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日曜日、お花見最大のチャンスと思い鎌倉へ出掛けました。
鎌倉のどちらでお花見をするか悩みどころでしたが、子どもたちは車で通ることはあっても鎌倉上陸は初めて。
やはり鎌倉といえば、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)スタートが相応しかろうと出掛けてきました。
鶴岡八幡宮を知らない方のためにちょっとご説明させて頂きます。
源頼朝が鎌倉幕府を開く際に頼朝の祖先が縁の京都・岩清水八幡宮から分霊し、由比郷(ゆいごう)に祀った元八幡を今の場所に移して政権の中心地として完成させたのが今の鶴岡八幡宮です。
鎌倉幕府の儀式、行事はすべて、この鶴岡八幡宮が中心で執り行われ、その後の時代も徳川幕府などからも厚い信仰があり現代まで鎌倉のシンボルであり続けています。
もとは神も仏も祀る場所でしたが、明治維新の神仏分離令により、仏教系色が無くなりました。
四季折々の花や景色が美しく、敷地内に本宮・宝物殿、鎌倉国宝館、源平池、舞殿、神苑ぼたん庭園、大銀杏、旗上弁財天社、神奈川県立近代美術館といったたくさんの見どころを抱えています。
ひとつひとつ取り上げるには時間も取材も足りないので、今回は「さくら」の美しい、源平池についての記事になります。
大鳥居を抜けた先がひょうたん型の源平池。
右側が源氏池。
・小島が3つ(三=産・栄える)。・・正確には4つあるのを北条政子が特に3つの島をを三島と定めたそうです。
・白蓮が植えられていた。・・源平の旗色をイメージしたらしい。
・池自体が大きい。
左側が平家池です。
・小島が4つ(四=死・滅びる)。
・赤蓮が植えられていた。
・池が小さい。
ここからは語り口を減らし、是非見て頂こうと思います。
桟敷席?早い者勝ち。
池にかかるような枝振りの桜が見事です。
ゴイサギ?
こんなに近くで見ることも珍しいと思われるのは保護されているからでしょうね。
主人曰く、結婚式で使った鳩がこの白鳩ではないかと。
なるほど。
鯉の餌も売っていました。鯉が食べずに、鴨がやってきました。
但し、私たちは有料のぼたん園に入りそちらから桜を楽しんだので、ゆったりと楽しめました。こちらからの鑑賞がお勧め!
午前中はそれでもまだ混みごみとはしていませんでしたが、今から来る人たちは大きなお祭りの会場へ向かうかのような大勢の人が駅方面から向かってくるのが見られたのでかなりの人混みになったと思います。早い時間からのお出かけをお勧めします。来年の参考に!
敷地内ではカワヅザクラ、カンヒザクラ、シダレザクラなど約350本の桜があり、鎌倉内でも有名な花見スポットです。ただし、こういった場所ですから、ペットは禁止、宴会、お酒の持込などは禁止です。静かに楽しむのにふさわしい場所です。
鶴岡八幡宮
http://www.hachimangu.or.jp/index2.html
鎌倉市雪ノ下2-1-31
0467-22-0315
社務所 6:00~20:30
無休
宝物殿・ぼたん園などは有料
JR鎌倉駅徒歩10分
駐車場40台(1時間¥400)
鎌倉駅周辺は土日やハイシーズンにはとても混雑し、車で出掛けることはお勧めできません。周辺駐車場も高いうえ、渋滞から出るのが困難になりがちです。