現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最近はますます外向きなレオ。彼のお散歩や外遊びに付き合って、低い目線での散策を楽しむようになりました。
歩き出した頃は、道路に落ちているゴミも、マンホールの蓋も、側溝の溝もみな新鮮に見えていたようです。
目に見えるものがすべて眩しくて面白いなんて、子どもは何を感じていたのでしょう。
私も少し低い目線になったら、今までと違う感じ方が出来るのでしょうか・・・・。
アヤメ科の帰化植物です。明治20年頃北アメリカ南東部より持ち込まれた思われます。帰化植物と言うのはもともと日本にあった植物ではなく、なんらかを経由して国内に持ち込まれたものが自然に自生するようになったものを言います。
花期は5~6月。毎日新しい花が咲き、一日で花を閉じる、というのを繰り返します。白い方に丸いものが玉が付いていますが、これが実です。
芝生などに一面に群れるように咲く姿をよく見かけます。
キク科。花期は4~6月。
日本全土に分布しています。春の七草のひとつで、その中では「ごぎょう」と呼ばれています。苦味が強いため食べるにはアク抜きが必要。昔は餅草として使われましたがヨモギが取って代わりました。
有史以前の中国からの帰化植物と考えられます。
乾燥させるとややカレーっぽい匂いがしますし、綿のようにふわふわ、とするので、子どもの頃はオリジナルポプリの材料でした。色も鮮やかに残ります。
キク科のハルジオンとヒメジョオンはよく似ていて区別が付きにくいのですが、どちらも北アメリカ原産の帰化植物です。
俗名、ビンボウグサ。
子どもの頃、こういって忌み嫌いましたがなぜかしら?
どこでも咲くから?
その言い方は最近は聞かなくなりました。子どもがよくお土産に持ち帰ってくれる花です。
どちらも若い葉ならゆでて食べることが出来ますが、キク科特有の苦味は感じます。
(区別方法)
ハルジオン | ヒメジョオン | |
花期 | 5~7月 | 6~10月 |
繁殖場所 | 町中で優勢 | 郊外で優勢 |
茎 | 茎の中は中空 | 茎の中は髄が詰まっている |
つぼみ | つぼみの先が垂れ下がる | つぼみが垂れ下がらない |
(カタバミ)
カタバミ科。日本全土に分布しています。
シュウ酸を含んでいるため、噛むと酸味を感じます。
葉はよるになると閉じ、就眠運動をします。
ハート型の葉の形は古くから親しまれ、家紋にもよく利用されています。
小さな野の花もひとつひとつ目に留めると、また違った時間を過ごすことが出来ます。
雑草、という言い方は好きではありません。
ざっそう、というと必要がないごみのような存在に聞こえるけれど、野の草というと捉え方が変わってくると思います。
草むしり(草引き)をすることは勿論ありますけど、身近な植物も子どもたち一緒に楽しめたら楽しいですよね。