実家にリモートアクセス

私の実家は遠く、なかなか帰省することができないので、親孝行のために孫たちの写真やビデオを見せるためのリモートアクセスシステムを構築しています。

リモートアクセス図

○利用形態
・TV電話(MSNメッセンジャーの映像チャット)
・親にデジカメの写真やビデオを見せる(UltraVNCで操作)
・親のPCサポート(UltraVNCRemoteAssistance

○システム構成
・ADSLモデム:トリオモデム-3G(Yahoo!BB50M)
・リモートアクセスルータ:WZR-RS-G54HPBUFFALO
・DNSサーバ:DDNS家サーバー・プロジェクト

○利用機能
WOL(WakeOnLan)
WZR-RS-G54HPはVPN(リモートアクセス)接続後にWEB画面でWOLが可能です。無線LANでつながっているPCはWOLできませんが、ルータにケーブル接続されているPCの電源を入れることができます。WOLが使えるのでメンテナンスやファイル転送が時間を問わず行えます。勝手に電源を入れて作業を行い、終わったら電源を落とすことができます。
PCがWOLに対応していることが必須ですが、対応しているかどうかの判断はちょっと難しいものがあります。自作PCならマザーボードのマニュアルに記述があるかもしれません。メーカー製PCならサポートに問い合わせてみると教えてくれるかもしれません。
マザーボード上のLAN端子でWOLできない場合でも、後付のLANアダプタで可能になる場合もあります。(例:BUFFALOLGY-PC-GT
いくつかの条件に合致しないとWOLできないので環境を作る前にあらかじめWOLしたいPCをローカルで接続してチェックしてみる必要があります。
UltraVNC(遠隔操作、親のPC指導)
PCのメンテナンスや親のPC操作サポートに利用します。英語版のソフトなので日本語変換キーに対応していなかったり、後述するRemoteAssistanceよりも反応速度が遅いのが欠点ですが、パスワードを一回入力するだけで簡単にデスクトップを呼び出すことができるので重宝しています。
WindowsXP(Professional)には同様の機能を持つRemoteDesktopが付属していますが、Homeエディションでは利用できないし、利用中に相手のデスクトップがブラックアウトされてしまう(仕様)ので利用していません。
RemoteAssistance(遠隔操作、親のPC指導)
UltraVNCよりも高速&高画質ですが、操作に相手の同意が必要になります。セキュリティが考慮されているため、接続するまでに相手に何回もボタンを押してもらう必要があります。
実家の場合はUltraVNCで接続して、自分でRemoteAssistanceを立ち上げ、接続することもあります。
ちなみに、RemoteAssistanceはルータ配下でもUPNPで接続できるので実家だけではなく知り合いのサポートにも活用しています。(誘導はMSNメッセンジャー経由)
MSNメッセンジャー(TV電話やRemoteAssistanceへの誘導)
TV電話やRemoteAssistanceの誘導目的で使っています。バージョン7.5であれば、メニューから「アプリ」->「リモートアシスタンス」で相手にサポートしてもらうことができます。
○各種設定ルータのVPN(リモートアクセス)設定はすべてWEB画面上で行うことができます。手順に従って設定すれば行き詰ることはないでしょう。クライアントPCの接続設定もWindowsXPなら標準で接続機能を持っているのでネット接続ウィザードに「サーバのホスト名かIPアドレス」、「接続名」、「ユーザ名」、「パスワード」を入れればOKです。
ただし、自宅で使う場合はほとんどのプロバイダがDHCPでIPアドレスが割り振られるため、ルータに割り当てられたIPアドレスが変わってしまうことがあります。IPアドレスが変わるとルータにアクセスができなくなってしまいますので、DDNSを利用します。WZR-RS-G54HPにはDDNSへの登録機能があり、ルータに割り当てられたIPアドレスが変更された場合に自動的にDNSサーバーへIPアドレスの変更を通知してくれます。
BUFFALOが有料でDDNSサービスを行っていますが、無料のDDNSサービスを利用することもできます。個人で利用する分には無料サービスで十分だと思います。(私は1年以上利用していますが、トラブルは皆無でした)