現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
鏡を前にして、舌を見て下さい。
東洋医学ではよく舌を診ますが、舌の状態でも健康状態がわかります。
この画像の舌は、舌の周囲が凸凹(でこぼこ)になっています。
これは舌が浮腫んで肥大しているんだそうです。
先日、東洋医学の勉強会がありまして、全く無知な私が、難しい話を詰め込んできましたから解釈が微妙にずれているかもしれませんが、
舌の色で、
黒っぽいとか、黄色っぽいは熱がこもっており、
白は冷え性。
ギザギザ、でこぼこは水気が多く、
舌苔(ぜつたい)があるのは、淤血(おけつ)の状態で、合わせて目の周りにクマができていることが多いそうです。淤血は血の毒であり、血液が澱んで汚れている状態だそうです。
ちなみにこの下は舌苔はないものの、舌先が浮腫んでいるため、歯の裏側にあたり、歯の痕ができてこのような形になっています。
水毒の気があり、水を摂りすぎていたり、虚弱な体質だということなのです。
今、美容法とか健康法で、水をたくさん摂ることが進められていますが、日本のな気候では蒸しているので、体外に水分が発散することが少なく、水毒にあたりやすいのだそうです。
胃がちゃぷんちゃぷん、いっているような状態はまさに水をとり過ぎている状態です。
かなり身に覚えがあります・・・・。
今まで水分をとることが良いと思ってきました。
実はこの舌、私のものなんですが、しっかりした体格の割に、むくみ体質、体力がなく、低血圧、冷え性、貧血。スタミナが本当にないんです。
暇さえあれば、お茶を飲んでいました。たぶん、タバコを吸う人が間が持たずに一服するかのように。あまりに的確に舌に表れていることにショックを受けました・・・。
まずは水の飲みすぎをやめることから気を付け、水分がこもりすぎないように、発散させる場を作ることにします。(運動やウォーキングなど。)
合わせて、
最近図書館で借りて、良書だったので家で買った本です。
著者は、浜松医科大学ご出身の、北里大学東洋医学総合研究所の漢方鍼灸治療センター副センター長の伊藤剛先生です。
昔からツボとか経絡とか、興味があって色々な本を借りたり、実家に本もありましたが、それらの本は、白黒だったり、絵や図でツボの位置を示しているものが多かったんです。
懇切丁寧でこれほどわかりやすいのは初めてです。
この本は、カラー写真にツボの位置が示されていて、しかもツボの見つけ方や押し方もツボごとに的確にわかりやすく説明されています
症状別に、あらゆるツボを紹介されているので、ツボに興味がある方にはぜひバイブルとして活用をお勧めしたいと思います。
病気になってから焦るのではなく、病気にならないように、常に自分の体の状態を把握し、コントロールしていけるようにと思っています。
さて、きれいな舌になりますでしょうか。