コンサート、観劇等

ロシア国立ワガノワバレエ公演「ガラ&海賊」

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ワガノワ・バレエ・アカデミー日本公演ポスター

創立270周年記念・ロシア国立ワガノワバレエアカデミー日本公演
に行ってきました♪

<第一部>
「クラシック・シンフォニー」より 第一楽章
「ラ・シルフィード」より デュエット
「くるみ割り人形」より 王子とマーシャのアダージョ
「エスメラルダ」より アクティオンのヴァリエーション
「偶然の出会い」
「マルキタンカ」より パ・ド・シス

<第2部>
「海賊」より 第3幕

アンがバレエにはまり、何度かバレエの舞台を観に行っている私たちですが、今回は初のロシアバレエの公演に行くことになりました。
いつも新聞や広告で、バレエに関する写真がないかチェックして切り抜きなどをしているアンが、この公演の案内に気付いてチェックしていたのです。
同じ頃、夏休み親子バレエまつりの売り出しと重なって、どちらにしようか悩んだのですが、アンが選んだのがこちらでした。
ちなみにチケット代は6,000円~10,000円。これを安いとみるか高いとみるかはとても微妙。
日本のバレエ団の公演の内容から考えると高い気がするし、海外からみえていることを考えると、これくらいでも大丈夫なのか心配になったり・・・。(ちなみに音楽は録音です。)

ちなみに先日、横浜のチャコットでこちらの雑誌「Clara(クララ)」を買いました。
子ども向きのバレエ情報誌です。私のような大人でもバレエに関する素人さんなら楽しめる作りになっています。

レッスンのこと、バレエグッズのこと、世界のバレリーナのこと、いろんな情報が満載です。
バレエを習っているお子さん、またその親御さん、是非読んでみたら楽しいですよ。

この7月号では、今回のワガノワアカデミーの特集がありました。
レッスンの様子や、ワガノワスクールのこと、読みながらこの日の公演を楽しみにしてきたんですよ。

 

パンフレットを持つアン

これは今回の講演のパンフレットです。1,500円でした。

ワガノワバレエアカデミー 日本公演パンフレット

内容はワガノワバレエアカデミーのレッスンの様子や、出演者のプロフィール、今回の作品の説明などです。

第1部は舞台上に大道具はなく、ひとり~少人数で踊る作品ばかりでした。
ガラコンサート(祭りなどの意味。記念公演という感じで使われている言葉らしいです。)なので、それぞれはワガノワバレエのスクールの生徒さんの卒業記念で踊ったものなどで、完成度も高く、とても美しいのですが、大道具がなくて、短い時間でいろんな踊りをみせられるというのは、全幕を通してみる作品とは全然違いますね。
私もアンもバレエは素人なので、物語を追うように見るのが好きなのだな、ということに初めて気付きました。

それでももちろん作品ひとつひとつにそれぞれ感想を持ったり、楽しく見てきたんですよ~。

パンフレットの中に日本人の男性の名前がありました。
彼はひとりで踊ったのですが、拍手はとても多かった。どんないきさつでロシアで、ワガノワで勉強されているのか分かりませんが、海外で頑張る日本人男性に応援する意味で大きな拍手が送られたんだと思います。

第2部。
「海賊」の3幕。ヒロインと、海賊の首長が既に恋仲。そこにライバルというかヒロインを奪いにきたトルコ総督。そして首長の忠臣。それからヒロインの親友、この4人が中心の舞台です。
こちらは舞台セットもあり、それは素敵なんですが、いくら予習をしてきてもいきなり、3幕からってなかなかその世界に入り込めないんですね。ちょっと勿体ないかなぁ。
この3幕、トルコ総督のハーレム(?)という状態なので、たくさんの女性がいて、慰撫する踊りがあるのですが、このコールドバレエはやはりとても美しかったです。

ソロや数人が踊る以外にもコールドバレエなど、バランスよく組み合わされるからこそ、バレエは総合芸術なのだと実感しました。

テクニック的なことや、内面から出るもの、なんて事は素人の私は語りませんが、やはりバレエの世界は素敵。男性の観客も多くいらっしゃっていました。次回はやはり全幕通して観たいです。

第1部の話に戻ってしまいますが、「エスメラルダ」のアクティオン
ワガノワの生徒さんによるものなので、20歳にもならない方がペアで踊られているのですが、もうなまめかしいというか、あまりに官能的な世界で。こんなのを娘と一緒に観て良いものか考えちゃいました。

この夏はもうひとつ、バレエの公演を観に行く予定です。

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