現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
(祭りと言えば、酒だ!!といいつつノンアルコールビール)
7年に1度の奇祭、御柱祭(おんばしら)について記事を書いています。
ようやく私が観てきた部分をようやくお話しするときが来ました!!
私が今回見ることが出来ましたのは御柱祭の中のフィナーレ、建御柱の部分です。(四箇所の建御柱のうち、私たちが見たのは上社前宮の一と四の柱です。)
山からやってきたモミの大木は曳かれるうちにご神木へ変わっていきます。
そして社殿の四隅に建てられるのですが、その中でもいくつか細かな神事が行われています。
今回は観光客も多く、境内への立ち入りの制限があったのですが、私たちは幸いにも早朝に出掛けたことと地元の方の協力もあって、間近で建御柱の様子を見ることができました。
上社前宮は、上社の御柱の川越えの場所から徒歩圏内にあります。
ある時間以降、一般観光客は鳥居をくぐり階段を登ったとこ ろでストップ!!どうしても見やすい所を確保したい場合は桟敷席を利用する方法がありました。但し、桟敷席は¥8,000します。(1席当たり)。
(前宮の桟敷席・・水色の床の上のパイプ椅子席。1席¥8,000)
桟敷席だと前宮一(一本目の柱)の建御柱(たておんばしら)の様子を正面からゆうゆうと見 ることができます。¥8,000と聞いて「あり得ない~~~!!」と叫んでしまいました。案内の方も「まだ時間が早いので・・、どうもすみません・・・。」とバツが悪そう。ごめんなさい。あなたもお仕事ですものね。
私たちの確保した席も素晴らしい場所でしたが、祭りが進めば進むほど敷いたシートの上に土足で上がる人や「ちょっとごめんなさい。」と私たちのシートの上の僅かなスペースの上に広告をのせてその上に立つ人も出る始末です。
入場に制限があるくらいですから。実際人間が溢れていますし仕方がなかったかと思いますが・・・。怪我をする人もいなかったし、それでヨシとしましょう。でもその時は正直ムカッ・・・。
さて・・・、私たちが陣取ったのは建御柱を上から眺めることが出来るような斜面。
土の地面なので土埃はありますが、前宮一と前宮四の様子を拝むことができる素晴らしい場所でした。
(早朝。前宮四が建つ場所)
建御柱は朝の時点でスケジュール通り行かないことははっきりしていました。というのは前日の時点で里曳きが遅れて、前宮四の御柱が上社に到着していませんでした。前宮四の御柱を通さないと前宮一の建て御柱をすることができません。その日の前宮は前宮四(の御柱)待ちでした。
垂れ幕には「御神木曳いて 神の子となる」とあります。
(木遣り歌を唄う)
前宮四を待つ間、斜面の上に立った子ども達と専門の大人の歌い手が独特の節回しの歌「木遣り歌」を歌ったり、進軍ラッパが鳴り響いていました。いつから進軍ラッパ♪を演奏するようになった か分かりません。ドラや笛も鳴ります。諏訪大明神は軍神なのでそれと関係があるのかもしれません。音楽は御柱が近付いてくるとなお一層激しくなっていきました。
木遣り歌は曳き手の気持ちをひとつにするために唄われます。
尚、木遣り歌の歌詞はこちらのサイトで確認することが 出来ます。↓
http://senshohamada.hp.infoseek.co.jp/minyou/suwa-kiyari-word.htm
神さま、お願いだ~、というような言葉は聞き取れます。
(手前、前宮四到着。奥は前宮一)
あちらでもこちらでも前宮一、前宮二、前宮三、前宮四の場所でそれぞれで進軍ラッパが鳴り響きます。
やがて予定より4時間遅れて前宮四の御柱が到着しました。つづく・・・
※ここでひとつお断りを・・・。
私のブログでは一般の方もプライバシーを考慮し、モザイクを掛けて個人が特定できないようにしています。しかし、今回のように祭りという場面において皆さんのお顔にモザイクを掛けてしまうと、祭りの主催をされている方たちの意気込みが伝わってこないと思いました。従って今回はモザイクを掛けておりません。不都合がありましたら対応を考えますのでご一報下さい。