日本郵船氷川丸(神奈川県横浜市)

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先月4月25日にリニューアルオープンした横浜港の氷川丸にさっそく出掛けました。(ゴールデンウィークの前半ですけどね。)

氷川丸と私たち

なんと、こちら一般の入館料が¥200。幼児は無料なので我が家のファミリー4人で入場料が計¥400のというわずかな出費でしたが、見応えがあって大満足で帰ってきましたので、消化に時間がかかり記事が遅くなってしまいました。

横浜の新しい人気観光スポットになること間違いなし、です。

ただ、船の中はのぼったり、降りたりがありますので、ベビーカーの使用はできません。赤ちゃん連れの方は抱っこ紐、おんぶ紐等ご用意下さいね。

氷川丸についてwikipediaより、

氷川丸(ひかわまる)は、日本郵船が1930年に竣工させた日本の12,000t級貨客船。

北太平洋航路で長らく運航された。
世界的には傑出した存在ではない中級サイズの貨客船ではあるが、その接客設備とサービスの優秀さによって太平洋を往来する著名人たちに愛用され、数多くの逸話を残した船として知られる。

多くの日本商船が喪失された太平洋戦争でも沈没を免れた数少ない大型船で、戦後も1960年まで北太平洋航路で運航を続けた。引退後も保存され、2008年現在も横浜市山下公園前の横浜港に係留されている。

氷川丸の絵を描く人たち

この日、山下公園では親子写生大会が行われていました。

さすが、参加者皆さん、絵が上手です。私も絵を描くのが好きなので、こんなイベントがあるなら参加してみたかったです。
とはいえ、レオが何をやりだすか考えてみたら、とても落ち着いて描いていられなかったとは思いますが。
多くの人が氷川丸を題材にしていました。

改めて、氷川丸

あらためて氷川丸です。
船体の下の部分が引き締まった黒で、一番底辺部分が赤。上部の甲板が白。
なかなか見た目にもカッコイイです。

氷川丸のプロペラについて

氷川丸のプロペラについて。

氷川丸にはエンジンがあったので、プロペラも2機ありましたが、航海を終えて係留改装工事を終えて現在はプロペラが外されています。以前は見える場所にプロペラがあったそうです。

氷川丸の船首
氷川丸案内図

館内案内図。

館内は「順路」に沿って歩いていけば、迷子にはなりませんが、結構広いんですよー。

さて館内。
映像ホールを通過した後、まず船内で最初に訪れたのは、

 

1等児童室

1等児童室(First-class Chirdren's room)

こちらはマルク・シモンの設計の
一等船客専用の遊戯室です。
スチュワーデスと呼ばれる子どもの世話係が託児を行いました。

 

 
児童室の絵1
 
児童室の絵2
 
児童室の絵3
 
児童室の絵4

遊戯室の壁の上部にある絵は当時のもの。レトロ感たっぷりです。

1等児童室の木馬

とても上等な木馬がありました!
ちょっと脱線してクラッシクな感じの木馬をPICK UP!してみました。


こちらはラジオフライヤーの木馬です。

現代風ですが、我が家の木馬です。日本製です。アンの初めてのクリスマスプレゼントでした。


チェコ製の木馬。ハンドル部分にブナ材、シート部にカバ材などを使うなど部位によって木にこだわり、適した材料を使っています。


ドイツ・ケラー社の木馬です。


たてがみのある木馬。アメリカ製です。

アンティークの木馬です。


フランスのムーランロティの木馬。皮シートがあります。

と、木馬が大好きな私、つい調べているうちに気合いが入ってしまいました。

話は氷川丸に戻します。

 

ダイニングサロン

1等船客専用のダイニングサロン

船幅いっぱいにとった広い場所です。アール・デコの装飾の豪華な部屋です。
やはりマルク・シモンの設計です。

ディナーの再現テーブル

常陸宮様が乗船された際のディナーの再現だったかな。
もうちょっと近付いて撮影しましたがよくわかりませんよね。

 

ダイニングサロン

ダイニングサロンのテーブル。

 

お船でランチ気分を味わいました。

休憩を兼ねて見学者が着席できるテーブルがあります。

 

ダイニングルームの天井

ダイニングサロンの天井です。

 

当時のメニュー

当時のメニューです。見にくいですよね。すみません・・・。

 

ドライカレーについて

船内の定番メニューでドライカレーがあったそうです。

 

チャップリンの話

チャップリンが氷川丸に乗船したことについて書かれています。

チャップリンが日本橋「花長」のお座敷天ぷらが気に入ったことをしり、氷川丸の料理人が「花長」で勉強した、ということが書かれています。
チャップリンは航海中、毎日天ぷらを食べたとか・・・。

どんな天ぷらか興味がありますよね。
調べてみました。現在はビルの中にあるんですって。老舗料理屋さんがビルの中!!

こちらの方の↓ブログで、この花長の天ぷらのことが書かれていました。
食べてみたいですね。

ウナノッテ日記
http://gourmet.jugem.cc/?eid=216

 

船内のソファ

これは以前からあるものではなくて、リニューアルオープンにともない導入されたものですが、船内のいたるところにソファがありました。
広くて迷路のようなところを歩き回るので、こんなちょこっと休憩できるところがあるのが大変嬉しいです。

 

氷川丸のタグ

氷川丸の手荷物用タグ

乗車券購入時に渡されました。大型トランクなど船内に持ち込めない物、航海中に必要な物、必要でない物などを分かるように区別された手荷物ラベルです。

 

喫煙ルームの天井

喫煙サロンの天井。

船内はどうしても暗くなりがち。
採光をどうとるかが設計の見せどころかもしれませんね。

 

昔のままのソファ

リニューアルした氷川丸の船内では、調度品の多くは改められています。
こちらの座席は喫煙ルームで実際に使用されていた物。但し、こちらはもっと古く天洋丸のものだそうです。
(氷川丸のものと思いこんでいましたが、ご指摘を受け、訂正しました。2008/05/10)
長い年月を経た皮の感じが、何か昔の物語を伝える気がします。

 

船内のバー

 

「みるくぷりーず!!」

 

バー(bar)コーナーです。

1等船室

1等客室

冷温水が出る洗面台、アメリカ製のスプリングベッド。

換気や空調も調節できる、当時の最新装置が使われていたそうです。

テーブルや椅子、船の揺れで倒れたりしなかったのでしょうか。
船の客室って狭いのが当たり前という感覚なので、このゴージャス度には驚きました。
豪華な船旅、余裕があったらしてみたいですね~。

特等船室


特等客室

常陸宮様や、チャップリンが宿泊した部屋です。

わかります?中に入るわけでなく、ドアのガラス窓から身をよじるように撮影しているので、見にくい写真になってしまいました。

1等客室より更に重厚感があるクラッシックなデザインになっています。

特別室のダイニングルーム

特等室の別室。
こんなところで優雅なお茶を飲むってどんな気分でしょうか。
浴室も専用のものがついています。 
 

甲板

甲板にあがります。
立ち入られる部分は限られていますから、船首の方までは歩くことができません。

 

氷川丸 船上1
氷川丸船上2
氷川丸船上3

結構どこでとってもカッコイイ写真になる気がします。

 

白灯台

氷川丸の横には有名な白灯台があります。1898年(明治29年)5月に設置されたものだそうです。
よく赤灯台とセットで説明されます。

赤灯台の写真は以前、こちらでアップしています。>>過去記事・横浜開港150周年記念、世界一周支援公演 その2

 

計器?

 


操縦室の計器。
モールス信号発信器

 


当時はやはりモールス信号が使われていましたか。

 

モールス信号っていうとエジソンがプロポーズに使ったというイメージが強いのですが。

船長室

 


船長室

 

ここは船長公室かな。
テーブルセットやデスクがあります。
それと別にプライベートルームや専用の浴室もあったと思います。

氷川丸の鐘

どんなときに鳴らしたのでしょうか。
鳴らしてみたら顰蹙を買うぐらい大きな音が出ました。
鳴らした私自身が驚いたくらいです。

 

??

奥の円の中には航海図がありました。

 

氷川丸を操縦

 

氷川丸船上4
2等船室

今更なんですが、
2等客室

充分泊まれますけど、1等と2等で随分違いますね。
もちろん、食事もまるで違うのだそうです。

 

氷川丸のデッキ

氷川丸のデッキ
ここには飲み物の自販機もあります。

 

氷川丸のデッキから見える眺望について

デッキから見える景色。

左から神奈川県庁、横浜税関、ランドマークタワー、クイーンズスクエア、赤レンガ倉庫、大桟橋です。
横浜税関

写真がありましたので、ちょっと解説。
左が、横浜税関(別名:クイーンの塔)です。


今も現役です。
 

 

wikipediaより、

横浜税関(よこはまぜいかん)は横浜市中区にある税関

 

東京税関の管轄外の東北地方南部、関東地方及びその周辺の県を管轄する。昭和28年(1953年)に東京税関を分離した。

本関庁舎は緑青色のドームがシンボルで、「クイーンの塔」として親しまれている。神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」のひとつに数えられる。横浜市認定歴史的建造物(平成13年度認定)。

  • 竣工年 –昭和9年
  • 構造規模 – SRC造、地上5階+塔屋

 

デッキを離れてまた、船内へ。

機関室の案内

機関室はこんなに広いんです。

8気筒ディーゼルエンジン2基搭載、と言われてもピンと来ない、メカ音痴な私です。
急に解説も元気が無くなります。

 

機関室1

上から下へ降りていく感じで見学します。

 

エンジンルーム2

 

触って良い場所がありました。
男の子ってこういうところが好きですよね。

レオは踏み台に上がっています。

エンジンルームの計器

 

 

なんとな~くカッコイイので撮影。

 

 

電話室

電話室です。

機関室内はエンジンが大音量で響いているため、操舵室との連絡に使いました。竣工当時からあるものです。

 

機関室で得意気なレオ

記事で紹介したのはもちろん、全てではありません。
これで大人¥200の入館料ですよ!?

見応えたっぷりだし、リッチな気分と横浜観光を存分にした気分が楽しめます。
見てまわるのに時間がかかるので、時間には余裕を持ってお出掛け下さい。

ちなみに同じ横浜の日本丸については3月に記事にしています。
過去記事>>日本丸メモリアルパーク

日本丸は実習船でしたので、また船内の印象が違いますよね。

日本郵船氷川丸(日本郵船歴史博物館と共通のサイトになります。)
http://www.nykline.co.jp/rekishi/

神奈川県横浜市山下町山下公園地先日本郵船氷川丸
電話番号:045-644-4362

開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(食実の場合は開館、翌日が休館)、臨時休館日あり
入館料:一般¥200、シニア(70歳以上)と小中高生¥100、障害を持つ方とその介護者1名は無料です。

アクセス:地下鉄みなとみらい線元町・中華街駅、山下公園口から徒歩3分。JR根岸線石川町駅または関内駅から徒歩10分