山へ向かうフェリー、星希(ソンヒ)も大まかな作りは阪九フェリーと似ています。
船内はグレードによって部屋が分かれ、特等、1等の洋室、韓室、2等があります。因みに1等は2人部屋と4人部屋があったような・・・。

今回は貧乏節約旅行で2等室。1等へのアップグレードは料金のかからないレオ以外の3人で+¥8,000なので、今考えるとアップグレードしておくべきだったと心底思います。
 

行きの2等船室

 (2等船室の中)

絨毯を敷いた上に、細長い布団、シーツ1枚、毛布2枚、枕が用意された質素な船室
窓がない部屋もあります。
この部屋を同じツアーの方と私たちの2家族が利用しました。この2等船室は8人部屋でしたが、6人部屋などもあります。

2等船室で寝てみる

身長110センチの4歳児が寝てみるとこんな感じ。
丈はあるのですが、幅は狭いので寝相の悪い方は注意しましょう・・・・。
コンセントは110Vも220Vもどちらも使えたと思います。とりあえず、荷をほどいたら夫が私にノートパソコンを渡すのですよ・・・。え?こんなところからもブログ更新しろって??って感じで。
なのでツイッターでつぶやかせて頂きました。コンセントが普通に使えたという証明です。他にデジカメの充電などもしましたから、部屋での充電等はご心配なく。

備え付けのテレビは韓国と日本の放送どちらもみることが出来ました。
私は布団は粗末でも1泊くらいなら寝られる自信があったのですが、テレビが点けっぱなしとか、赤の他人のいびきなんて耐えられないのです。ご一緒した方は静かだったのですが、運が悪かったら眠れなかったかもしれない、ですよね??
おまけに同じツアーの方とはいえ、ここで着替えたり化粧ってどうなんでしょう?そう考えるとやっぱり1等にすべきでした。すっぴんの私なんて犯罪に近いです。

タオルや歯ブラシなどのアメニティはありません
トイレやお風呂はもちろん、付いていません。1等だったらシャワー、トイレ付きです。

折角なので無人の1等洋室4人部屋を外から撮影したのでご披露します。
 

1等洋室

お茶もあります。
机もあります。2段ベットが左右にあり、4人家族ならこの部屋でオッケー。
お子さんが小さいなら、韓室が和室に近い感じで使いやすいと思います。

1等洋室4人部屋

これが反対側のベッドですね。
ソファーまであるし。

こんな感じで窓の外は人が歩く通路なので、1等船室でも覗かれたくなかったらカーテンを閉めましょう。
 

星希の案内パンフ

これ星希のパンフレットです。
上2つは特等室ですね。下2つが1等です。
あらら???2等の案内はありませんね・・・。

一番下が韓室です。お仲間のはまゆうなら韓室の代わりに和室ですが、使い勝手は似ていると思います。
ただ、韓室は床がフローリングだったかもしれません。

1等と2等室のあまりの部屋の違いにノックアウトしそうな私でしたが、気を取り直して船内探険に行きましょう~♪

星希(セイヒ)フロント

(フロント)

こちらは星希のフロントです。
日本語オッケーですが、スタッフは韓国の方です。
確認していないけど、郵便物の投函をお願いできるかもしれません。
 

ロビー

(ロビー)

左側にテレビがありますが、この奥がフロントです。
甲子園などをみていらっしゃいましたね。持ち込みやコンビニの食べ物などはこちらで召し上がる方が多かったです。

このロビーのテレビの横辺りに・・・

キャプテンのユニフォーム

キャプテンのユニフォームがあり、着て自由に撮影もできるのですが、いかんせん大人サイズでサマになりません。

免税店

(免税店)

船内に免税店があります。煙草、お酒、香水って感じですね。
ちなみに、下関港にも出国手続きのあと、ちょっとした免税店がありますが、規模はとても小さくて殆どの人が素通りです。
 

コンビニ

(コンビニ)

雑誌はありませんでしたが、お菓子、飲み物、お酒、カップ麺、洗面用具などが販売されています。
船内で出逢った韓国人のお子さん達はお決まりの様に夜食にカップ麺を食べていました。お湯は給湯室があります。
 

コンビニのビール

コンビニ店内のビール。(夫が撮影。よく撮影したなぁ・・・・。)
 

コンビニのお酒

コンビニ内のお酒。
コンビニ内の商品はハングルで、英文字がないので何が書いてあるか、分からないんですよね・・・。

 

コンビニのドリンク

コンビニ内飲み物。
 

韓国のビール

韓国のビールです。
船内のお酒は免税です。日本で買うよりも安く、1750W(ウォン)。日本円で¥160くらいでした。
つまりジュースやお茶類より安いです。
 

アイスクリーム ソンヒ内

アイスクリームまで撮影している・・・・。
韓国のコンビニ物は表記がハングルでもパッケージデザインが日本のものと似ているので、大体どんなものなのか、容易く想像できます。
 

レストランの入口

(レストラン入り口)

私たちは持ち込みで夕食を用意しましたが、船内にはレストランがあります。
 

 


メニューボードです。

朝食は・・・(この時の朝食の営業時間は6:50~8:00)

  • 韓朝食 8,000W/¥700
  • 和朝食 8,000W/¥700

    (洋朝食は2階のcafeにて販売しております。)
     

(夕食の営業時間は19:00~21:00)
韓食は・・・

  • みそチゲ鍋セット 9,000W/¥800
  • キムチチゲ鍋セット 9,000W/¥800
  • ビビンバ定食 10,000W/¥900
  • 海鮮丼 12,000w/¥1,000
  • 焼肉定食 12,000w/¥1,000

和食は・・

  • カレーライス 8,000W/¥700
  • とんかつ定食 10,000W/¥900
  • たらフライ定食 10,000W/¥900
  • 鶏の唐揚げ定食 10,000W/¥900

飲み物は

  • オレンジジュースorトマトジュース 3,000W/¥300
  • ウーロン茶 3,000W/¥300
  • コーラorサイダー 3,000W/¥300
  • 韓国焼酎 3,000W/¥300
  • 日本焼酎 4,000W/¥400
  • 日本酒 4,000W/¥400
  • アサヒビール 4,000W/¥400
  • キリンビール 4,000W/¥400

となっていました。このメニューはボードの右上のプリントを写したモノなので、メニューや料金は度々変動があるのでは無いかと思います。
思ったよりも良心的なお値段なので、食べてみても良かったかなぁ・・・・。
 

レストラン

デッキから覗き見撮影すると、レストランはこんな感じです。
カップ麺派の方には↓

給湯室

給湯室。お湯&水が飲めます。
が・・・、紙コップはなく・・・、
 

紙コップ・・?

この袋を広げて紙コップにし、飲みます。
サイズ的に普通の紙コップの半量くらいしか入らないので、ちょっと不便。
 

船内の階段

船内の階段です。他にエレベーターもあります。
キラキラです。

さて写真には写っていない設備もいくつかあります。
バーやカラオケルーム、自動販売機(ビール、アイス、お茶など。)
それからトイレ、大浴場は撮影していません。

実は船に乗り込んで真っ先にしたことは、ツイッターでつぶやくことでもなく、船内の探険でもなく、大浴場へのまっしぐら!だったのです。
この日は下関港で『海峡花火大会』という周辺ではかなり大きな花火大会が予定されていて、それを観るためにさっさと入浴すべきと判断したのでした。

その大浴場は、窓があって大きな湯船のある銭湯の様な作りです。
阪九フェリーの浴室と大差ありません。
すぐに大浴場に向かったのですが、韓国の行商のおばちゃん達が裸足(部屋の外は裸足禁止です。)で走って大浴場に向かうではありませんか。
そして脱衣所(鍵はありません。)で服を脱ぎ、さぁ!と思ったら最後の1箇所をアンと私で確保。
確か備え付けのシャンプー、リンス。それに石鹸があると聞いていたのに、石鹸が見あたりません。
取りあえず、シャンプーとリンスを済ませて、「しょうがない、シャンプーで身体を洗う??」などとアンと話をしていたら、隣の韓国人の行商のおばちゃんがぽん、と石鹸を投げてよこしました。

おばちゃん達、大量の洗濯物を持ち込んで、洗い場でずっと洗っているんです。
それも備え付けの石鹸で・・・。
荷物になるから。しかも夫の実家から来ている私たちですから、船内くらい備え付けのもので済ませようと思ったのが間違いでした。
おばちゃん達、数日分の洋服、下着、靴下、み~んなでずっと石鹸を使ってごしごし洗っているのですよ・・・・・・・・・・。
後から入ってきた日本人の女性はみな、身体を洗うことが出来ず、洗い場の隅でうずくまっていらっしゃいました。
因みに大浴場は洗濯禁止と書いてありました、が・・・・。

それからもしかしたら韓国の方は洗ってから入るという習慣が定着していないかもしれません。
いきなり、じゃぼ~んと身体を洗わず入る方を観たような気がするんです。それを夫に話したら、夫も大浴場でそのような方を観たというんですね。
加えて、身体の洗い方が違う。
韓国の若い女性はそんなことは無かったのですが、40代くらい~は大股開きでじゃばじゃば洗うのでびっくりしました。
もしかしたら男性はこんな洗い方もするかもしれない・・と思ってしまうような。
ちょっと怯んだ私ですが、後にも先にもこの短い韓国旅行で、韓国の方との文化の違いを強く感じたのはこのシーンくらいでした。

取りあえず、女性の場合、お湯が濁らないうちに入りましょう・・・・。
そしてあんまり長湯をすると、自分がのぼせてフラフラするのか、それとも船が揺れてフラフラするのか分かりません。

関釜フェリーは殆ど揺れを感じない快適な船でしたが、そんな船でも酔う方はいらっしゃるようです。
19時くらいに出港して大体5時間くらいで釜山に着いてしまうようなのですが、釜山で入国審査ゲートが開くまで船内で待機する感じになります。

う~ん、次回乗ることがあったら、絶対に1等がいいな。
次回はデッキの様子をお見せ致します。

関釜フェリー
http://www.kampuferry.co.jp/

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