現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
富士見高原の「ゆりの里」に行ってきました。
冬場、こちらのソリゲレンデを利用したことがあるのですが、夏場は初めて・・・。というか、ゆりの里は初めてです。これって最近からですか?パラグライダーをしているのは見たことがあったのですが。
サンメドウと富士見高原、どちらのユリを観に行こうかと思ったのですが、開花情報を調べたところサンメドウはまだのようだったので、富士見高原へ。
富士見高原の「ゆりの里」は大きく3箇所にゆりがまとまっています。
駐車場から見渡すことが出来る「ロマンスゆり園」。
その奥の林の中の「白樺ゆり園」。
リフトに乗った先の「展望ゆり園」です。
ユリは大きく2タイプ、すかしゆり系が今は見頃真っ盛りでした。
この時期を過ぎて、今後はオリエンタル系のゆりに変わっていくそうで、8月末まではゆりの園を楽しむことが出来るそうです。
最初にみることが出来る「ロマンスゆり園」はなだらかな斜面に位置し、前述したように駐車場から花を確認することが出来ます。黄色いゆりが殆どで、イメージはニッコウキスゲ・・。ゆりだぁ〜!と感動するにはやはり入場券を購入しないとなりません。
花は盛りですが、弱冠盛りを過ぎたゆりもありますので、よく見ると地面に色が薄くなった花びらが少々落ちています。でもでも、まだまだ充分きれい。こんなに広い範囲に黄色のゆりが咲くのをみると、叫びたくなるくらいの感動です。
次にはその先、白樺の多い林の中のゆり・・・、「白樺ゆり園」。最高の見頃を迎えています。ゆりは花の寿命が長いのでまだまだ満開真っ只中でいくでしょう。
こちらはよく整理された林の中をいろんな色の鮮やかなゆりが咲き乱れているのです。なんとも奥行きのある構成で、距離にして往復で1キロ。涼しく殆どが日陰のコースです。
高原の日陰ですから涼しく気持ちが良いです。なだらかなコースで体力のない方でもこちらのコースなら散策を楽しめると思います。が、ここにくるまでにロマンスゆり園も通ってきているでしょうから、あちらこちらに点在するベンチや椅子で休憩しながらゆっくり回って欲しいと思います。
こちらの「白樺ゆり園」までなら、大人は入場料¥1000で楽しめます。白樺ゆり園が一番のおすすめです。
リフトに乗ると「展望ゆり園」約200メートル標高があがります。リフト1日券大人700円。
急な斜面、冬場はスキーゲレンデなんでしょうがこちらに色分けされてゆり畑があります。赤系、白系、黄色系、ピンク系という感じでしょうか。ゆりも見事、展望も見事で、連なる山々や諏訪湖まではっきりと見渡すことができます。空が近くに見え、自分の空になったような錯覚を起こしそうです。
こちらはより気温が下がるでしょうから、より開花は遅めなのでしょうが。ばっちり満開です。
リフトでこちらの方が写真を撮ってくれます。
戻ってくる頃にはチケット売り場の手前に写真コーナーがあって、撮ってくれた写真が張り出しになっています。きれいに撮れていたんですが、1枚¥1000と高いので我が家は2組に分かれてのったので2枚買うとなると散財でとても買えませんでした。1枚¥500だったら2枚とも買うのになぁ。
(こんな斜面です。実際に目でみると写真で見るよりかなり急です。)
こちらの「展望ゆり園」はかなりの斜面にあり、距離的には大したことがなくても歩き回るのがなかなか大変です。間違ってもピンヒールなどは止めておいた方が良いと思います。
たっぷりゆりの美しさを楽しみました。
我が家は0歳児、3歳児も連れてこのゆりを観に来ましたが、正直な話、子連れにはしんどいです。ベビーカーは全く使えないし、3歳から子ども料金といえど、入場料もリフト代もかかります。3つの園を歩き回るには3歳児の体力ではやや大変で、ところどころパパは抱っこをねだられていました。
私はスリングで0歳児のレオを抱いたまま歩きましたがこれもかなり大変。私は運動は駄目ですけど、そういう方面の根性は自信があるのですが、赤ちゃん連れは少ないし見かけるのは一人っ子ちゃんでした。抱っこの代わりばんこができるならなんとかいけると思いますがきついですよ。
それでも歩く場所はチップが敷かれて、転んでもまず痛くないし、ぬかるみもなくよく整備されているので大人には良いコースです。歩きやすい靴をおすすめします。 大満足でした。もうちょっと安ければ助かるんですけどね。
チケット売り場からすぐのところに可愛い木の動物達が並べられていました。「鹿爺」というお店ですが、ここの店主のおじさん、やさしかったです。
思わず写真を撮ってしまいましたが、かわいいでしょ。この鹿ちゃんたち。
花よりスポーツならどうぞパラグライダーを!この時期、ゆりを観に来た人たちがきっと見るので注目度大です。