現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最近読んだ本をご紹介・・・。
本というかムックですけれどね。
ベルサイユのばら・・特別好きだったわけではないのですが、一時全巻持っていたことがありました。おばが結婚する際に処分することになり貰ったんですが、私は頓着がなかったので読むには読んだけれど、ベルばらファンの友達に譲ってしまいました。
今考えるとちょっと勿体無かったかなぁ。
でもベルばらが流行ったのは私より上の世代で、お子ちゃまだった私にはフランス革命はちょっと血なまぐさく感じたし、オスカルが男装しているのも理解できなかったのよね~。ストーリーを全部知っていたわけじゃなかったので。
ここしばらく子どものキャラ物に対する考え方でコメントをやりとりしていましたので、この本を取り上げるのはお笑いになるかもしれませんがこの本面白かったです。
池田理代子さんご本人が監修されているだけあって、漫画の名シーンのカットがバンバン惜しみなく使われ、最初の16ページはオールカラー。キャラクター分析やら、コメンテーターの熱き思いやら、多角的にベルばらを再検討。巻末にはよりベルばらを理解するのに役立つ参考文献リスト!!ベルばらといえば、宝塚歌劇とも縁が深く、紫苑ゆうさんの「ベルばら」への熱き思いやら、オスカルへのこだわりなども読み物としてもとても面白かったです。
原作を読んでいない方でも読みたくなってしまうような魅力たっぷりです。私もまた読みたくなってしまいました。
2007.5更新
↑レビューで解説というより感想・・と書かれている方がいるようですが、確かに・・・。オスカルが女として育っていたら?どういう心理でオスカルはフェルゼンを諦めた?など様々なキャラクター別の印象的なシーンについての考察です。
巻頭の16ページがオールカラー。その後のページは漫画のカットが入っていきますが、白黒です。
今考えると実在ではないけれどオスカルの生き方を考えてみたり、アントワネットも史実の中のアントワネットと比べたり。
歴史への興味って実はこういうところから派生しているのかなぁ?
そういえば、高校時代「世界史」が大好きでした。これって実は横山光輝さんの「三国志」にはまっていたからというのがあります。その漫画を提供したのが実は弟。
全60巻の大作。
弟がいなかったらめぐり合えなかった作品。
そして高校時代の友人をみんな仲間に引きずり込んだ漫画。
私立の女子高生が電車の中で「三国志」って如何なものでしょうか?
おまけに世界史の先生が某大学の中国史の教授だったので、余計にとどめをさしました。中国史の話で先生とも盛り上がって・・・。
よき漫画とよき先生との出逢い・・・。
世界史の先生を目指せばよかったかな?
横山三国志。いかにも少年漫画という感じでしたが面白くてはまりまくりです。そこから発展して原作の吉川英治さんの三国志も読みましたし、三国志関連の本も読みました。
あら私って結構漫画の影響も受けているんですね。
でも中国にまだ行ったことがなくて・・・。そのうち観光に行ってみたいです。