現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
先日、パパがホームセンターで、チューリップの球根の掴み取りをして9個のチューリップを頂いてきたので、その球根を植えてみることにしました。
園芸の知識がないので、ホームセンターで園芸担当の方に教えて頂いて「球根用の土」と「軽石」を買ってきました。家にプランターはあったので、そちらを使用します。
この日幼稚園から帰ったら球根を植える!と約束をしていたので、レオはお昼寝をしてしまって一緒に参加できなかったけど、アンとふたりで作業しました。
先ずはプランターの底に軽石を敷きます。
上のような軽石です。決して角質を取るものではないです。
(う・・・、アンのて、ばっちーです。)

軽石の上に、球根用の土を敷き、その上に球根を整列させています。
片側に寄っているのはあわよくば、足元にムスカリでも植えたいという気持ちがあったからです。ホームセンターには既にムスカリが売り切れだったんです。他のホームセンターを回りたいと思います。
チューリップの球根を植える深さは大体球根の丈の3個分だそうです。
ところでこの球根用の土、なんだか面白いんです。
まるで「うさぎの餌」のような形状をしています。
植えました。
この後、お水をたっぷり上げなくてはいけないんですけど、もう夕方なので水が凍って球根が凍えてしまう危険アリ!
お水は次の日から・・ということになりました。
今回は頂き物の球根ですけど、もし買うなら球根の選び方のポイント。
・傷や虫食いのチェック
・黴びていないか
・ビニール袋に入って売られているモノは、ネットなどに入れて風通しのよい直接陽が当たらないところに保存。
だそうです。
このプランターに9本のチューリップじゃ、ちょっと寂しいかな。
近いうち、お友達(の植物)を連れてこようと思います。
そうそう、私のフラワーデザイナー時代ですけど、チューリップを結婚式場の会場装花で使うこともありました。
会場のメインテーブルやゲストテーブルにお花のアレンジがありますよね?あのアレンジを作っていたんですが、これは前日の作業。ブーケやお嫁さんが身につけるヘッドドレスなどは当日の作業でした。
会場装花でチューリップを使うリクエストもあるんですが、前日に挿すことができないんです。翌朝見てみると、み~んなお花が上を向いちゃっているから。だから大体見当をつけておき、当日挿していました。
チューリップも普通の形と冠みたいに先端がとがったユリ咲きのタイプでは印象が違うんですよね。ですから、これも使い分けです。
ブーケにチューリップを使うとき、オアシスホルダーといって、緑色のスポンジのようなアレンジに使われている土台のブーケ用のモノがあるんですけど、これを使うことが多かったです。チューリップは茎も弱いし、時間が経つと自分で好き勝手な方向を向いてしまう
クセがあるので、チューリップの茎に細いグリーンのワイヤーを目立たないように挿して補強していました。
ブーケホルダーにはチューリップの茎を挿して、補強しているワイヤーを引っかけます。更に茎とオアシスの接着面にはアクアグルー(専用の接着剤)で固定します。だって、ブーケからお花が落ちちゃったら縁起悪いでしょ?
お嫁さんって舞い上がっているので、ブーケをぶんぶん、振り回しちゃう方も多いんです。ですから頑丈に仕上げなければなりません。
また、切り花のチューリップをそのまま束にしてようなナチュラルステム(自然な茎、の意味)ブーケにすることも多かったです。
チューリップが手にはいるのは限られた時期なりますので、ブーケでこれを使いたい!と思っても使えるとは限らないんです。1年中手にはいるのはバラやユリ、ユーチャリスなどになりますね~。
|
↑こちらがユーチャリス。
亡きダイアナ妃が挙式で持ったのがユーチャリスのブーケでした。
花びらが弱いので、ブーケ用には花首で入荷しています。花首にピック(ミニ試験管のような水入れ)をつけ、花の裏側に綿が当てられていました。
花壇のチューリップは4月くらいにならないとお目にかかれませんが、花屋さんでは12月頃から切り花が出回ります。