現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
アン7歳、レオ5歳の七五三のお祝いを済ませました。
実際の彼らの年齢はアンが6歳。レオが4歳です。七五三は数えでお祝いするのが本来のやり方ですが、レオにはちょっと衣装が大きすぎたかな~。
いろいろ反省点はあるものの、お天気にも恵まれ、元気にお祝いの日を迎えられたこと、そして少しこだわった形で出来たことに喜びを感じています。
3歳の七五三では大手こども写真館のパックで済ませました。
お値段も手頃でいろんな衣装が着られたことは満足でした。
現代風な着物で、それはそれで良かったけれど、もっと違う形で7歳の七五三を迎えたいと・・・・。
よりによって私はまるで知識のない、アンティークの着物に手を出してしまいました。
調べたところ、たぶん大正時代~昭和初期にかけてのものだろうということでした。錦紗縮緬という柔らかな美しい正絹です。
大胆な柄や構図、そして意外なことですが化学染料が使われていたため、今にはないような発色で目を引きます。
とにかくこの美しい柄に一目惚れ。
七五三で使うつもりで探していましたが、大きすぎる。
直すことも考えたのですが、なんだか長い間この状態でとっておかれたものにハサミを入れるにはしのびなくて・・・・。他のものも探したのですが・・・。
結局こちらを着せたくて着せたくて。母に無理を言って「切らないで」縫うことでアン用のサイズに直して貰いました。
着物は見つけましたが、これに合わせた帯や小物、七五三ならではの小物類(しごき、筥迫ete・・・)を合わせるのが大変でした。
母と一緒に鎌倉の着物やさんを何軒か回ったり・・・、
帯は鎌倉で見つけました。でもこの帯、子ども用ですがすごく固くて締めにくいので、結局帯を締めるのが難しいという理由で、七五三当日もヘア&メイクをお願いした美容室でやっていただくことに。
そちらの美容室でも着付けの方が二人がかりで「三重紐」というニューアイテム、を使っていただいて何とか締めることができた・・というような手こずり方でした。
もしもの時用に作り帯まで用意した次第です。
だけど作り帯はこの着物の色に合わなかったので、なんとしてもこの帯でやりたかった。
当日、アンの着付けが終わるまで本当にやきもきしました。
バッグや草履も合わせて買いました。
髪飾りはネットでアマチュアの方が作っている縮緬細工の物を購入。
それに母が持っている髪飾りを合わせたり、美容室の方の勧めで鹿の子(帯揚のような感じの絞り柄の紐)を2種使ったりして、今回のアンの着物姿になりました。髪型もイロイロ悩みました・・・。
レオの方はこだわる時間がありませんでした。
それこそ、アンティークで揃えたい気持ちもありましたが、予算的なこともありましたので、シルバーウィーク中に母と相談し、フルセットで購入しました。
職業柄、自分で着物+袴スタイルは何度か着たことがあるのですが、七五三の男児の着付けはまた違っていましたー。
こちらの美しいキモノの別冊に「子供の成長祝いときもの」というのが付いてきて、写真付きで七五三の着付けが出ています。これが比較的丁寧でしたので、レオの着付けの参考になりました。この別冊が欲しくてこの本を買いました。
この別冊では「お宮参り」から「成人式」までの支度の仕方、着物の種類、慣習や由来などいろんなことが書いてあって非常に勉強になりました。
七五三当日の時間の流れについては>>こちら