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Y150 ラ・マシン(巨大クモ La Machine)

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ラ・マシン

(ラ・マシン)

このところニュースでも話題になっています、 横浜開港150周年記念イベントである、横浜開港博(Y150)に出掛けてきました。あの赤字だらけになってしまった開港博です。

なぜ、開港博に巨大クモ?と思っていたのですが、一応は、

「横浜にとってふさわしい生命体」

横浜市は「クリエイティブシティ」構想を掲げており、同じく「クリエイティブシティ」であるフランス・ナント市と トゥールーズ市を拠点とする 「ラ・マシン」 との連携を図り、 世界の創造都市とのネットワークの拡大、 さらなる国際文化交流・芸術創造を目指すことから今回のプロジェクトが実現しました。
一方、「クモ」は「糸」で巣をつくる動物であり、きわめて創造的な生命体です。Y150のさまざまな会場をつなぎ 「横浜のゆめ」 をつむいでいくと同時に、 「Web = クモの巣」 型ネットワーク社会のシンボルとして「クモ」が 登場することになりました。

こういうくだりでした。なんだか強引。
こじつけのように思えなくもないけれど、そういうこじつけは私も得意だけど~。
それはそうと、開港博のイベント会場でイチバン面白かったのがここでした。

招待券

招待券を頂いたのです。4枚頂いたので、2枚はお世話になっているファミリーへプレゼントし、アン用の子どもチケット(¥800)だけを購入して入りました。

私たちとラ・マシン

フランスからやってきたラ・マシンはメイン会場(有料会場)に展示されています。
1日5回くらい、このラ・、マシンが公演するというので、しばらくメイン会場をぶらぶら~と周り時間つぶし。
このY150のラ・マシン以外の事は気が向いたら記事にしようかと思っていますが・・・・。

歩き回ったので、この日は足が疲れました。
クロックスで足を圧迫させなかったのは、正解だったと思います。
 

ラ・マシンの乗組員

ラ・マシンの使い手(パイロット)たち。

入場

公演(ショー)の時間になると、BGMに乗って使い手たちがやってきます。
 

乗り手

それぞれのポジションにつきます。
 

車部分

 

巨大クモの胴体ははまるでクレーン車のような重機に乗っかっているかのようです。

手足はリアルに動き、胴や頭さえ起こします。

ラ・マシン

 

巨大ぐもの大きさ 

・・レバーとペダルを駆使し、頭の上下・左右の動きに加え、光る目玉をギョロギョロ動かしたり、キバを動かしたりできる。多くの動きを連動させることにより、クモの表情をつくり出す。また、腹部の上下もここで行う。

触覚・・操縦席にあるふたつの操縦桿で操作する。ショーのときには頭の操作や特殊効果と連動して、クモの表情を表現する大事な役割を担う。

・・触覚と同様、操縦席にあるふたつの操縦桿で操作する。パイロットたちは操縦桿の複雑な操作を駆使してクモの微妙な動きまで表現している。全員の息が合わないとクモが生き物らしく動かないため、難しい操作と表現力を要求される。

外殻(シェル)・・クモの木の部分。大きな木の板をコンピューター制御のノコギリでカットしたあと、積み重ねて接着し、きれいに形を整えてある。オシャレな水玉模様が入っているので、チェックしてみよう。

操縦桿(ジョイスティック)・・操縦桿は前後左右のレバー操作と5つのボタンの組み合わせで4つ以上の関節を自由自在に動かすことができる。いろいろな動きを組み合わせて、クモの複雑な動きをパイロット達が表現する。

前輪・・クモのタイヤは自動車のタイヤと違い空気は入っていない。全部ゴムで出来ているこのタイヤは37tにもなる機体を含めたクモ全体の重量を支えている。また前輪は左右それぞれが90度回転して大きなクモをその場で回転させたり、歩く方向の舵取りなどを行う。

機体・・エンジンと発電機(ジェネレーター)を搭載した、クモを支える車体部分。前進・後進、左右の動き、またそのスピード管理を行う。クモ全体の回転・上下・前傾・後傾などもここで全て行う。

特殊効果・・3本のレバーやバルブ、スイッチ、ボタン、ペダルなどの機能を使い分け、水や空気の圧力計をみながら噴水を行う。噴水は口から3種類、お尻から1種類の噴射が可能。頭担当のパイロットが、頭の操作と一緒に全て一人で行っている。

腹部・・演技中は上下することにより、ダイナミックなクモの動きを表現したり、色々な角度でお尻から水を噴水する。また、効果音をだすこともできる。この中にはいくつかのサブタンクが入っており、水や空気を貯める働きがある。

エンジン・・クモのエンジンは2つ。1つめのエンジンはクモが動くための電気を作っている。2つめのエンジンは油圧(オイルを細い管などに通して押し出すことで、管の反対側に力を伝達すること)をコントロールしている。この油圧を使って、車輪や脚が動いている。

後輪・・前輪同様、全てゴムでできている後輪は駆動輪で、前進・後進、右と左が反対方向に回転できるようになっている。前輪の動きと連動してクモは小回りが可能となる。

補助輪・・前輪の回転を助け、クモのバランスをとる役割を担っている。

発電機・・クモを動かすために必要な電気をつくり出す。

水タンク・・この巨大なメインタンクには水が約1t分入る。この水はポンプを使ってクモのお腹の中にあるもうひとつのタンクに汲み上げられる。クモが水を吐いてお腹のタンクが空になると、自動的にメインタンクからくみあげられる仕組みになっている。

 

ラ・マシン 足

想像していたより、近くを通ります。
がし~ん!目の前にクモの脚が降りてきました。こんなのが頭の上に降ってきたら死んじゃいます。

 

ラ・マシン 後方

 

水をはき出す

蜘蛛の巣を張るように、時々前触れもなくお尻から水を吹き出します。カメラ注意!

横浜開港博 (2009/04/28~09/27)
http://event.yokohama150.org/

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