ヘンデルのメサイヤ、ハレルヤコーラス

クリスマスのオブジェ


クリスマスに関するお話しを時々、お伝えしています。
今日のトピックは♪ 「メサイヤ」(救世主という意味)。
偉そうに蘊蓄を書きますが、これまた教会で聞いたお話しに裏付けをとって書いているだけですのでネタ元があります。ご容赦を。

クリスマスシーズンのコンサートではあまりに有名なメサイヤ。
その昔、東女のメサイヤのコンサートを聴きに行き、自分の知っているのはメサイヤはほんの一部分だったと思い知ったのですが、
全部聴くと2時間半にもなるんです!

ハレルヤコーラスといった方がわかりやすいですよね。
「ハーレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」
という部分はどなたでもきっと聴かれたことがあると思うのですが、
この曲、17世紀後半のドイツの作曲家、ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Händel)の作曲です。

ハレルヤ~の部分は、イエス・キリストの復活を喜んでいる場面です。
ハレルヤ・・「主よ、ほめたたえよ。」と意味なのですが、私が中学か高校かで習ったときには「神様、万歳!!」って習いましたね。

メサイヤは救世主が現れるという預言と、誕生。
受難と贖罪、復活。
そして永遠の命という3部構成で各60分、60分、30分で演奏、合唱されます。

イギリスで帰化し活躍し、人気作曲家、ジョージ・フレデリック・ヘンデル(単なるドイツ名を英語読みしただけです。)として何日も寝ずに作曲活動をしていたと言われています。よく食べ、よくお酒も飲み、タバコも嗜み、そして運動不足。
これで病気にならないわけがない。今でいう、生活習慣病ですね。
彼は52歳で脳溢血で倒れます。

・・・人気も陰り、仕事もなく・・、そして脳溢血が原因で半身不随になってしまったヘンデルは絶望し悲観します。
しかし、ある時友人からオラトリオ「メサイヤ」(オペラと近いものと思って貰って良いです。)の作曲を頼まれ、引き受けることになります。

「メサイヤ」は(聖書)イザヤ書の40章1節の預言者の言葉から始まります。
「慰めよ。私の民を慰めよ。とあなたたちの神は言われる・・」

このオラトリオの台本は、聖書の言葉から成り立っていたのです。
ヘンデルは感じたのです。

自分のように悩んでいる人にも、力づけてくれる神がいる。
絶望していた自分の為にあるようなオラトリオの言葉に感動し、夢中になって2時間半もの長い曲を、3週間と3日で書き上げてしまったそうです。

メサイヤのメロディーには、ヘンデルの気持ちがこもっているのですね。
メサイヤのことを調べていましたら、素晴らしいまとめサイトを見つけました。

メサイヤってどんな曲?
http://homepage3.nifty.com/oma/messiah/kaisetsu.html

因みに・・・、
ヘンデルの他のクリスマス曲を知っていますか?
「もろびとこぞりて」

ヘンデルの作曲・・と言われていますが、それは誤解です。
本当の作曲者はローウェル・メイソン。
彼はヘンデルを尊敬し、楽譜に「ヘンデルの曲を元に作った・・」というような言葉を残したのが誤解の原因のようです。
なんとな~く、メサイヤの一部分に似たような部分も、指摘されればなるほど、と思わなくもないのですが、決して盗作のようなレベルでも編曲というようなレベルでもなく、独立した讃美歌だと評価されています。

その似た部分についての説明は
http://okwave.jp/qa/q5335818.html

にありますが、リンク先が無くなることも考えられるので、抜粋させていただきます。

メサイア第2部(第33曲)
CHORUS:Lift up your heads, O ye gates
メサイア第1部(第17曲)
CHORUS:Glory to God in the highest
などから、主旋律の着想を得て、
天啓の元、作曲しました。

メサイヤを聴きに行くご予定がある方は、ぜひ、聖書のどの部分が唄われているか、予め学習をして行かれると楽しみが増えるかと思います。

メサイヤを1記事で紹介するのはとてもやりきれる作業ではありませんが、ご興味のある方はぜひ、色々調べて見て下さい。きっとクリスマスの過ごし方がもっと豊かになると思います。

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