初めてのお小遣い

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パパが自分の部屋を掃除していたら、世界の国々の小銭が出てきたそうなんです。
世界地図や世界のことに興味が広がっているアンに、「これはアメリカのお金、これはギリシアのお金・・・。」といろんな貨幣があることを伝えたかったと、アンにたくさん渡した中に・・・、
日本のお金が混ざっていました。(まだ、子どもにお小遣いを渡すことについて私は考えがなかったのに・・・。こ、心の準備が・・・っ。)

アンは日本のお金を分けて自分のお財布に入れていました。

実はアンは自分のお金を持つというのは全く初めて。
一緒に数えてみると¥840くらいありました。バレエ公演のあった日もポシェットにこのお財布をいれて、デパートの中やいろんなお店に立ち寄る度に財布を握りしめていました。

サンリオショップに寄って、シュガーバニーズやキティちゃんなどのグッズを眺め、「○○ちゃんは○○を集めているの。これもかわいいな~。」などと物欲しそうに見つめています。
けれど、必要なものは買い与えていますし、いつでも欲しいものを買い与えるわけにもいきません。
口だけは「これは¥○○○だから、アンの持っているお金で買うと大きなアメ2個分のお金が残るね・・・。」とか「これを買うとペットボトルのお茶、1本と同じくらいのお金が必要ね。」なんてうるさい母なのでした。

アンは結局お財布を握って時々、財布の中身を眺めることがあっても買おうとしませんでした。

そんなアンが・・・。


Clara (クララ) 2008年 08月号 [雑誌]


ワガノワバレエ公演の会場で子どものバレエ情報誌・クララを目にして、「ママ、わたしのおかねで買えるかしら?」と財布からお金を出したんです。
サンリオグッズや、髪飾り、アフターヌーンティーのかわいい雑貨など、たくさんかわいいものを目にしてきたのに、そこでは買う意志を見せなかったアンが、必死な様子でお金を勘定し、「これ、ください!」と買ったのはちょっとびっくり。

初めて自分の意志で購入したのはこのClaraの8月号になりました。

突然のことながら、お小遣いを手にすることになったアン。
彼女は貰ったその日にお小遣いの殆どを使ってしましました。彼女はこれからお金の扱い方を覚えていかなくてはならないスタートに立ったんです。
私も同時に、子どものお小遣いについて考えなければならなくなりました。

小学校に上がったら、お小遣いを定期的に与えることにするか、それとも報酬制という形をとるか。
少し間違えると努力しないでお金を手に入れることは、お金のありがたみを感じることができないかもしれないし、かといって報酬制にしてお金を貰わないと動かない、手伝わない、ということでも困る。
私の心の準備がまだ出来ていないのです。

まだ、アンはお金のことをまた充分に理解できていません。
これから私はお金の与え方も使わせ方も考えなければいけません。

今の子どもはお金を持った時点からサービスを受けるのが当然という生活に慣れてしまっています。
どんなに小さくてもお金を払うとお客様という世の中になっています。
奉仕されることになれてしまう子どもに育ててしまわないように・・・、どうやったら育てることができるのでしょう。

私は幼稚園の教諭として仕事をしてきた期間に考えてこなかったことが、だんだん、身近な問題として湧いてくるのを感じます。アンが小学校にあがれば、新たに教育方針に加えなければならないことが増えてくるでしょう。
私の対応が間に合うかどうか。

アンが今回、少し考えてお金を使ったのは親として嬉しかったです。
大事に使うことを教えねば・・・。