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日本三大桜 山高神代桜(山梨県北杜市武川町)

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国指定天然記念物日本三大桜・山高神代桜(やまたかじんだいざくら)を紹介したいと思いつつ、なかなか身頃の季節に出掛けられずにいます。
今年こそは・・・、と思いつつ出掛けました。

山高神代桜

北杜市、3ヶ月ほど出掛けていませんでした。
だって寒いので子どものお世話どころではなく、自分の世話さえ困難になるからなのです。
ようやく、春めいてきて、東京・神奈川では桜が満開だというのに、こちら、北杜市はといえば、クロッカスのつぼみが少し出てきた程度。北杜市も場所によって標高が違いますから差がありますが、どこもかしこもまだ春の香りは感じません。
3月29日にこの山高の神代桜の開花宣言があったということですが、実際のところはどうなのか見て参りました。

碑「山高神代桜」

天然記念物山高神代桜の碑。
神代桜は北杜市武川町の実相寺にあります。
この神代桜は樹齢約2000年と言われている日本一古い桜といわれています。

山高神代桜の幹

立派な幹。
でもどうやったらこんな形状になるのか、私には不思議でならないです。

エドヒガンザクラ咲きだし

ようやく目を細めてみれば、花が咲き出していなくもない・・という状態。
ただ、山高神代桜は同じエドヒガンザクラでも花が小さめのように感じます。
やはり樹齢2000年、樹勢も衰えてきており、昭和59年より神代桜には櫓(やぐら)を掛けたり、土を入れ替えたりのサポートをするようになっていました。

櫓のあった頃の神代桜

(2004.04.04 櫓のあった頃の満開の神代桜)

5年前や3年前に満開の時に来たことがあるのですが、その時には櫓があった筈。
あれ、今年は櫓がない。
写真的には櫓がない方が美しいのですが、これはどういうことなんでしょう?

山高神代桜について
1922年(大正11年)に桜では初の国指定の天然記念物に指定されましたが、近年は樹勢が衰えています。
2001年~2006年には神代桜の根や病気の調査、養分や有用な土壌微生物を含んだ土に入れ替え、主幹から新たな発根を促すため、櫓の取り払い作業などを行いました。

   1922年(大正11年)  2006年(平成18年)
高さ   13.6m  10.3m
 根元幹周  13.5m  11.8m
 枝張り(東西)  27.0m  17.3m
 枝張り(南北)  30.6m  13.0m

エドヒガンザクラについて
本州、四国、九州から朝鮮半島にかけて分布する比較的長寿の桜です。
葉や花序部に軟毛があり萼筒が壷形になります。シダレザクラはこのエドヒガンザクラの変種だと思われます。


神代桜の駐車場などを案内して下さった方達の目利きによると、今年の見頃は4/5頃になりそうとのことです。
今度の週末は混雑するかも・・・?
櫓が無くなってからの満開の神代桜がみたいです。

神代桜を観に来た人たち

神代桜を観に来た人たち。
満開時にはもっと大勢の人たちが観に来ます。

実相寺より見える水仙畑

実相寺からみえる水仙畑もきれいです。
神代桜以外の桜も咲きますよ。

山高神代桜(実相寺のホームページより)
http://park8.wakwak.com/~matsunaga/

山梨県北杜市武川町山高2763 日蓮宗 大津山 実相寺

神代桜の開花シーズンは駐車場1日¥500

 

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