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2010年 今年のお節

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我が家のお節


元日、家で過ごしました。

昨年のお節に比べてグレードアップ。更に一昨年に比べると掛けられる時間が全く違う・・・。
子どもの成長に伴い、お節作りに集中できる時間が増えたというわけです。
更に私の料理のウデもアップしているかと思います。

なんてね!
私の母は縁起を担いで29日は買いだし。お節の支度はしないと決めているようですが、30、31日の2日間でお節を用意するのはなかなか大変だなぁ、と。
お節の事を調べていましたら、29日がダメとは書いていなかったんですね。
こういう謂われは、地方によっても家々によっても違うだろうし、私はご都合主義ですので、今年は29日からお節の支度をしました。つまり3日かかって作っています。

できるだけ、生協の食材を購入し、家にあるものを利用し・・・。
お金を掛ければ豪華にはなりますが、その辺りは頑張りすぎずに・・・。

では順番にクローズアップでご紹介します♪

一の重

一の重

栗金団 好きなのでレシピの倍量で作りました!ミョウバンを使ったあく抜きまではしませんでしたが、キレイな色に出来たし、とても美味しくできました。作り方は簡単だけど、裏ごしに時間がかかりました。
見た目から金の塊にみたて、経済的に豊かに生活できるように願ってお節に入れられています。

伊達巻き  初挑戦です。卵焼きさえ、10年くらい作っていなかったので卵焼き器と相性が悪く、結構焼き加減に手こずりましたが、味はGood。伊達巻き用の巻きすを 昔買ったのですが、母のところに行っているらしい・・・。普通の巻きすで巻きました。フードプロセッサーがないのでバーミックスでが~~~~。
巻いた形が書物を著し、学問、文化の繁栄を意味するんですって!

海老 生協で購入のブラックタイガーです。その代わりここに並べきれないほどたくさん買いました。我が家の羽振りがよくなると、車海老養殖→車海老天然→伊勢海老に変わるときが来るかもしれません。とりあえず無難にいり煮にしています。レオが海老大好きで、いきなり3尾抱え込んでいました。
腰が曲がっていて髯が長いことから、健康で長生きできるように願う意味があります。

黒豆 以前は1日掛けて作っていたのですが、圧力鍋で作ったので短時間で簡単に作れるようになりました。マメ(健康に、の意味)過ごせますようにという意味が込められています。

昆布巻き 今回は中にツナを使っています。ツナで作るのは初めてです。
これも伊達巻きのように、巻物にみたて学問の繁栄を祈る意味と、昆布を「よろこぶ」と掛けて縁起を担ぎます。

かまぼこ 「うさぎ」という飾り切りをしています。紅白の色合いが縁起がよいです。

田作り 作り方を間違うと飴になってしまいますが、毎年作っています。子ども達にも好評です。昔は田の肥料に使われていたかたくちいわしを使っています。五万俵も収穫できたことから「五万米(ごまめ)」と呼ばれるようになり、豊作を願う気持ちを表しています。

二の重

 二の重

いくら 柚子を器にみたてて。子だくさんから子孫繁栄の意味があるのかな?彩り的にもアクセントになるでしょう?

松風焼き これも毎年作っています。和風ミートローフですよね。本当は扇形に切った方がよいのですが、キレイに切る自信がないので長方形に・・・。芥子の実を振るところを白ごまで作りました。

鰆の照り焼き 出世魚のぶりの代用です。料亭の味!!

紅白なます 毎年作っています。これも柚子釜に盛りました。濃いor甘めのお節を食べるには箸休めとしてなますがさっぱりして美味しい!!京人参を使うとより鮮やかになるらしいのですが、普通の人参を使っています。
紅白をイメージし縁起が良いのと、根菜類を使うことで根を張る→しっかり栄えるという意味が込められています。

そのほか 夫の実家から送られてきたハムセットの中からミートローフと焼き豚をスライスして入れました。自分の作ったものだけでは3つのお重が埋まらなかった~!
 

三の重。

三の重

三の重は煮しめだけを入れました。
人参、里芋、筍、椎茸、ごぼう、くわい、蓮根、こんにゃく、絹さや
という9種をそれぞれ煮ていくのですが、10分煮たら砂糖をいれて、10分にて塩を入れて~なんて非常に手がかかるのです。キッチンタイマーがひとつしかないので時間の管理が大変でした。もうひとつタイマーが必要でした。
30日は煮しめくらいしか出来なかったので、来年は筑前煮にしても良いかも・・・。

お重はもう10年くらい使っているものです。
当時赤い漆のお重をさがしていましたが、これは破格で購入できる機会があったので黒いお重ですが購入しました。
赤は慶び事にしか使えませんが、黒は冠婚葬祭全てに使えます。
使えるけど今のところ幼○園の運○会とお正月にしか使っていません。
プラスチックやウレタン樹脂のものと違い、やはり風格がありますが重い。家で使う分には構わないのですが運動会に持っていくのはちょっと大変だったかな。昨年は運○会はお重を使うのを止めました。

それぞれたくさん作ったのでお重に収まらない分を漆器トレイに。

 

オードブル風

 
オードブル風にもりつけ♪
ここにのせたものはお重に詰めた物と同じです。
盛り方や器を変えると感じが変わりますね。

かまぼこはクジャク型に切ってみました。

お雑煮のお椀の中

お節を詰めるだけで1時間以上かかりました。(柚子釜の用意、オードブル風に飾る、かまぼこの飾り切りなどはお節に詰める作業の中でしていることなので。また昆布巻きや伊達巻きを切るのも詰める直前です。)
毎年のことですが、お雑煮には私があまり執着がないし、作る頃には集中力が切れているのでいい加減です。
写真もコレくらいしか撮っていませんでした。

お餅は魚のグリルで焼きました。
お餅がくっつくこともなく上手く焼けますよ。子どもの分は予めお餅を半分に切っておきました。

今回生麩のお花を使いました。
サラダほうれん草、絹さや、鶏もも肉、人参、椎茸、柚子、生麩
海老とか乗せるともっと豪華かな・・・。

この元旦のお節を頂いた後、またキレイにお重に詰め直し、片付け。
それから寝ちゃいました。

年越しした後就寝→部分月食をみるために起床。観察→初日の出を拝む→お節をお重に詰め、お雑煮を作る→みんなで食事→年賀状を拝見→爆睡
その後は年賀状

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