なんと、こちら一般の入館料が¥200。幼児は無料なので我が家のファミリー4人で入場料が計¥400のというわずかな出費でしたが、見応えがあって大満足で帰ってきましたので、消化に時間がかかり記事が遅くなってしまいました。
横浜の新しい人気観光スポットになること間違いなし、です。
ただ、船の中はのぼったり、降りたりがありますので、ベビーカーの使用はできません。赤ちゃん連れの方は抱っこ紐、おんぶ紐等ご用意下さいね。
氷川丸(ひかわまる)は、日本郵船が1930年に竣工させた日本の12,000t級貨客船。
北太平洋航路で長らく運航された。 世界的には傑出した存在ではない中級サイズの貨客船ではあるが、その接客設備とサービスの優秀さによって太平洋を往来する著名人たちに愛用され、数多くの逸話を残した船として知られる。
多くの日本商船が喪失された太平洋戦争でも沈没を免れた数少ない大型船で、戦後も1960年まで北太平洋航路で運航を続けた。引退後も保存され、2008年現在も横浜市山下公園前の横浜港に係留されている。
この日、山下公園では親子写生大会が行われていました。
さすが、参加者皆さん、絵が上手です。私も絵を描くのが好きなので、こんなイベントがあるなら参加してみたかったです。
とはいえ、レオが何をやりだすか考えてみたら、とても落ち着いて描いていられなかったとは思いますが。
多くの人が氷川丸を題材にしていました。
あらためて氷川丸です。
船体の下の部分が引き締まった黒で、一番底辺部分が赤。上部の甲板が白。
なかなか見た目にもカッコイイです。
氷川丸のプロペラについて。
氷川丸にはエンジンがあったので、プロペラも2機ありましたが、航海を終えて係留改装工事を終えて現在はプロペラが外されています。以前は見える場所にプロペラがあったそうです。
館内案内図。
館内は「順路」に沿って歩いていけば、迷子にはなりませんが、結構広いんですよー。
さて館内。
映像ホールを通過した後、まず船内で最初に訪れたのは、
1等児童室(First-class Chirdren's room)
こちらはマルク・シモンの設計の 一等船客専用の遊戯室です。
スチュワーデスと呼ばれる子どもの世話係が託児を行いました。
|
|
|
|
|
|
遊戯室の壁の上部にある絵は当時のもの。レトロ感たっぷりです。
とても上等な木馬がありました!
ちょっと脱線してクラッシクな感じの木馬をPICK UP!してみました。
現代風ですが、我が家の木馬です。日本製です。アンの初めてのクリスマスプレゼントでした。
チェコ製の木馬。ハンドル部分にブナ材、シート部にカバ材などを使うなど部位によって木にこだわり、適した材料を使っています。
アンティークの木馬です。と、木馬が大好きな私、つい調べているうちに気合いが入ってしまいました。
話は氷川丸に戻します。
1等船客専用のダイニングサロン。
船幅いっぱいにとった広い場所です。アール・デコの装飾の豪華な部屋です。
やはりマルク・シモンの設計です。
常陸宮様が乗船された際のディナーの再現だったかな。
もうちょっと近付いて撮影しましたがよくわかりませんよね。
ダイニングサロンのテーブル。
休憩を兼ねて見学者が着席できるテーブルがあります。
ダイニングサロンの天井です。
当時のメニューです。見にくいですよね。すみません・・・。
船内の定番メニューでドライカレーがあったそうです。
チャップリンが氷川丸に乗船したことについて書かれています。
チャップリンが日本橋「花長」のお座敷天ぷらが気に入ったことをしり、氷川丸の料理人が「花長」で勉強した、ということが書かれています。
チャップリンは航海中、毎日天ぷらを食べたとか・・・。
どんな天ぷらか興味がありますよね。
調べてみました。現在はビルの中にあるんですって。老舗料理屋さんがビルの中!!
こちらの方の↓ブログで、この花長の天ぷらのことが書かれていました。
食べてみたいですね。
ウナノッテ日記
http://gourmet.jugem.cc/?eid=216
これは以前からあるものではなくて、リニューアルオープンにともない導入されたものですが、船内のいたるところにソファがありました。
広くて迷路のようなところを歩き回るので、こんなちょこっと休憩できるところがあるのが大変嬉しいです。
氷川丸の手荷物用タグ。
乗車券購入時に渡されました。大型トランクなど船内に持ち込めない物、航海中に必要な物、必要でない物などを分かるように区別された手荷物ラベルです。
喫煙サロンの天井。
船内はどうしても暗くなりがち。
採光をどうとるかが設計の見せどころかもしれませんね。
リニューアルした氷川丸の船内では、調度品の多くは改められています。
こちらの座席は喫煙ルームで実際に使用されていた物。但し、こちらはもっと古く天洋丸のものだそうです。
(氷川丸のものと思いこんでいましたが、ご指摘を受け、訂正しました。2008/05/10)
長い年月を経た皮の感じが、何か昔の物語を伝える気がします。
バー(bar)コーナーです。
1等客室。
冷温水が出る洗面台、アメリカ製のスプリングベッド。
換気や空調も調節できる、当時の最新装置が使われていたそうです。
テーブルや椅子、船の揺れで倒れたりしなかったのでしょうか。
船の客室って狭いのが当たり前という感覚なので、このゴージャス度には驚きました。
豪華な船旅、余裕があったらしてみたいですね~。
特等客室。
常陸宮様や、チャップリンが宿泊した部屋です。
わかります?中に入るわけでなく、ドアのガラス窓から身をよじるように撮影しているので、見にくい写真になってしまいました。
1等客室より更に重厚感があるクラッシックなデザインになっています。
特等室の別室。
こんなところで優雅なお茶を飲むってどんな気分でしょうか。
浴室も専用のものがついています。
甲板にあがります。
立ち入られる部分は限られていますから、船首の方までは歩くことができません。
結構どこでとってもカッコイイ写真になる気がします。
氷川丸の横には有名な白灯台があります。1898年(明治29年)5月に設置されたものだそうです。
よく赤灯台とセットで説明されます。
赤灯台の写真は以前、こちらでアップしています。>>過去記事・横浜開港150周年記念、世界一周支援公演 その2
操縦室の計器。
当時はやはりモールス信号が使われていましたか。
モールス信号っていうとエジソンがプロポーズに使ったというイメージが強いのですが。
船長室。
ここは船長公室かな。
テーブルセットやデスクがあります。
それと別にプライベートルームや専用の浴室もあったと思います。
どんなときに鳴らしたのでしょうか。
鳴らしてみたら顰蹙を買うぐらい大きな音が出ました。
鳴らした私自身が驚いたくらいです。
奥の円の中には航海図がありました。
今更なんですが、
2等客室。
充分泊まれますけど、1等と2等で随分違いますね。
もちろん、食事もまるで違うのだそうです。
氷川丸のデッキ。
ここには飲み物の自販機もあります。
デッキから見える景色。
左から神奈川県庁、横浜税関、ランドマークタワー、クイーンズスクエア、赤レンガ倉庫、大桟橋です。
写真がありましたので、ちょっと解説。
左が、横浜税関(別名:クイーンの塔)です。
今も現役です。
wikipediaより、
横浜税関(よこはまぜいかん)は横浜市中区にある税関。
東京税関の管轄外の東北地方南部、関東地方及びその周辺の県を管轄する。昭和28年(1953年)に東京税関を分離した。
本関庁舎は緑青色のドームがシンボルで、「クイーンの塔」として親しまれている。神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」のひとつに数えられる。横浜市認定歴史的建造物(平成13年度認定)。
- 竣工年 -昭和9年
- 構造規模 - SRC造、地上5階+塔屋
デッキを離れてまた、船内へ。
機関室はこんなに広いんです。
8気筒ディーゼルエンジン2基搭載、と言われてもピンと来ない、メカ音痴な私です。
急に解説も元気が無くなります。
上から下へ降りていく感じで見学します。
触って良い場所がありました。
男の子ってこういうところが好きですよね。
レオは踏み台に上がっています。
電話室です。
機関室内はエンジンが大音量で響いているため、操舵室との連絡に使いました。竣工当時からあるものです。
記事で紹介したのはもちろん、全てではありません。
これで大人¥200の入館料ですよ!?
見応えたっぷりだし、リッチな気分と横浜観光を存分にした気分が楽しめます。
見てまわるのに時間がかかるので、時間には余裕を持ってお出掛け下さい。
ちなみに同じ横浜の日本丸については3月に記事にしています。
過去記事>>日本丸メモリアルパーク
日本丸は実習船でしたので、また船内の印象が違いますよね。
日本郵船氷川丸(日本郵船歴史博物館と共通のサイトになります。)
http://www.nykline.co.jp/rekishi/
神奈川県横浜市山下町山下公園地先日本郵船氷川丸
電話番号:045-644-4362
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(食実の場合は開館、翌日が休館)、臨時休館日あり
入館料:一般¥200、シニア(70歳以上)と小中高生¥100、障害を持つ方とその介護者1名は無料です。
アクセス:地下鉄みなとみらい線元町・中華街駅、山下公園口から徒歩3分。JR根岸線石川町駅または関内駅から徒歩10分

日記・雑談(主婦)Rankingにエントリー中です。1日1クリック応援お願いします!




コメント (16)
初めまして、当方の海文堂出版の「氷川丸とその時代」(郵船OB氷川丸研究会編)の紹介ブログへのトラックバック有難う御座います。
当方からは、船内の見学ブログと言うことで、4月19日の特別内覧会の総集ブログからトラックバックを返しました。
氷川丸の今回のリニューアルは、細かいことを言えばいろいろとありますが、総論としては、よく復元できていると思います。
私の方のブログにも書いてありますが、現存する水に浮んでいる客船としては、世界で一番古い船ですので、これからも末永く維持・保存して欲しいと思います。
あと、ゴメンナサイ
マニアックなことを書きますと、1等喫煙室の椅子は、氷川丸のものではありません。
もっと古いです。
詳しくは、
http://minkara.carview.co.jp/userid/106065/car/20256/863780/photo.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/106065/car/20256/863821/photo.aspx
を、ご覧下さい。
書き込み時、何回かエラーになっていますので、多重投稿になっていたら、ご容赦下さい。
投稿者:どんみみ | 2008年05月09日 23:13
これで200円は確かに安い!!!
まだ行ったことがなかったのですが、
こんなに見どころがあるとは知りませんでした!
今度行ってみようと思います。
投稿者:YAS | 2008年05月10日 00:25
よく入れましたね~♪
GW後半は長い行列ができていたのでパスしてしまいました。
氷川丸が閉鎖される前の様子とは随分変わって、きれいにリニューアルされてます♪
当時は、朽ちてるといえるくらいの状態でしたから…。
やっぱり入ればよかったかな…。
船体の色、僕が子供の頃は黒ではなくて、グリーンだったので、氷川丸といえば、グリーンの船体を反射的に思い出すのですが、黒がすっかり定着しました。
日本郵船氷川丸となったのに伴い、クイーン・横浜税関の近くの日本郵船の博物館も一度、見に行きたいと思ってます♪
投稿者:ゆ~ちゃん♪ | 2008年05月10日 01:11
ご指摘、ありがとうございました!
お礼コメントに伺いたかったのですが、メンバー登録していないとコメントが掛けないようで、仕組みがよく分からないので、すみません、こちらで返信させて頂きます。
記事を書く時はメモ等を頼りにしているのですが、抜けてしまったようです。教えて頂き、ありがとうございました!
コメント投稿も何度もして頂いたようですみません。
最近、サーバーが負荷に耐えられなくなってきているので、ちょこちょこ対策をしていますが、まだ充分ではないようです。
特別内覧会にいかれたんですね~。
いいなぁ!!
オープン間もない連休の最初の方だったので、結構混雑していました。
オープンの時の先着200名のドライカレーも食べてみたかったです。
投稿者:★どんみみさん | 2008年05月10日 08:22
まず、¥200という金額にびっくりしました!!
事前学習をしていなかったので、中をみてびっくりですよー。
非常に見応えがあって素晴らしいです。
入口で入場制限をしているので、船内が必要以上に混雑することもなく、快適に楽しめましたよ!!
次回の横浜ではゼヒ!!
私はすごく面白かったです。
投稿者:★YASさん | 2008年05月10日 08:28
オープンしてすぐゴールデンウィークということで、人出が気になっていましたが、それほど長蛇ということもありませんでした。しかも入場制限をしていたので、船内(館内?)も比較的ゆったり見てまわることができて、快適でした。
グリーンの船体だったんですね。
私も子どもの頃から横浜は来ている筈なんですが、当時はあんまり船に興味が無くて。
グリーンの頃の姿を覚えていらっしゃるのが羨ましいです。
日本郵船の博物館とセット料金がありますし、シーバスに乗車するとその半券で更に安くなったと思います。
まぁ、でもどちらも入館料が安いですよね。
投稿者:★ゆ~ちゃん♪さん | 2008年05月10日 08:46
はじめまして。
TB、ありがとうございます。
氷川丸の内部って、こうなっているんですね!
ン十年昔(笑)親に連れられて中に入った事は覚えてますが、内部は余り記憶に残っていないので。
機会が有れば、私も内部に入って見ようと思います。
では、今後も御贔屓に(笑)
既に御存知かも知れませんが、懇意にして頂いている写真家が氷川丸の写真集を出します。
ご参考までに。
http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/
投稿者:photo_artisan | 2008年05月11日 01:36
いやあ、すばらしい情報ありがとうございます。
最高です。小学校の遠足以来乗った事のない氷川丸。
すごいですね。夢がありますね。
乗りたくなりました。
ぜひ行って見たいです。
三笠もそれなりに面白かったのでが
客船はまた、いいですね。
乗り物好き(鉄道、飛行機、船、車)など
好きなyottyanでした。
これで200円は絶対に安い。
1500円くらい取られるのかと思いました。
投稿者:yottyan | 2008年05月12日 00:14
今晩は!コメント返信おそくなってすみません・・!
photo_artisanさんのお写真の素晴しさにため息でした!
ご紹介していただいた方のブログを以前拝見したことがあります。
氷川丸の写真集を出されるんですね!
わぁ~、観てみたいです。
私のブログでは主人の撮ったものと私が撮ったものとごちゃまぜで載せているのですが、記録としての撮影なので、本職の方にお見せできる物ではないのですが、メモ帳だと思っていただければありがたいです。
こちらこそ、今後もよろしくお願いします。
投稿者:★photo_artisan さん | 2008年05月12日 21:57
yottyanさんはよく横浜に行かれていますよね?
ぜひ、観に行ってみて下さい。
本当に夢がある感じです。
私は歴史が好きだったので、こういった歴史を感じさせる物が大好きで本当に嬉しくなりました。
それにこうして丁寧にメンテナンスされている船をみて、すごく嬉しかったです。
¥200で見せてくれるなんて、良心以外の何ものでもありません。
私は子どもが生まれるまでは乗り物にそれほど興味がなかったのですが、子ども目線で観ているうちに思いっきり乗り物好きになりました。
ブログタイトルも乗り物編は「鉄子の部屋」にしようかと思ったくらいです。
あ、でもそれは船とはちょっとずれますけど・・。
遠足で行かれているんですね。
だったら、きっと蘇ってくる記憶もあるかもしれませんね?
投稿者:★yottyanさん | 2008年05月12日 22:01
ずいぶん内容の濃いレポートありがとうございました。氷川丸リニュアール後のことが良く把握できました。
内装をかなり手を加え、古き良き時代の北米航路の頃に戻したということでしょうか。子供さんも触ることが出来ると喜びますね。とにかく観光資源が戻ってきてありがたいという感じです。
次の横浜へは6月1日「開港祭」がありますがので、昨年同様 出かけようかな?・・と思っているところです。
投稿者:gumizaki | 2008年05月16日 23:00
以前の氷川丸をよく知らないのが残念です。でも、氷川丸がどんなに愛されてきたのかはよく分かりました。そしてどなたが入館料(?)を決められたのかはわかりませんが、非常に良心を感じました。
横浜は開航150周年で盛り上がっていますよね。きっと開航祭というのも盛り上がるのでしょうね!!
是非、レポートを拝見したいです。
投稿者:★gumizakiさん | 2008年05月17日 21:55
初めまして、のんといいます。
トラックバック、ありがとうございました。
私は、山下公園界隈にはよく行きますが、氷川丸に乗った
のは初めてでした。
もっと早く乗っておくべきでした(笑)
乗船した日は人出が多く、ゆっくりも出来なかったので、
後日、また乗りました。
写真を拝見しながら、あぁ、そうそうこうゆうのがあった
なぁ、なんて、楽しくなりました。
投稿者:のん | 2008年05月19日 21:44
はじめまして。
すばらしいTBをありがとうございました。
詳しくてとても参考になります、今度は友人たちと
出かけようと思って下見のつもりでしたが、結構広くて
見所満載でしたので、―こちらの記事をコピーさせて
もらってよろしいでしょうか?
投稿者:すぴか | 2008年05月20日 10:04
こちらこそコメント、ありがとうございます!
私もリニューアルオープンしてすぐに行ったのですが、入場制限があったので、想像していたよりもゆったりみられました。でも、やはり混雑している場所もありましたので、また改めて観に行っても良いかなぁ、と思いました。
氷川丸の歴史なども事前にはまるで知らなくて、メモなどとりながら回っているうちに楽しくなってしまって、本当に見応えがありましたよね~。
私も横浜には比較的よく行くので、また記事をちょこちょこ書いていこうと思っています。よろしくお願いします。
投稿者:★のんさん | 2008年05月20日 19:19
本当ですね。見所満載で私も驚きました。
とても興味があったので、メモなど取ってきて記事にしました。
お友達と回られるんですね。
事前に下見されてご案内されるなんて、お友達も喜ばれるでしょう。記事のコピーをお持ちになるということでしたら、どうぞ役に立つようになさって下さい。
コメントありがとうございました!
投稿者:★すぴかさん | 2008年05月20日 19:22