現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
国立科学博物館の企画展を観た後、常設展示を観に行きました。
企画展のチケットで常設展示もフリーで観られるのです。
こちらが国立科学博物館です。
企画展(特別展)を観た後、「ついでに」常設展示もみようか~、という軽いノリだったのですが、いざ建物内の地図をチェックしてびっくり!!
広い・・・
すごく広い・・・・
いわゆる一般的な博物館とは比べられないくらい、大きいのです。
常設展は地球館、日本館の2つの建物に分かれており、地球館はおおよそ7階分。日本館が3階分の展示があります。
私と夫は折角だから腰を据えて1日こちらで過ごしたかったのですが、子どもは他にも目的があったらしく、地球館のみ、駆け足で観ることになりました。
駆け足なので写真も殆ど撮っていませんが、ちょっとだけご紹介です。
地球館1階です。(リンク先は地球館1階のフロアマップです。)
地球館は地下3階から中2階もいれて、地上3階まで計7階分の展示があります。
こちらの1階は生き物の環境による適応性、多様性、関わり、食物連鎖、など展示を通して感じることが出来るようになっています。
写真は亜寒帯の海の様子。まるで水族館にきたようなリアルな展示です。
熱帯雨林の高温多雨が作り出した生物の多様性・・・・、
ラフレシアで す。もちろん、模型ですがリアルです。本物は死肉に集まるハエに受粉を頼るために、強烈な腐臭を漂わせているそうです。ラフレシアは世界最大の花で最大 90センチにもなるそうですが、茎や葉がなく、花首だけでごろんと地面に横たわって腐臭を漂わせているならば、妖怪の類と思われても仕方がないよう な・・・。
松ぼっくり・・・。
と、呼ばれる物でもこんなに多種多様なんです。
昆虫の展示でも同じ種類のもでも、亜種というか個体差や地域差があることを感じるものがありました。
この3つの画像はいづれも1階の展示です。時計をみたら時間的に余裕がないことが分かったので、この後は地下3階から駆け足で展示を観歩きました。
さすが国立。
展示の中で剥製なども多いのですが、剥製も乾燥し硬直したような感じではなく、まるで出来たてのようなふわふわとした状態のよい剥製ばかりなのです。剥製だけに限らず、展示がどれも美しいし、よく系統立って展示されています。
なかには寄生虫だとか、動物の大腸小腸の長さを感じるような展示とか、かなりグロテスクなものがあったりして、気分よく観られる物ばかりではないのですが、展示内容もさすがの内容でした。
地球館だけでも幅広く展示されているので、これだけまとめて整理するのは大変だっただろうなぁ、と余計な心配をしてしまいます。
視覚から訴えられる展示が多く、幼稚園児のレオにも飽きずに楽しむことができました。
時間的な都合で日本館は行くことができませんでした。
何かの折にまたこちらにくることがあったなら、常設展をじっくり見てみたいと思います。
国立科学博物館は午前中だけで見切れるような規模ではありませんでした。
昼食は中にレストランやカフェテラスがありますが、いづれも値段は高いです。持ち込んだ物を食べることは出来る場所があるので、持参した方がよいと思います。
建物内にエスカレーターはあります。
ありますが、パンプスを履いていった私は帰宅したときに足がぱんぱんになりました。さすがに靴擦れまで起こして翌日は足が重くて仕方がなかったです。
オシャレも大切ですが、国立規模の展示を観るときには運動するくらいの気持ちで服装も考えて行った方がよかったと反省しています。
国立科学博物館 常設展示
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/permanent/index.html