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打ちのめされるようなすごい本
posted withamazleton 07.07.11
米原 万里
文藝春秋 (2006/10) 売り上げランキング: 25460
おすすめ度の平均:
いやはや毒があります
本好きの人はぜひご一読を
ごめんなさい・・・ |
このタイトルに惹き付けられました。
どんな本なのかもよく知らず、図書館にリクエストして借りてきました。
著者の米原万里さんのこと、テレビを4年位殆ど見ていない私はよく知らなかったんですが、写真をみると見たことがある気がする・・・。(TBSなどでコメンテーターなどされていたらしいです。)
ロシア語の通訳の第一人者の米原万里さんの1995~2005年までの読書日記と「週刊文春」で連載していた自身のがん闘病記録なのです。
その甲斐なく、2006年5月に他界されてしまうのですが・・・。
読書が大好きな私。
授乳しながらよく本を読んでいる悪い母なのですが、最近息子ったらおっぱいが欲しくなると私がその時読んでいる本を持ってきて渡すんです。
本を読め、そしておっぱい出せ!ってところなんでしょう。
ながらな母でごめんね。
この本もタイトルで惹かれてリクエスト。(つまり買っていません。)
打ちのめされるような本に出会いたかった私だったのです。
書評ですからネタバレしないように本のエッセンスを紹介して、尚且つ評価を書かなくてはならないわけで、「要約」するのとはわけが違います。
米原さんのこの本が「打ちのめされるような本」ではなくて、米原さんが打ちのめされた本を紹介しているのです。
こんな優秀な人が紹介するような本、私に読めるのかしら・・、なんて思っていましたが書評は世間話の如く軽く書かれていたので、私はタイトルと著者名をメモしながら読んでいきました。本は分厚いけれど、2,3日で余裕で読めます。
私が以前こちらでおススメした、
「女盗賊プーラン」プーラン・デビィ→記事はこちら!
「ものがたり風土記」阿刀田高→記事はこちら!
も紹介されていて、私もすごく嬉しくなりました。
プーランについては読み出したら最後まで止められない、とありましたが私もこの本には打ちのめされました。
読書日記にはロシアに精通しているだけあって、ロシア関係の本も多かったです。それから推理小説、歴史考証小説、政治絡み・・・ジャンルは様々。
ただ政治絡みの本になってくるとこの方、お父様が共産党の参議院議員だったこともあってか、かなり熱くなっていくので、その辺りがついていけないこともあるかと思います。
それから本の好きな方なので、卵巣がんになったことが分かると様々ながんに関する本を読んで、いいと思うものをどんどん試して行くんです。がん治療について自分の身体で人体実験状態です。
この書評についてはかなり辛口です。だって切羽詰っていますから。
そして自分が納得いかないと、著者のところまで話を聞きにいったり、セカンドオピニオンを求めたり。必死さからお医者様を相手に聞くに聞けない部分を聞いて相手の怒りを買って「お金は返す、もう来るな!」まで言われたり・・・。
暗さはないけれど、病気って残酷ですね。
竹を割ったような痛快な文章なので、この方の自身の他の本を読んでみたいなと思いました。
ちなみに私、こちらの本からメモをとり、読んだ本をご紹介です。↓
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トマス・H. クック Thomas H. Cook 村松 潔
文藝春秋 (2000/05) 売り上げランキング: 219155
おすすめ度の平均:
人の心に巣食う闇
色んな意味で手放したくなくなった。
怖ろしい物語 |
トーマスクック?時刻表??と最初思ったと米原さんが書かれています。私もそういう発想をしたクチなのですが、そんな冗談はまるで受け付けてくれない本です。
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謝々!チャイニーズ―中国・華南、真夏のトラベリング・バス
posted withamazleton 07.07.11
星野 博美
情報センター出版局 (1996/01) 売り上げランキング: 60205
おすすめ度の平均:
生きていく中国人
水を得た魚
中国の人とのつきあい |
中国に見せられた著者が一人旅。 日本人が歩いている世界は「地球の歩き方」の上であって地球の上ではない、と彼女が言うように、知らない中国を見ることができます。 中国、って一言にいいますが、住んでいる地域でこんなに違うし、日本人を知らない人たちもいるんですよね。 その生活ぶりも考え方も私の知らない世界でした。 なぜ、中国人が日本に来ることが困難なのか初めてわかりました。日本に来れば金持ちになれると信じる中国人、来て見た中国人、中国のいろんな部分がみられます。 |
リストの中から20冊以上の本をピックアップした私、そしてリクエストでまず手に入った2冊の簡単な感想です。(他の本がまだ来ない~。)
「謝々!~」の方は面白いけど、話の内容が少し昔だなぁ、と思う部分がありますね。考えてみたら米原さんの1995年からの書評となると、書かれたのはその前の本だったりするわけで、リストの本の中でも古さを感じる本がきっと出てくるかと思います。
しかし私のように図書館で本の背表紙とにらめっこがなかなかできない状態の場合、人から面白いと紹介された本は自分でも読んでみたくなるのです。
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ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 (文春文庫)
posted withamazleton 07.07.11
立花 隆
文藝春秋 (2003/05) 売り上げランキング: 9345
おすすめ度の平均:
好奇心の宝庫
知の巨人たるゆえん
間違いなく星五つである |
父の持っていた本なのですが・・・。
こちらからもピックアップして本を読んだことがあります。
それは1年以上前のハナシなのですが、こちらの書評は面白くて読んでみたくなるんですが、図書館でも手に入らない本や高価な本が多いのがちょっと残念。
ただすご~く難しいジャンルの専門書などを幅広く読まれているようで、さすがは立花さん!とひたすら感心するのでした。
こちらの書評自体も面白く、自分までも賢くなった気になれます。
辰巳渚さんの
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辰巳 渚
宝島社 (2005/12) 売り上げランキング: 66477
おすすめ度の平均:
すぐ捨てたくなります
不確実な未来に
モノを持つということ |
はこの本の中で一番メッタ切りにされていました。
私、この本もどういうわけか買ったわけでもないのに持っています。父か母から借りたままになっているようです。(友人から借りた本はちゃんと返していますよ!貸さないなんていわないで~。)
まぁ、確かに自分のものから捨てないで、だんな様のものから許可も取らずにどんどん捨てていくって、鬼嫁かも。
私も鬼嫁かも知れませんが、そこまでしたことがありません。
本を読みたいけど本探しが出来ない方、是非参考に!!

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いやはや毒があります
ごめんなさい・・・
人の心に巣食う闇






























コメント (4)
ばんは。
そ、そうですよ。万理毒に侵されますよ。
米原万理さんが昨年亡くなられて、NHKがそのあと
すぐにレイディオで生前に出演されたときの録音を
放送しました。TVとかでもよく出られてて知ってました
が、なんか辛口の畏れおおい人だと思ってました。
すぐに本屋さんで5冊ほど買ってきて読みました。
猫好きの、大食いの、狸顔のおばさんでしたw。
私のHPの絵日記2006年11月と12月に
ちょっとだけ載せてます。惜しい人を亡くしました。
投稿者:cage | 2007年07月11日 23:43
経歴をみるとすごく畏れ多いし、思ったことが流れるように口に出るタイプで、直接お目にかかったら何を言われるだろう・・と言うくらいはっきりした方ですよね。
でも面白かったです。
この本は書評なだけに一つ一つが短いので読みやすいです。
こんなにエネルギーがあって有能な人なのに本当に残念ですよね。
cageさんも書かれていましたか!後ほど記事を探しに行きます。cageさんのところは記事が満載だから探すのに手こずるかもしれませんね。
え?米原万里さんって大食いなんですか??
投稿者:★cageさん | 2007年07月11日 23:55
おは。
そうです、大食いですw。
私は、万里さんの本については
絵日記よりも、はてなダイアリィに
ちょっと詳しく感想を書いていました。
それは【必笑小咄のテクニック】っていう
本についての感想です。
この【打ちのめされるようなすごい本】は
まだ読んでないから、お金入り次第?
買いに走るつもりですw。
投稿者:cage | 2007年07月12日 12:19
「他諺(たげん)の空似」を読みました~。
諺がテーマなんですが、きわどいハナシばかりが例に挙げられて、その後はユーモアはあるものの大まじめに解説?されていました。
いや~、すごい書き方をされる人です。
新鮮です。
同時通訳などはすごくエネルギーがいるみたいなので、食べないともたないんでしょうね~。
それに本もパワーがあるし~。
投稿者:★cageさん | 2007年07月14日 07:26